【Lisk】12文字のパスフレーズについて

はじめましてのヒトは、はじめまして。
 いつもの皆様、こんにちわ。
 大葉さんです。

Liskで用いられている12文字パスフレーズについて、簡単にまとめてみました。Lisk 3.0になっても、この条件はおんなじです。復習しましょう。

なぜこの記事を書いたのか?

Lisk-desktop 2.0以上を利用して資産管理する際の、基礎の基礎となる知識となるからです。まずはこれをが何かを把握しましょう。

よくある質問集

細かな説明に入る前に、よくある質問について回答しますね。
結論を最初に書け!
っていう気持ち、とっても良く分かりますw

Q:パスフレーズ12文字は自分で選べるの?
A:選べません。

Q:パスフレーズを忘れました、復元できますか?
A:できません。

Q:適当な文字列を打ち込んだら、ログインできたんですが、、、
A:新しいWalletを作った扱いになります。

Q:複数の通貨で共通のパスフレーズを作りたいのですが、、、
A:できません。

Q:回答文、なんか冷たくないですか?
A:どうしてこういう結論になるかを、ここから手厚く解説します! 

■秘密鍵と公開鍵

さて、本題です。暗号化技術を語る際に避けては通れない「秘密鍵、公開鍵」という概念があります。
ムヅカシソウですね?
では、イメージつかみに行きましょう。

・公開鍵

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鍵です、というか、南京錠です。ロックする前の状態です。誰でも入手できますし、ロックはできます。開けられません。

・秘密鍵

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鍵です。自分の配った南京錠を開けられます。秘密鍵なので、自分しか持ってません。なくしちゃうと大変です。

■公開鍵暗号方式

Liskを含む暗号通貨のアドレス管理には、公開鍵暗号方式が用いられています。

1.鍵のペアをつくって(鍵生成)

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2.公開鍵を相手に送って「お手紙を送る場合は、この南京錠でロックかけて」とお願いする(暗号化)

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3.送られてきたお手紙を、自分が持つ秘密鍵でオープン!(復号化)

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■Liskのパスフレーズ

公開鍵と秘密鍵のペアは、実はながーい意味不明な文字列で成り立っている魔法の言葉なので

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人間が覚えやすい12個のキーワードのジグソーパズルに置き換えましょう。

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公開鍵・秘密鍵ペアの置き換えだから、組み合わせはソフトウェア側で自動的に作るね!

呪文がほかの人と同じになっちゃう可能性は、宝くじを連続で当てるくらいの確率だから、きっと大丈夫!

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12文字のパスフレーズは、なくしちゃダメ、誰かに教えちゃダメ、絶対!
世界中にばら撒かれた、自分あての南京錠付きメッセージがぜんぶ読まれちゃう!

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以上でございます。
なんとなく知識が身についた気分になったところで、本日はお開きです。
ではでわ〜

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