しょぼい起業で生きていく

「しょぼい起業で生きていく」を読んだのでアウトプット。

この本を要約すると、
ハードルが高いと思われる「起業」の敷居をめちゃくちゃ低く実行し、提案する書籍。
です。
特別なスキル、生産性、資金力は全てなし。
店舗を構えて、固定費を抑え、実現性の高い商売で十分な生活費を稼ぐというのが基本的な事業計画。

ポイントは大きく4つ

1. 店舗を構え、住居にする事で大きな固定費を下げる
2.生活の延長戦で資産を作る
3. 仕入れ、人件費などの削減


1. 店舗を構え、住居にする事で大きな固定費を下げる

しょぼい起業して真っ先連想したのは、PCのみで完結するEC、web制作などでしたが、この書籍では店舗を構える事を提案しています。
店舗を開く事をおすすめする理由は「謎の売り上げ」を発生させる事が目的です。
この謎の売り上げというは、使用しなくなった衣類、家具、雑貨をお店にとりあえず置いておく事で「売れる」事を謎の売り上げとしています。
使用しないものを商品とする事で、仕入れ0円で利益を発生させる。
また、使用しなくなった物を0円で集める事でこのサイクルは更に生まれます。(主にリユース業ですね)
これが、2の「生活の延長戦で資産を作る」に繋がるのですが、
売るための商品を作る、仕入れるのではなく、生活で必要となる「食」「家具」「家電」を使用する目的で(出来るだけタダで)集め、不要になれば商品として売る事で、資金も不要になるという事です。
例えば、夕食を多めに作って、自分で食べない分は売ってしまうというシンプルな考えです。
これが通用するのはリユース業か軽飲食、八百屋ぐらいじゃないかと思うのですが、面白いのは3つ目の「仕入れ、人件費などの削減」
仕入れについては先ほど記載の通り、出来るだけ「仕入れ0円」もしくは利益が高く、管理しやすい酒などを提案しつつ、人件費はタダでやってもらうという事です。
ここのタダというのは、ブラック企業的な事ではなく、働く人が自らタダで働いてもらうような仕組み作りです。
例)お手伝いをした代わりに、数時間お店番をしてもらう。
お店の一日バーテンダーとして働いてもらう(一部売り上げバック)
人を巻き込んだ企画を実行し、スタッフとして動いてもらう。など
0円でも本人が楽しくで働いてくれる仕組みを作ってしまうものです。
実際に「エデン」というバーではほぼ毎日バーテンダーが代わり、本人が集約し売り上げを立てているようです。

他にも色々実例が書いてあったのですが、この3つは固定概念をぶっ壊してもらいました。
いくらでも応用が効くと思います。
とりあえず自分が思い浮かんだのは
・家賃が安い大きな家を借りて、店舗兼住居兼事務所にする。
・家賃がいくらか経費扱いになる
・広いスペースを使って、ワーキングスペース、レンタルスペースを作る
・今考えているECの倉庫にもできる
など、可能性は無限だし、何より目標としていた店舗経営を簡単にできそう(継続できるかは別として
となると、考えるべきはどこで住居兼店舗を構えるべきか、
とりあえず色んな場所に行って、住んでみて体験みる。

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