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続・書かざるを得ないね…

高橋ユキヒロさんの時は、YMOは大学生になるまでまともに聴かないで寧ろ避けてきたのに、彼のソロ作だけは高校の頃夢中になって聴いていて、しかしその頃でユキヒロさんに関しては止まってしまっていたから、お亡くなりになって徐々に様々に思い考えたりを繰り返している。

坂本龍一さんのデビュー・アルバム『千のナイフ』のジャケット写真でスタイリングしているのがユキヒロさんで、アルマーニのテイラード・ジャケットにリーバイス501を合わせた発想に、坂本さんはこんなのはミュージシャンじゃないとの感想を持ったとの記事が追悼本の中にあった。
アルマーニが映画『アメリカン・ジゴロ』で世界的な名声を得ること数年遡っての話と種明かしされて、驚嘆するよりなかった。

坂本龍一さんがホストを務めていた『スコラ・音楽の学校』のベース・ドラム編の最終話では、影響を受けたドラマーとして、リンゴ・スターやチャーリー・ワッツはもとより、多くの方には誰それ?というところなんだろうけれど、サザン・ソウルのバックバンドとして有名なマッスル・ショールズのロジャー・ホーキンスを挙げていた。

その代表作として、アル・グリーンの『レッツ・ステイ・トゥゲザー』というめちゃめちゃ艶っぽい名曲を流しながら、カーステで流れてきたら毎回名曲だと確認させられるとか、いつなんどきどこで聴いてもいいよねとか、坂本さんやゲストのピーター・バラカンと一緒にしみじみと一致しながら終わって。
自分もまったく同じ感想だったから、わかるわーと心の中で同感しながら、YMOでの性格無比ながら人間的という彼にしかできないドラムのことを改めて思い出したりした。

YouTubeにたくさんある海外ツアーでのYMOの映像を観ると、彼のドラムスが必要不可欠だったことをいつも再確認させてくれる。

https://youtu.be/COiIC3A0ROM

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