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火の輪くぐりを体験しました

※2013年7月に書いた記事です。

夏は全国的に夏祭りの季節です。にぎやかな鐘や太鼓の音が響き、裸の男たちが練り歩き、華やかな山車が場を盛り上げます。

女たちは色鮮やかな浴衣を着て、笑いさざめきます。大勢の人たちが祭りを楽しむために、家から街角へ出ていきます。

祭の日ばかりは文明の利器の自動車も通行を止められて、歩行者優先になるでしょう。

夏祭りは人間の血と肉が喜びに震える時間です。生きているということを実感する空気に満ち溢れます。晴れの場としての祭は、神事でありながらも、人間が生きている喜びを味わう場です。歌舞音曲は祭のためにあると言っても良いでしょう。

実りの秋を迎えるために必要なのは、力強いエネルギーに満ちた夏の季節です。厳しい暑さを耐える季節でもあり、人間が暑さを乗り越えるために、夏祭りはあると言っても良いかもしれません。

先週、愛知県の一宮市の七夕祭りに行きました。商店街は華やかに飾り付けられ、大勢の人たちでにぎわっていました。商店街をただ歩くだけで、気持ちが華やぐのが七夕祭りのいい所ですね。年によって屋台の商品も変わり、見たことがないような食べ物もあるのが楽しいひとときでした。

一宮の真清田神社(ますみだじんじゃ)を参拝してきました。火の輪をくぐる神事を体験することができました。「火の輪くぐり」は、七夕まつりの7月25日(木)~28日(日)に期間限定で神水舎前にて行われます。

燃え盛る火をくぐり、知らず知らずのうちに付いた罪・穢(けがれ)を祓い落とし、清らかな御神水を頂き、明るく健やかな夏を過ごすための神事なのですよ。

お祭りの色はオレンジ。にぎやかに楽しむにはオレンジ色が一番なのです。

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