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断捨離 本


ふと、自分の所有物を減らして自分が何を持っているのか全て把握管理したくなるときってありませんか?

私は元々物を多く持っている方ではありませんが、唯一収集癖があるのが本です。



仕事で行き詰まった時などは深夜まで営業している蔦屋書店で何時間も立ち読みをし、決まって何冊か購入するのが日課です。もうそれは精神的な拠り所であり中毒に近いのかもしれません。

買っただけで自分が優秀な人間になったような、ありとあらゆる英知を得たような気になるんですよね。大事なのは購入した後どう自分のものにするかなのに。

吟味して選ぶ、というよりも手に取った瞬間のときめきをもとに選択しているので落ち着いて読み進めるうちに退屈で読むのをやめてしまったり、最悪買ったはいいが本棚に仕舞ってそれきりの手付かずのストックがあったります。

ウキウキして購入したはずがいつしか手付かずの本が「読まなきゃ...」と心のモヤモヤとなって蓄積されていく。それに気づいたので今回は思い切ってそんな本達を手放しました。

私が所有していた本はざっと50数冊でした。時々手放すこともしていたので全体数は多くないですが、今回はその内37冊を手放しました。(お見苦しい画像ですみません)



お金に変えることが目的ではないので検索をかけてヒットした一番近くのブックオフに買い取りをお願いしました。正直金額に期待はしておらず、捨てるくらいならタダでもいいから誰かに読んで欲しいという気持ちでしたが...
査定金額を聞いて驚きました。


た...高いぞ!

期待していなかった分、喜びも一入。
特に話題の新書や人気の映画の原作などが特に高額査定されていました。

手元に残ったのは10数冊となりましたが、この残りもいずれ手放そうと思っています。こう書くと本を読むのをやめるようですが、今回本の断捨離を決めたきっかけは読書スタイルの変化を自分が望んでいるからです。

物の少ない生活を手にいれるため徐々に身の回りの整理をしていましたが、なかなか買うのをやめられないのがでした。

なにより紙の質感や独特のインクの香りが好きで本は紙以外あり得ないと思い込んでいたもので、上記にある通り自分の中の2軍3軍が増えていったのです。

それに、よく調べもせず電子書籍は目に悪くてバッテリーを気にしないといけない!と偏見を持っていました。

しかしそんなあるとき、電車で隣に座ったマダムがなにやらタブレット端末で読書をしているのが目に入りました。それがまるで紙のような質感の液晶、自然光に反射せずくっきりと表示された文字、見た目にもその軽さが分かるコンパクトなボディ。

なんと無駄のない読書のためのガジェットなんだ...!!!

これがかの有名なKindleと私の出会いでした。

それから私は頭の中がKindleのことでいっぱいになり、調べを進めると長持ちバッテリー、防水機能、なにより場所を取らないので自分の望むたライフスタイルにもっとも近いんじゃないかと..

散々褒めちぎっておいてなんですが、Kindleの魅力に気付いたのが数日前なのでまだ購入には至っておらず、現在このKindle Paperwhite を検討中です。



同じくAmazonが出しているFire HDもいいかな、と思ったのですが動画やゲームを楽しみたければiPhoneがあるのと、本を読むためだけの究極にシンプルな機能、ブルーライトを使用しないため目に優しいこと、長持ちのバッテリーなどを考えこちらにしました。

容量等のスペックをどうするか悩み中なので、購入後レポート記事をあげます。


次回『本の断捨離を通して気付いた自分の本当のやりたかったこと』

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