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江東区 旭湯

2021.6.11.

今日の二軒目。金曜日の夜はハシゴ銭湯が捗る。いや、曜日関係ないか。
一軒目から歩いて10分ほど。何のお店か一見するとよくわからない外観の前をてくてく。スナックなのかな?

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スナックといえば、学生時代に中野のスナックでアルバイトをしていたが、経験としては面白かったなあ。中野という町のセレクトも、家から近いという理由だけではあったが、よかったのかもしれない。

ちなみに、次のお店で60軒目。
都内も490軒を切り、487軒となってしまったようだ。いずれお遍路5周目にも入るのだろうけれど、5周目のスタンプ帳の終わりまで銭湯が残っていてくれるのと、私の覇気と、どちらが持ちこたえるのだろうか。
というわけで到着し、裏側をパシャリ。いい感じの外観だ。

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看板もいい映え具合。露天風呂もサウナもあるのね。

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おすすめは露天風呂のようで、モザイク絵も見ごたえありそう。。

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フロントの女将さんは、眉毛をかなり細くしている方。ちょっと話しにくいかなと思いつつ、例によって回数券とサウナ代100円をお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取を。現在二代目で、初代は石川県のご出身。姉妹店などはないようだ。

浴場は、正面にはタイルに描かれた、天女が降りてきているのか上がっていっているのかの図。看板にあった絵柄とは異なり、珍しい構図、作品に思える。
手前には立ちシャワー二席にカランが並び、奥左手から日替わり湯、寝風呂、白湯、ジェットバス、電気風呂、水風呂、ドライサウナ、そして脱衣所を越えていくと露天風呂、休憩喫煙所スペースのレイアウト。
日替わり湯は、これまでに嗅いだことの無いような、素晴らしく芳しい玉露エキス。とってもまろやかでいい香り。
ここのジェットバス、都内一強いのではないかというくらい、強力だった。軽い気待ちで押しボタンを押すと、ぶっ飛ぶ。子どもだったら、下手したら電気風呂まで飛んでしまい、感電してしまうのではないか。
一方の電気風呂は、80cm幅程度で、きっかりセンターもややジワっている様な気がしなくもなく、早々に退散。
寝風呂の脇には押しボタンがあり、横になってボタンを押すと、魔法のじゅうたん状態。一体なんのつもりなのだろうか、というくらい浮く。

サウナは、利用者が私を含めてふたり。テレビもなく、自慢のテノールを轟かせる合唱曲が流れるでもなく、洗い場で流される水、めちゃくちゃなジェットの音が鼓膜に届く。人工的な音の届かない、水辺の小部屋。室温も高すぎず、低すぎず、それでもなお尋常ではない量の汗が湧き出る。
さっき食べたとんこつラーメンも、勢いで絞り入れたにんにく2欠片も、プラマイゼロ。なんなら、マイナスになけなしのマイナスをかけてプラスだ。そんな体験のできる子のサウナが、利用料100円て!
深呼吸を遠慮しつつ、水風呂へ。ちょうどよい狭さというか広さ。腰掛けがあるが、首根っこと足首で支えてゆらゆら天井を見る。するとカナブンみたいなの、発見。もう、虫の発見力はきっと誰にも負けない。おおう!と首で後退りし、退散。

まあ、虫も居るさね、と脱衣所をキャットウォークのつもりで移動して露天風呂に。ここがいい!夜の風を感じ、ぬるめのお湯で半身浴。

サウナ:5分 × 3
水風呂:2分 × 3
休憩:5分 × 3
合計:3セット
サ 87℃ 水 22℃

暖簾の内側から。パンダ、かわいい!
江東区銭湯、堪らんですね。

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反対サイドの外観。結構奥行きが広いのね。
遅くなってしまったので、バスで「西大島」駅まで向かい、ささっと帰ろう。

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お遍路番号 江東 33
住所 〒136-0074
江東区東砂7−15−1
電話番号 03-3644-0493
ホームページ
アクセス 総武線「亀戸」駅よりバス「旧葛西橋」下車徒歩1分
休日 9、19、29日
営業時間 15:00−23:00

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