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中卒ASDが転職のために高認試験を受ける

今年に入ってから、実家を飛び出して遠い地に引っ越しをするつもりで準備を進めています。様々な問題がありスムーズには進んでいませんが、その中で一番頭を悩ませているのが転職活動。

現状から始まり、転職を完了するまでの歩みを記録していこうと思い立ち、記事を書いています。
文章を書くリハビリも兼ねています。

前提

私はASDに加えて他にもいくつか精神疾患があり、障害者手帳を取得した上で、就業継続支援A型事業所で仕事をしています。

様々な経緯と理由があり最終学歴が中卒なので、求人の条件に高卒以上と書かれてあると現状手を出す術がない。
そして、短期のアルバイト以外で一般就労(障害者雇用枠含む)をした経験もないので、中卒&碌な仕事歴なしという、どうしようもない状況。

なので、この状況を打開していくために、まず高認試験を受けようと思って、動き始めました。

高等学校卒業程度認定試験とは?

 高等学校卒業程度認定試験は高等学校を卒業していない方が、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。
 試験の合格者は、国、公、私立のどの大学、短大、専門学校でも受験でき、就職や各種の資格試験等においても活用することができます。

文部科学省HPより引用

高認、正しくは高等学校卒業程度認定試験です。
1年に2回、8月と11月に試験が実施されます。
受験科目数は選択科目により8〜9科目。
令和6年度から試験科目が変わります。
詳しくは文部科学省のHPを見る方が、この記事より詳細に丁寧に書かれています。当たり前です。

ということで以下は主に筆者向けの覚書です。

  • 国語:必修

  • 地理:必修

  • 歴史:必修

  • 公共:必修

  • 数学:必修

  • 英語:必修

  • 理科:2科目又は3科目を選択

理科に含まれる科目は、

  • 科学と人間生活

  • 物理基礎

  • 科学基礎

  • 生物基礎

  • 地学基礎

①「科学と人間生活」の1科目及び「基礎」を付した1科目(合計2科目)
②「基礎」を付した3科目(合計3科目)

上記①②のどちらかが必修です。

一度合格した科目は、次回試験時に免除されます。同じ科目を何度も受験する必要がないのは有り難いところです。

過去の話

もう何年も前の話ですが、過去に一度試験を受けたことがあります。
そのときの私はもう高校に行けなくなってから何年も経ち、成人近く、しかし学生時代のトラウマや病状に酷く悩まされていました。
けれどせめて資格だけは、と親や周囲の大人に勧められて勉強をしていた記憶があります。
結局、試験当日に体調を崩してしまって辞退したので、何も合格しておらず、今から高認を受けようにも一からすべて勉強し直し。
正直とても不安が強いです。
高認試験を受けるというのを決めたのは、ここ一週間以内のことです。
元々、また受けようかな?とは思っていたので、そのタイミングが今だった!というように受け止めています。
お勉強スイッチが入っている状態での決め事だったこともあり、昔ほど抵抗はありませんでした。

過去問を解く

とはいえ、不登校育ちのASD。小学校生活も高学年に差し掛かると、もう学校に行けなくなってました。中学校に行ってもほぼ授業には出られない。2年生の後半には全く行かなくなっています。
勉強には苦手意識がある。
更に集中力が続かない、もしくは分からない問題に集中し過ぎてしまう。
記憶力は悪い方です。頭の中で物事を関連付けられないから、余計に思い出せない。
困ったものです。
ただ勉強するだけならまだしも、特性とも上手に付き合いつつ数をこなしていかなければならない。
ただ、ASDなどの持病については今また別に知識の更新をしている最中なので、詳細は省きます。

そんな不安が数多く過ぎる中、過去問に手をつけ始めました。
令和3年度の、上から順に、国語、世界史、日本史、飛んで科学と人間生活、また飛んで英語。解答を見ながら採点した結果は以下の通り。

国語80点、世界史52点、日本史32点。
そのほかの科目は全てを解いた訳ではないので点数はなしです。

まだ全ての科目を一通りチェック出来てはいませんが、何が分からないのかを把握するには丁度いいと思いました。

おまけ

苦手な科目は英語と数学です。
英語に至っては本当に本当にダメダメなので、今日からDuolingoを活用して、初歩の初歩から勉強することにしました。
Duolingoの感想としては、同じ例文でも違うアプローチの仕方で何度も学習出来るのがとても有り難いなという感じ。まだ初日なので分かりませんが、楽しく学べる気がしていて、学生時代にこれがあればなぁ、と思いました。

おわりに

真面目に力を入れて転職までの記事を書けるような展開になるかは分かりませんが、まずは8月の試験に向けて、無理なく勉強を続けられるように工夫していきたいと思います。

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