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TechCrunch Tokyo2016 知財マンガ家とスタートアップ企業と。

先日11月17,18日、渋谷ヒカリエにて、TechCrunch Tokyo2016 日本最大級のスタートアップの祭典(ビジネスコンテスト)が開かれました。知財業界で知り合った先生に紹介して頂き、知財マンガ家として取材に行った次第です。以下は備忘録を兼ねます。

ちなみに、ベンチャーとスタートアップの違いですが、ベンチャー(和製英語)が製造業も含む比較的全業種に渡る安定経営目指す、創業まもない中小企業というイメージに対し、スタートアップの方はビジネスモデルを武器に一攫千金狙いの急成長IT企業、という感じのニュアンスが強いらしいです。(ざっくりとですみません)

初日の開始は、野村達雄氏(Niantic, Inc. ポケモンGOゲームディレクター)のスピーチでした。

「遊びの思い付き(RPG風マップ)を話しただけでは理解されず2時間でデモ作って見せると、反応全然違って、いいねと言われ→2ヶ月かけてもうちょっと作り込み(マップを実装)、更に反響。でハンケと意気投合(という様な内容だったと思う、うろ覚えなのでスミマセンm(__)m)」

これは非常によく分かり、自分も面白い❗と思ったこと話しても、理解されず、デモ作ると、おーーーって周りの目が変わります。で、そこそこ創るのに2ヶ月かかります。で、やっていくと、引き合う仲間が面白いじゃんって寄ってきて、コラボが始まる。ということで、コードかマンガかの話で、コンテクスト同じだなぁと思った次第です。(ちなみにこの日の〆は、渋谷のポケストップ集合地で有名な場所に詣でました。しかし、図鑑最後1体残すのみの、プテラゲットとはならず残念。ポケモンに始まりポケモンに終わる一日でした。)

一番、楽しみにしていたスタートアップルバトル(ビジネスアイデア勝負)は、114社→20社(書類選考)、17日の午前午後10社づつがプレゼンバトルし、明日決勝戦を行うというものでした。結果は既に発表されている通りなのですが、個人的には、なんと弁理士出場!渡邉大介先生開発の「Summon」(流し≒店舗を持たない、の美容師さん等のためのアプリ)が出場されていたことと、

そして、最も自分に突き刺さったのは、大谷宜央氏の「電玉」です。

以下サイトの抜粋となります。

「電玉」これまでにない新しい遊び。
【電玉とは】電玉はIoT技術によりインタラクティブに対戦可能な進化したけん玉です。アプリと連動することで対戦プレイ、協力プレイ、様々な楽しみ方が可能です。【技術的なこだわり】独自センサー搭載により、けん玉の玉がどこに乗ったかをセンシングします。アクロバティックな技も判別可能に。
【電玉とは】電玉はIoT技術によりインタラクティブに対戦可能な進化したけん玉です。アプリと連動することで対戦プレイ、協力プレイ、様々な楽しみ方が可能です。
【技術的なこだわり】独自センサー搭載により、けん玉の玉がどこに乗ったかをセンシングします。アクロバティックな技も判別可能に。
【伝統 × IoT】日本古来の価値ある伝統工芸をIoT化し、現代のニーズに馴染む形にリニューアルしました。楽しみながら伝統に触れてください。

電玉に、電撃的に一目惚れしてしまいました。大谷さんにお話しを伺ったところ、「けん玉への深い愛と技術者魂」に更に惹き込まれてしまい、今後、電玉の追っかけをしようと心に決めました。

初日は、他にも各企業のVRブース体験あり、各社のビジネスアイデアも非常にユニーク(AI・人口知能を利用するものも)、と紹介しきれませんが、まさに知性が生む「未来の社会」を感じさせるお祭り、という楽しさでした。(自分がプレゼンする側だったら、緊張で楽しめないだろうなーと思いました^^;)



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