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ステロイドが配合されたスキンケアを使うのはよくない?!驚きの事実を紹介!

みなさんこんにちは!オオクボです。
今回はドラッグストアでも売っているスキンケアの中で配合されている「ステロイド」についてお話ししていきます。
普通にドラッグストアでも買えるため、知らないうちにステロイドが配合されているスキンケアを買ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
そんなステロイドは肌に刺激をあたえてしまうため、あまり使わないほうが良いとされています。

そもそもステロイドとは?


ステロイドは、生物学的に広く存在する有機化合物の一群であり、構造的に特徴的な四環式の炭化水素構造を持っています。ステロイドは多くの異なる形態で存在し、その機能や効果は多岐にわたりますが、ここでは主に医学やスポーツにおいて注目される二つのカテゴリに焦点を当てます。

  1. コルチコステロイド(副腎皮質ステロイド): これらのステロイドは副腎皮質から分泌され、免疫系の調整や炎症の抑制、炭水化物代謝の調節などに関与します。医学的な文脈では、炎症性疾患やアレルギー反応などの治療に使用されることがあります。局所的な形で皮膚炎症の治療にも使用されることがあります。ただし、過剰な使用は副作用を引き起こす可能性があります。

  2. アノーボリック・アンドロゲニック・ステロイド(AAS): これは、性ホルモンに似た構造を持つステロイドの一種で、主に筋肉の成長を促進し、体力やパフォーマンスを向上させるために使用されます。しかし、これらのステロイドは健康に深刻な影響を及ぼす可能性があり、不正使用はスポーツ界でドーピングと見なされ、規制されています。

一般的なスキンケア製品に含まれるステロイドは、通常はコルチコステロイドの一種であり、皮膚炎症やかゆみを軽減するために一部の医療用製品や皮膚科医の処方箋で使用されることがあります。

ステロイドの危険性


ステロイドが配合されているスキンケア製品を濫用すると、いくつかの重大な健康リスクが生じる可能性があります。以下は、ステロイド含有スキンケア製品の濫用がもたらす主な理由です:

  1. 皮膚萎縮と脆弱性: ステロイドは炎症を抑制し、かゆみや赤みを軽減しますが、長期間使用すると皮膚が薄くなり、弱くなることがあります。これにより、皮膚が傷つきやすくなり、損傷が残りやすくなります。

  2. 色素沈着と血管拡張: 長期間のステロイド使用は、皮膚の色素沈着や血管の拡張を引き起こす可能性があります。これにより、肌が不均一な色合いになったり、血管が浮き出て見えることがあります。

  3. 全身への吸収と副作用: 皮膚から吸収されたステロイドは、血流を介して全身に広がります。これが継続すると、内臓への影響や体内のステロイド濃度の上昇による副作用が生じる可能性があります。これには、免疫抑制やホルモンバランスの乱れが含まれます。

  4. 依存性: ステロイドは一時的な効果をもたらすため、一部の人が依存してしまうことがあります。これにより、スキンケア製品を過剰に使用し、問題が悪化する可能性があります。

  5. 感染症のリスク: ステロイドは免疫を抑制する作用があり、これが感染症のリスクを増加させる可能性があります。特に、顔や生殖器周辺などのデリケートな部位に使用する場合、感染症が発生しやすくなります。

ステロイド含有スキンケア製品は、一般的には医師の処方箋が必要な薬剤であり、適切な指導のもとで使用されるべきです。医師の指示に従わないで、自己判断で使うことは避けるべきです。

以下の動画にも、もっと詳しくステロイドについて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。


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