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FF7リバースを250時間プレイした率直な感想(ネタバレあり)【執筆中】

圧倒的なボリューム


FF7リバースを250時間プレイした。




2周目HARDをクリアし、サブクエスト2周目の最中でスキルブックの回収の最後のクエストに入っているところだ。
トロコンはできていない。
裏ボスが誰かもわかっていない。クリア時にアナウンスのあったザックスとセフィロスの解放もまだ。
なんというボリュームだ。


コスタでランデブーのワイルドランがクリアできていない


あとはほぼシュミレーターとミニゲームの山を残すのみ


まず言いたいのは、リメイク以上に表情が柔らかくなったクラウドをたくさん見ることができて、リメイク以上に萌え転がった。ありがとう。
好きが日増しに大きくなった。


ハァァァ

ほんとに立派になってぇ…

親しくない相手にもハイタッチできるようになっちゃって…

この記事は原作からのいちクラウド好きによるリバースの感想である。

まだ意見も固まっていないが、アンケートを書くにあたって、アルティマニアが出る前にこれまでの感想を一度まとめたい。
執筆中につき、まだまだ追記をしていく。

⚠️今回、一部キャラへ強い言葉をつかっているので、
キャラへの批判が許せない方には閲覧はご遠慮いただきたい。
最終作に向け、必要なことだと思ったので、これまでノータッチできたカップリングに話題にも少し触れる。

これからもFF7を好きでいたいから、
はっきりと言うことにした。

終わらないオープンワールドの探索

そして私が最も満足したのがワールドマップの探索だ。

個人的にはDQ8のようなもので十分ではないか、街にザッザッザと入る方式で事足りると思っていた。
技術的なことはわからないが、この世界観は素晴らしかった。
最短でクリアしたいと思いながら、気づけばワールドマップは全て歩いて地図を埋めてから次のエリアへ向かうことになった。
FF16と同じ値段だったのが信じられないボリュームだった。
トレジャースポットがあったり、地図を埋めていく楽しみがあった。素材も実際のアイテムクラフトに使えるものばかりで、歩いているだけで楽しめる。
正直スクエニがここまでできると思わなかった。

良かったのはチョコボ。
カップリングは、育成要素はどうなるのかと思っていたが、まさかリバースでチョコボで海に山に、広範囲を巡れるとは予想外だった。
謎のジェット噴射で飛び回るシレナはこれぞFF7。
ここまで既存エリア全部を探索できてしまって、残りはウータイとアイシクルエリア、ミディール地方…最終作は一体どうするつもりなんだろう。


ありのままでかわいいのだがイカしてるぜ

リメイクの時から7のチョコボは格別にかわいい。

グラフィックは残念なところも目立つ

ただグラフィックはFF16と比べると容量の問題か、微妙だった。
16はムービーとリアルタイムの格差が全くないのが一番評価しているところだ。
しかしFF7はムービーになると別人レベルで、クラウドに見えないので、リアルタイムに統一して欲しい。ムービーになるとガッカリする

このことをリメイクのアンケートにも一番に書いたが、願いは届かなかった。
しかし私はアドベントチルドレンやディシディアの映像では心を動かされなかった。再びFF7のファンに戻ってきたのはリメイクのクラウドのグラフィックが大きかったので、これはとても重要である。
リメイクのリアルタイムが好きすぎたので統一して欲しい。


16のフォトモードは工夫しなくても様になる画像が撮れるので、私も少し使ったが、リメイクの時からこちらは楽しむ気になれない。
ズームするとすぐに人物が消えてしまうし使いづらい。
フォトフレームは可愛かったので今後も継続して欲しい。


シスネちゃん…すきだ…

2周目の衣装チェンジは素晴らしい機能だった。
MODでなく公式でやって欲しいと思っていたので。
もっとかっこいい衣装が欲しいのでDLCも検討してもらいたい。


ゴンガガは泳ぐ場面が多いからね、うん



ただ、クラウドの裸は解釈違いだった…。彼は絶対露出禁止だと思っていて、マリタイムセーラー服のチラ見せ大胸筋に興奮していた私には刺激がつよすぎた。
彼のTKBにはみんなの夢が詰まっていたんだ…それを…ウ…ウッ…


ハァァァ

でもめちゃくちゃ色っぽかったありがと…

操作性:複雑でコマンドが多い

今回スフィア盤で多くのアビリティが覚えられたのは良いが、スクロールが長くて戦闘が面倒になったと言うのが正直なところ。
リメイクでは多彩なティファのショートカットボタンがもう一つ欲しいと思った程度だったが、今回はショートカットのみで完結することが少なく、ウィンドウを開き長々とスクロールしている時間がとても長い。
チェイン系もそれほど強くないし必要だったのだろうか?
連携アビリティは数が多く、アクティブタイムバトルでその場でR1ボタンでは確認しづらい。これはコマンドでも選べるとよかった。

ミニゲームの操作が難しいことが多かった。
ケットシーの箱投げアクションは当初理解できず、時間がかかった。2周目でようやくスムーズに動かせられた。

ダイン戦の余韻もなく、トードエボルブとのシューティングが始まるのはミニゲームの多さを感じてしまったところ。
これはミサイルを避けるのが難しく、同時に照準も合わせる必要があり「手こずってたな」以外のクラウドのセリフを引き出せる気がしない。

バレットの好感度を上げるのは絶望的

例えばピアノにしても、基本的には難しいところをゆっくり、リピートするのが良いのだが、通し練習しかできずとても効率が悪い。

快適性:リトライにストレスを感じる

マップのシームレスなところは満足しているが、ラストバトルのような連戦リトライのストレスは非常に高かった。繋ぎのムービーはスキップしたい。
「お前をみくびっていた」を何十回聞いたかわからない。

連戦は極力減らして欲しい。すぐに勝てるプレイヤーばかりではないのだ。こまめにセーブをさせて欲しい。
14章はラストバトルを5,6時間かけてクリアした。セフィロスHARDでは最終フェーズだけで2時間半かかっている。ルーファウス戦も然り。


折れた…



チョコボレースのゴールドカップも3連戦目だけで数時間かかった。
シレナだと1、2戦のクリアはしやすかったが、最終戦のコーナリングが難しく大苦戦したがあとにはひけなかった。


2周目はピコで完全優勝したよ。

最終作では今より歳もとっているし長い時間ゲームをできるかわからない。
何時間も遊べるプレイヤー  ばかりではないと、どうかわかって欲しい。もう少し気軽に遊ばせて欲しい。

ミニゲームのリトライのロードは若干ストレス。コロシアムやシュミレーターの連戦のロードも長かった。
特にチャドリーが話終わるまで再度話しかけられないのはイライラした。

バトルは概ね満足;前作からの不満点なお

バトルは概ね良かったが、リメイクで慣れたプレイヤーも歯応えを感じられるようノーマルでも少し難易度が高いと感じた。
前作よりも多彩になったがコマンドが多すぎて、ショートカットが足りなかった。

敵のHPにより演出が入ることで爽快感が失われているという問題はやはりかわっていなかった。
連携で削ろうにも演出でキャンセルされることは少なくない。
これがあると「そろそろ◯段階だから大技は控えよう」と、基本的に手加減しながらの戦いをする必要があり、バースト中に削れず面白くなかった。
キャンセルについては少々改善されたとは聞くが、演出でいのりがキャンセルされたこともある。(2ゲージ没収

あとはシュミレーター2箇所、コロシアム2箇所は流石にバトルの数が多かった。
シュミレーターは全クリアに至らなかったが、(チャレンジ破滅までクリアした)
10連戦など、後半まで来て失敗すると本当に堪えるので、難しいというより面倒くさくしているという印象を受け、億劫になっている。

自由度が思ったよりないバトル

あとこれは序盤からガッカリしたポイントなのだが、話の都合上パーティの分断が多く、自分の好きなパーティで旅ができるというFF7の魅力が失われていた。
ボス戦でメンバーを自由に選べたのはミドガルズオルムと…限られたボスしかいない。
〇〇がいれば楽だったのにと思うことが多かった。

時には思わぬチームになって、これまでにない連携を試せたり、必ずしも悪いことではない。パーティ強制することで、原作であったような全然使わなかったキャラがいなくなり、愛着が持てるし良いことでもあると思う。
ただこれだけ編成を縛るなら、腕輪ごとマテリア交換できればストレスも軽減されたのにと思う。

探索やクエストがストーリーを進めても好きな時期にできるのは素晴らしい点だが、初期はエリア間のファストトラベルが禁じられているのが非常にストレスだった。せんせいマテリアを回収したいのだが、エアリスのジュノンのクエストをクリアしないとグラスランドには戻れない、なんてなかなかわからない。結局このエリアにやり直したことはないか、とある程度区切りをつける必要があった。

個人的にはストーリー優先で進めるにせよ、討伐レポートはシークレットエネミーまでクリアしておくのが望ましいと感じた。

連携アビリティ:正直使いづらい

今作から導入された連携アビリティだが、正直あまり使いこなせていない。
インターグレードのユフィ&ソノンと比べると種類が多すぎて複雑だ。
どのキャラにどんな連携があるか、同じペアでもメインキャラを変えるだけでも変わってしまうので覚えられなかった。それをガードボタンを押して確認している暇がない。よく使ったのはマギアブレイクあたり。
ダブルガードは強いアビリティでよかった。
ミスリルマインのゴーレム戦HARDなどはこれを前提にした難易度では?というくらい。バレットやレッドの限られたキャラしか持っていないのが残念。


大技のアビリティの方も、隙だらけで大ダメージを喰らうことも多く、使いづらかった。途中でキャラが死んだこともある。バースト時には演出も長く間に合わないことが多かった。

そもそもわたしはHARDで2周目を終えたのだが、いまだに全員の連携アビリティが解放できていない。
クエストもやり直さないとスキルブックがとりきれないと思わなかった。
どのキャラを使うかわからないので、連携もどれを優先させるか悩むしもっと早く覚えられるといいと思う。

鬼畜すぎるトロコン条件:ミニゲーム集がやりたかったのではない

ジョニーのトロフィーが増えていくたびに、まさかとは思っていた予感が的中した。

リバースはサブクエストを網羅し、シュミレーター制覇とHARDで2周目クリアすればトロコンできるようにはなっていない。
ほぼ全てのミニゲームを最高レベルでクリアする必要がある。
4年かけてトロコンしてね!と言わんばかりの、
リメイクとは比べ物にならないほどハードな条件が課されている。

難しかったらレベルを上げる、時間がかかっても頑張ればクリアできるのがRPGの魅力だ。
ミニゲームのどれかひとつでも苦手だとトロコンできない、これはひどいと思う。
ミニゲームマスターになりたかったわけではない。やりたかったのはRPGだ。


半押しってなんだよ!!!!!

景品はともかく、メイン、サブを問わずストーリー進行に必要な難易度はもう少し下げてもらいたい。

個人的に話を進めるだけで大変だったのは、フープデデョコボ、Gバイクとシューティング(コスタとゴールドソーサー)。

特にエンシェントマターはアバランチを知れるおすすめの内容だが、最初は私もコンドルフォートで詰んでしまったし、ガンビットも敷居が高い気がする。

ミニゲームがクリアできないのでクラフトレベルが上がらず、最強のアクセサリーの材料はあるっぽいがいまだに作れないでいる。


ユフィ2つはクリアしたものの…

好きなものは…クイーンズブラッドとドルフィンスプリントくらい。
チョコボレースはまだ楽しかったのだと思った。でもサボテンゲートは悪。気持ちよく走らせてくれ。

メインストーリーは全く評価できない

何も解決しないストーリー

ザックスの目を通してFF7の世界をより知ることができる、これは開発が語っていたことだ。

「歩き回っているんだし、便宜上生きていることになっているだけでは」とわたしは思っていた。

例えば初期のトレーラーで運ばれた仲間たちはどうなったのか、懸賞金のビラに×がついていたが仲間は死んでしまったのか。
リバースをクリアして誰も正確な説明ができない。ゲームをプレイしてなお、これまで抱いていた疑問が何も解決しなかったのはないのはありえないと思う。

唯一わかったのが、分裂した世界のビッグスの知るクラウドはその世界にいるグゲウドではないこと。
ただの別時空の話ではないらしい。

セフィロスの言葉を信じるなら、空に亀裂の入った世界はやがて統一し、生き延びても死ぬ運命にあればやがて消える。
生き延びたザックスは生きてエアリスに会いたいと思ったザックスの夢ということにしておく。

想像通りのエアリスファンタジー


「これはエアリスの恋模様を中心とした恋愛シュミレーションなのか?」

トレーラーを見た当時の感想だが、あながち間違っていなかった。
プレイヤーはエアリスの2人の男への想い、クラウドとの絡みばかり見せられることになる。
何かを知っているエアリス、セフィロスの思惑に導かれ、ザックスの目を通し世界を知る…

その周りにいる村人C、あ、これ主人公です。

世界中で繰り広げられるデート

エアリス関係のクエストがほぼほぼデートなのはうんざりした。
仲間たちとの絆を描くことはなく、クラウドと2人の世界に入るようなクエストばかり…。
キャラとしての厚みを出して欲しかったのに。

コスモエリアのサブクエストはトラウマである。
ここでは仲間に見守られる中、エアリスの写真を撮りまくる盗撮ミッションが発生する。
あの,いつから付き合ってましたっけ。


グラビア撮影会になります


「おこぎみ」のテンションといい、ここだけ別のスタッフが作ったのかというレベル。
ふたりの思い出って何?
旅って2人でしてるの?


だいじなもの


星じゃなくてこれが見せたかったシナリオなんだろうなぁ…

これエアリスを恋愛的ヒロインだと思っていなければ楽しめないと思うんだが。
これティファとのデートを経たプレイヤーにもやらせるの?
最終作までツーショット持ち歩くんですか?
背伸びパンツ並みにきついんですが。

急に付き合ってもない女の撮影会始めるクラウドキモすぎて20年の愛が覚めるところだった。

エアリスの人格描写が酷い

ニブルヘイムでは偽りの故郷を見て、「大丈夫か?村を出てもいいんだぞ?」とクラウドとティファを心配するバレットが描かれる一方、
「幼馴染って羨ましい」と自分のお気持ち表明に終始する。
そっか〜、村と親焼かれてみる❓

わたしはこの時、病気で学校を休む同級生の話を聞いて、いいなぁ(わたしは体が丈夫で休めない)と無神経発言をした黒歴史を思い出した。
子供か。なんでこんな嫌な女になっているんだろう…。

そもそもエアリスの恋愛を描いているようで、会話していると「嘘でももっと一緒にいたいって言わなきゃ」など、クラウドにこうすべきと押し付けばかりしていて、クラウドのどこが好きなのか全くわからない顔??クラウドはセトラとジェノバの「かわいいからっぽ人形」なんです??
リメイクの「好きにならないで」が上から目線って指摘したスタッフさんどこいった??

デート慣れてないことを揶揄ったり、現実には嫌われたいのか?と言うクラウドを下げる発言が多く、クラウド好きとしてはすごく嫌な気持ちになった。
好きにならないで欲しかったのか、そうか。なるほど。

ザックスの代わりにしようとしているって描写なのかもしれないけど…
好きかどうかわからない異性にベタベタしないで欲しい。

唐突な演説

多くの仲間が過酷な過去を背負っている中、
「仲間たちと会う前はずっと不幸でした」と言わんばかりの演説は首を傾げた。
両親を失ったことは不幸であるが、その後はエルミナの下、神羅の保護もあり恵まれた生活をしているように見えたが、22年間ずっと不幸だったのだろうか。

いかにも、ここ感動するとこです!という見せ方だが

そもそもなんで演説してるんですかね??それに、そういうタイプだった??

内容も首を傾げるが、とにかくエアリスの見せ場を作りたかったように見えてしまって、共感なんてできない。

ユフィにも「これだからお嬢様は〜」と馬鹿にされる始末で、原作に比べ子供っぽい部分が多く目についた。

原作のエアリスは、古代種の神殿でうずくまるまで普通のお姉さんだと思っていたので、リメイクで随分雰囲気が変わったと思っていたがここまでとは。
お姉さんらしく機転を効かせていたのは「社長賞貰ったんです」のところ、ゴンガガで野菜のおじいさんへついた嘘のところは可愛かった。

一方のティファは、彼女も大変な人生を送っているけれども、「色々な人が君の命を繋いでくれた」「出会いに感謝しなさい」と、「私は恵まれている」という考えを持って描かれていたように思う。
エアリスは目立たせている割に、不幸アピールで彼女の魅力が高まったとは思えず、むしろエアリスアンチが作ったのかと思えるレベル。
こんなところまで正反対にしなくてもいいと思う。


逆に「水面下の異変」はデート要素がなかった珍しいクエストだが、明らかな数合わせ。エアリスである必要がなかったと思う。
デート以外に彼女の魅力を高めるクエストは作れなかったのかと残念に思う。
※クエストとしては第七歩兵連隊との再会、麗しい指揮官殿との再登場で嬉しいエピソードであった。ぜひ彼らには第3作で人質になってもらいたい。

唐突な主題歌

結局ジェシーが出演していることについての説明もキャラの反応もなかった。ジェシーが立ちたかったのは客の前座なの?

エアリスによる主題歌に世間はいい反応を示していなかったと思う。
なぜならエアリスに熱唱するイメージが全くないからである。
わたしは何もティファも歌うべきと言っているのではない。

ただ説明が欲しい。意味がわからないけどなんとなくすごかったって?いや、感動なんてできない。


それな。

あんな細くて歌うま設定もないキャラが突如歌い出す違和感がすごい。
歌を、舞台を舐めないで欲しい。
FF9のダガーの歌みたいにどこからか歌声が聞こえるような感じだったら、感動できていたかも。

ただエアリスに晴れ舞台を与えたかっただけのイベントに見える。

ユフィが回りすぎて目を回していたり、細かい違いがあるのは良かったが、私はレッドを選んだのに目立っていたのはエアリスばかりで、苦労してみられたのがこれかと思うとがっかりした。

わたしは拙くとも演技に励む彼らが見たかった。
VRのパワーで何故かバッチリ演技している姿を見たいわけではなかった。

好感度システムはおまけ要素にすぎない


そもそも好感度はちょっとした楽しみであって、FF7のメインではないと思う。

今回好感度システムが「誰の好感度が上がるクエストか」を気にしてしまい、とても不自由だった。
お目当てとデートするために、仲間に冷たくしたり、絆どころではない。

そして描かれたのもほとんどがクラウドと二人で進行で完結してしまっている。
仲間は遠巻きに見ているだけのことも多く、不自然だし、仲間との絆を感じられなかった。

シスネの料理クエストは、メシマズふたりでザックスの両親にプレゼントする結末を思えば、エアリスでよかったがティファが遠くにいて料理のアドバイスを何もしないのも不自然。
料理好きで、ゴンガガでクラウドと料理に話をしていたこともあり、これはティファかと思っていた。

絵本作家のクエストはバレット担当だがモデルのレッドと3人で話が進みよかった。
ニブルの悲しみの旋律もヴィンセントが少し関わるクエストで仲間のやり取りが見れてよかった。
シドにも一つは欲しかった。


太陽の下が似合わない男。彼も最終作では水着姿を披露するのか

一番絆を感じたのはバレット。クラウドとだんだん分かり合えてきて、ときに励まし、ときには叱咤する。ティファにバレットとこんな話をした,っていうところも深みがあって良い。
と言うかバレットが普通にちゃんとした大人なので、第三作で普通にリーダーを任せられそうな感じになっている…。


エアリスとティファが不仲に見えると言われて気にしたそうだが,エアリスがティファに向けたシーンがあまりなく、ハイタッチだけが仲良し演出なのかと残念に思った。
そもそも私は女の関係は恋愛だけじゃないからギスギスしていて良いと思っているので、リメイクからこのいきなり意気投合する二人の関係は現実的に感じなかった。
コスモキャニオンでお酒を飲む二人のシーンもカットされてしまったし…。

一方でジェシーとの不仲説は、アバランチのありし日の姿でのティファとのやり取り、そしてゴールドソーサーでいつもジェシーの写真のところにいて思慕を募らせるティファの姿で、本当はそうでなかったんだと感じさせられた。
リカバリーっていうのはこう言うことを言うのではないか?


「あの人」(ティファ)なんて言ってたけど本当は…

仲間の顔を見るより、チャドリーと話してる時間のほうが長いと思う。
チャドリーはワールド探索サポートとして便利だったのだと思うがさすがにしつこかった。MAIというキャラまで増やして…正直いらなかったかと。
せっかく各地の出身のキャラがいるのだから、仲間ともっと会話するシーンがあっても良かった。


正直デートやザックスとエアリスの生死を前面に出している時点で、リバースが受けるとは思っていなかった。
これはなんのゲームかわからない。盛大なデートのためにリメイクして欲しいと思ったのではない。


恋人繋ぎの気味悪さ

そして最終章の恋人繋ぎでわたしのリミットブレイクは決壊した。
教えてほしい。
いつ2人は恋人になったんだね?

レッドルートを通ったわたしにはあまりにも唐突で
あまりの気持ち悪さに、
あとは何も覚えていない。

エアリスが結局死んだのかもわからない演出はあんまりだった。
ただでさえ胸を貫かれたバレットもツォンもピンピンしてるってのにどうするのかと思っていたら…

彼女だって一度しか死ねないんだよ。
彼女の生存を願う一部を除き、多くのプレイヤーが見たかったのはあの水葬シーンがどれほど美しく描かれるだろうということだったと思うのだが…何もなかった。

これが本当のエアリスなのかもしれないが、「さよなら」って言ってから何回出てきた??
死んだらもう会えないから悲しいんだよ。
なんでエアリスかわいそうだね、悲しいね、寂しいね、って思わせてくれなかったんだ。
こんなことなら上から獄門でTo Be Continued…と変わらない。

このあと6時間一緒だった

共闘まであるとは本当にガッカリだった。これからもずっと一緒だね。

あの世界のエアリスはまあ死んだのだろうけど、少なくともクラウドはそれを理解していないようにも見える。
ということは次回作でも盛大なお別れ会があることが確定してしまった。

最終作もエアリスに焦点を当てた作品になるならば、次回作を買うつもりはない。
いや、ソフトくらいは気になるから買うが、もうグッズも買いたくないし株も手放す、界隈を離れる覚悟がついたので、今回は踏み込んだ発言をすることにした。
サントラを買わなかったのは初めてだ。
もしPS6にもつれこむとしたら、もう本体を買ってまでやる熱は冷めてしまった。
いずれにせよ最終作は人生最後のゲームになると思う。


それな。

私は解釈はしない。
見て、感じたもの、それが全て。
あとから意味がわかって納得がいったとしても、
不快だと思った最初の気持ちは決して変えることはできない。
アルティマニアで説明するのもいい加減にして欲しい。
アルティマニアで明かされるのは、せいぜいあの芽キャベツはなんだったのかくらいの小話でいい。


サボテンかもしれないしカボチャかもしれない

エアリスの運命にもザックスの運命にも興味はない

だって、冷たく聞こえるだろうが、私はエアリスやザックスの生死に全く興味がないから。
ザックスにはクライシスコアで生き様を見せてもらった。

エアリスとたくさんデートして思い出作ろうね?
セフィロスがクラウドを抱きしめるとかこういうの好きでしょ?
ザックスとの共闘も痺れるでしょ?
ティファとの良いシーンも欲しいよね?
コスタ通るんだし水着は着せたいよね?
デートは全員作れば満足でしょ?

みーんな盛り込んでみました、みたいな作品になっていて、
「なんでそうなったのか」っていう説明が圧倒的に足りていない。

個人的にエアリスは神羅ビルを脱出して以降、古代種の神殿で強制加入するまでほとんど絡みのなかったキャラである。
ラブストーリーがあったと言われても困る。
ディスク1でいなくなったキャラのために、これ以上尺をとらないでほしい。

リメイクでかわいくなったエアリスとの別れは辛いものになると思ったのだが、ゲームをするのがこんなに苦痛だったのは初めてだった。

ザックスとエアリスの再会は美談ではない

個人的にエアリスがクラウドとザックスどちらを好きなのかはどうでもいい問題なのだが、かと言ってザックスとの関係をあまり深掘りされていくのは微妙な気持ちだ。
クライシスコアの二人はかわいらしいカップルだった。
しかし彼らの人生は終わってしまっている。
彼らが再会してライフストリームで?一緒にいることは生き残ったものたちの慰めにはなる。だが死んだけど会えて良かったね,とは口が裂けても言いたくないのだ。死ねば恋が終わるとは思わないけれど、彼らは悲恋だと思っている。
あまりハッピーエンドにしないで欲しい。

FF10のように死者が蔓延り、死者が支配する異様な世界なのだとしたら…命は軽くなってしまう。

2周目も楽しめる作りこみ

と、後味悪いリバースだったが、一応できるところまでやろうと、HARDを進めていると、楽しかったときの気持ちを思い出した。
批判が長くなってしまったが、第七歩兵連隊のノリとかジュノンのハゲの集まりとか7らしくて好きなところもたくさんある。かーがやっけ磨け〜この太陽〜♪

「カームの生命線」はHARDにしたからなのだろうか、一周目では無人のパイプ工場に何でも屋が出現して驚いた。
※クリアの順番による分岐だとアルティマニアで判明


以前はぬいぐるみが置いてあった


みず知らぬ相手のメモ置きに従って進めていく不自然さがあったので、二周目ではキリエの正体、そして家を出た背景を知れた。

となると、ジュノンではミッドガル以来の再会ではなくなり、セリフも変わってきた。

200時間をゆうに超えて、まだ新しいクラウドが見れるって作り込みがすごすぎる。

サブクエもやり直さないとスキルブックがコンプできないと知り目の前が真っ暗になったが、チョコボの獲得は引き継がれるのはユーザーフレンドリーでよかった。


最終作に望むこと

私は原作を何かを変えなければいけない失敗作だとは思っていない。
多くの人がそうであろう。
マルチエンディングにしろ、ティファ一択なら買わないという意見が出ているが、原作を変えなければ認めないのであれば、それはもうFF7のファンではない。
逆にそうしたいなら初めから別物を作ると宣言してもらわないと話が違う。
世界的に評価された原作を捨て、エアリスを生き返すためだけに10年以上莫大な資金をかけて三部作を作ろうとするとは信じ難いし、ストーリーは変えないという開発をそこは信じてきた。
それなら私はセフィロスが狂わなかったFF7を見てみたかったが、それはもうFF7ではない。


私はFF7は恋愛シミュレーションだとは思っていない。
クラウドはプレイヤーの好みに合わせて相手を選ぶ人形ではない。
自分を取り戻していくクラウドの姿を見守りたいと思っている。

原作をありのままを再現してくれれば十分だ。それ以上いうことはない。なかった要素にできるだけ尺をとってほしくない。
恋愛で煽るのはもうやめて欲しい。
原作ではマインドフィールドや決戦前夜まではなかったと思う。
それが唐突だと思い、関係が丁寧に描かれていると思うのだが、私のメインの関心はそこではない。

例えば私がリメイクで描いて欲しいのは、クラウドがティファとミッドガルで再会するまでのことだ。
ザックスと別れたのは年表によると9月だったか、一人で生きられると思えない。ティファに駅で拾われる12月までどこで何をしていたのか。
そしてソルジャーというならもっとそれっぽい格好をしていいと思うのだが、なぜ不完全なコスプレをしているのか(レノはさぞかしおかしかったことだろう)、なぜ肩にボルトが生えているのか、長年の謎である。

もう謎めいたストーリーはたくさんなので、最終作はしっかりまとめて欲しい。
ここまでミニゲーム作らなくていいからもう少し早く出して欲しい。

私はセフィロスでもザックスでもエアリスでもなく、
クラウドの物語が見たい。
本当は弱い自分を認めて、それでも強くなりたいと願う彼に惹かれてきたのだから。

FF7を好きでいたい。
いいものを作ってくれると信じたい。
最終作にもまた何か言うかもしれないけど、原作のファンであることは変わらない。
これからの人生もクラウドと一緒に過ごしたいから…
クラウドのアクションドール再販お願いします。


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