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スポーツとは無縁だったデザイナーがオーストラリアを飛び出しookamiで働く理由

「Hi!ナンシーといいます」無邪気な笑顔で話す彼女は、9月からookamiにジョインしたデザイナーです。オーストラリア出身で、グローバルなバックグラウンドを持つナンシー。彼女が日々感じているookamiの魅力や仕事の面白さ、そして、ookamiをグローバルに広げていきたいという熱い想いを語りました。

大好きを大好きだけで終わらせない。日本でのキャリア選択

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▲日本に来たばかりの頃、大好きなカルチャーを謳歌するナンシー

とにかく日本が大好きなんです。日本のカルチャーやファッションには、子どもの頃から興味がありました。

特に魅力を感じていたのは漫画『NANA』や、雑誌『FRUiTS』『ViVi』です。これらはオーストラリアでは手に入らなかったけれど、よくインターネットからスキャンして読んでいました。

日本に来てまず初めに向かったのは原宿です。雑誌などから日本独自のkawaii文化が溢れている場所だと知り、ずっと行きたいと思っていたからです。

オーストラリアでの大学時代には、半年間日本へ留学した経験もあります。半年だけではやはり物足りないと感じ、大学卒業後は日本へ再び戻り、英会話の先生として1年間働くことにしたんです。

そこでは生徒たちからたくさんの日本文化を学びました。良いものから悪いものまで様々です。オーストラリアの文化はもっとリラックスしていて、おそらく私は日本の文化には馴染めないと感じました。

もちろんその英会話で出会ったすべての人のおかげで、私の価値観は大きく広がったことには違いないので、感謝しています。


その後、海外の人が多く働くスタートアップに入り、デザイナーとして働きはじめました。大学時代グラフィックデザインの勉強をしていたので、その能力を生かせると思ったんです。

3年が経つ頃、自分のやりたいことと、会社の方針のズレを感じはじめました。たとえば、その当時行なっていた自分の仕事は、どちらかという個人作業ばかりでした。

しかし私は、アイデアをほかのデザイナーと共有できるような、チームで働く環境に行きたいと思ったのです。そして、転職活動をはじめました。


世田谷で見つけた海外風ワークスタイル

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▲個性を尊重するookamiで、自由に働いています

ookamiの求人募集は、Wantedlyから見つけました。検索で「海外の人もウェルカムな会社」という条件で探していたら出てきたんです。魅力的に感じたので公式HPやPlayer!を見てみたところ、デザインが格好よく自分の好みだと思い、応募しました。

初めての面談はオフィスで行なわれ、そこで初めてデザイナーチーフのリョーマと出会いました。彼はとても人当たりが良く、まるで友達かのように接してくれました。そのおかげか、ほかの会社で受けていた面接のように、緊張しないで話せました。

スポーツにそこまで興味がないことが不安だったので正直に伝えたところ、「デザインに集中するだけでも、十分やりがいがあるはず」という言葉をもらえたんです。

また、お互いのバックグラウンドや共通の話題をした後に、Good Design Award受賞の話を聞いたことで、よりookamiという会社に惹かれていきました。

最終的な決め手となったのは「個性的なオフィス」と「社員の圧倒的若さ」です。ほかにはない一軒家のオフィスや、若くて自由な雰囲気のある環境に新鮮さを感じて、ookamiへジョインすることを決めました。

実際に働いてみると、CEOの太陽さんが、みんな若いのにも関わらず、一人ひとりを心から信じているので、ookamiメンバーは自ら自由に動きプロジェクトやタスクを進めていました。そして何より、みんなが楽しく働いていることがとても素晴らしいことだと思います。

社員はもちろん、インターン生もパッションを持って頑張っていました。それを見て、「私もベストを尽くさないと!」と思える環境です。また、私が苦労している日本語についても、難しい言葉を英語に翻訳してくれたり、積極的に英語で話しかけてくれたりと、みんな優しいです。

社内のコミュニケーションツールは前の会社でもSlackを使っていましたが、ookamiではビジネスのことだけでなく、うまい具合でカジュアルなことも話すので、それもいいと思っています。

言語、年齢、職種を越えたフラットなコミュニケーション

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▲プロダクトチームの合宿へ向かう様子(車内は職種関係なく賑やかです。)

私のookamiでの仕事はデザイナーですが、圧倒的に挑戦できる仕事の幅が広いです。

ある時Player!をより良くしようと考えるなかで、デザイン面だけでは解決できないような問題が起こりました。ookamiには誰にでも相談しやすい雰囲気があるので、CTOのふーみんに話してみたんです。

すると「コード書くの、やってみたい?」と聞いてくれて。私は「やりたい!」と即答し、トライしてみました。コードを書くのは初めての経験で、まるで違う言語を学ぶかのように大変でした。しかし、おかげで簡単に編集ができるやり方を見つけられるようになり、助かっています。

最近の仕事では、UXテストが楽しかったです。ookamiでは、職種間や、社員とインターン間の垣根を越えたフラットなコミュニケーションが普段から取られています。

そこで、メンバー全員にPlayer!をどのように触っているかを調査しました。すると、どの画面をメインに触るのかなどの使い方が人それぞれ違ったんです。それを見て、「デザイナーとしてやるべきことは無限大にある」と感じ、仕事がますます面白いと思えるようになりました。

一方、大変なことは、デザインツールをSketchからFigmaに変えるというタスクです。それは正直飽き飽きすることもあります。なぜならデザインを古いものから新しいものへと移行する際に、初めからやり直さなければいけないことがたくさんあるからです。

でもFigmaに変えることで、みんなが同時にデザインを修正できるようになるので、職種の垣根を越えて今よりも協力し合えるようになるはず。大変なタスクではありますが、いいチームワークがあるから乗り越えられています。

唯一の女性エンジニア社員の弥生とは、English lunchを週1で開催しています。普段は日本語も交えて話すけれど、このランチでは英語のみで会話をします。決して堅苦しくはなく、いつも楽しく女子トークをしています(笑)。

ほかにも社内の英語プレゼンテーションを手伝うことなどもしています。私の強みである英語を生かせることは、これからも何でもしていきたいです。

ookamiをいつか母国オーストラリアへ

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▲ookamiのグローバル進出を目標に掲げています

私がookamiで今後実現したいことは、ookamiのグローバル進出をサポートすることです。これからどんどん海外の人の採用が増えて、さらにグローバルな環境になった時に、そうした人のフォローをできるようないいデザイナーになりたいです。

私個人の人生の目標としては、母国オーストラリアで自分のデザインショップを持ちたいと思っています。今はウェブデザインに関わっていますが、最終的にはプリントデザインに戻りたいという思いもあります。

でも、まずはookamiの事業をオーストラリアに持っていくことが目標。そのためにも、もっと多くのグローバルな人材が必要です。

「Nobody judges you. 」つまり、何でもウェルカムな環境なので、みんなが家族と話すかのように、自分の思いを恐れずに発言することができます。
ookamiの「個性を大切にする」というスタンスは、まるで海外のカンパニーみたいです。非常にユニークだと思うので、ぜひたくさんの人に興味を持ってほしいと思います。

ookamiには3つのバリューがあります。「常識を疑おう。」「共に築こう。」「深く追求しよう。」です。その中で私が最も大事にしたいのは、「常識を疑おう。」です。成長段階のスタートアップにこそ必要な考え方だと思うし、規模がまだ小さいからこそできることだと思うからです。

私が常識を疑って挑戦してみたいのは、ファンがスポーツ選手とつながるプラットフォームをつくること。たとえばファンが写真やメッセージを好きなチームへ送り、そのチームをサポート出来るシステムなどです。きっと選手もそれがモチベーションとなり、良いパフォーマンスを発揮してくれるはず。

あとは、スマホユーザーだけでなく、もっともっと幅広いユーザーへのアプローチをしていきたいです。

ookamiは、みんなが信頼しあっているからこそ、自由に何にでも挑戦できる環境があります。また、仕事は仕事だけれど、それを思いっきり楽しんでいるんです。

まさに”Work hard play hard” な会社ですよ!

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