3年経てばなんとかなる。3年待たなくてもいいけどね。

さっき、#仕事について話そう ってタグを見かけて、何か書けるかなーと思って執筆。
海外での仕事が長かったんだけど、多くを語るには自己紹介みたくなっちゃうので、新入社員の時のことを。

新卒で日系の旅行会社に就職しました。新卒1年目から海外で働けることに魅力を感じて、本社のある香港へ向かったのは2014年の3月末。

気持ちはワクワク、ドキドキ。その時の海外で働くイメージは、バリバリ英語を使って、バリバリ外国人とミーティングして、バリバリ定時に帰ってアフター5はプライベートをバリバリ楽しむ。
そんな、the 外国かぶれな感じでした。

これが間違いなわけではないんだけど、私の入社したところは正反対。
怒涛の研修が香港で待ち受けていました。

ビジネスマナーでも身だしなみでも業務でもなく、一番最初に注意するよう言われたことは、以下2点。

・エレベーターのボタンを誰よりも早く押し、ドアが空いたらドアを手で抑えておくこと

・社内で食事に行く場合には、残さず全部食べること

もともと体育会系の部活に長く在籍していたので、上下関係の理解はある方だったが、海外に来てまでやることか?と思ったのが正直なところ。
ふてくされながらやっていた思い出があります。

まあ、これにはわけがあるんです。
エレベーターに関して言えば、
「海外旅行にきた日本人のお客様を海外でお迎えする」ことが私達の主なお仕事でした。海外に旅行してまでも日本のおもてなしは期待されています。でも、日本で生活したことのない海外の人は、そんなおもてなしの心なんて知りません。そこを仲介するのが私達のようなサービスでした。

食事は、上司がお金を払うので、上司に恥をかかせないためだとか。
(今では理解できる部分もありますが、、時代錯誤な考えですよね。)

こういうお仕事なので、もちろん同僚も上司も日本人。バリバリ英語を使うことはなく、社内やり取りはすべて日本語。(社外とはもちろん英語でしたが)

その国に到着する飛行機の時間次第で、お客様にご挨拶する時間も変わってきます。
つまり、バリバリ残業あり。(よく言えばフレックス笑)

その後の研修や1年目は、偉い人をガードするようなSPをイメージしていました。SPだって一つのプロフェッショナルなお仕事。車のドアをあけたり、エレベーターのドアをあけたり、日本からのお客様に対してSPをしているんだ、みたいなイメージ。

そんなこんなで、1年、2年、3年と、最初の3年間はあっという間に過ぎました。
4月ということもあり、新卒の方が新入社員として社会に飛び立たれたと思います。
何か一つでもやりたいことがあれば、嫌なところは後で振り返ると笑い話などにできることが多くあります。ある程度までやり抜けば自分の中で自身にもなりますしね。

支離滅裂な感じの文章ですが、よく言われる3年なんたらってのは、でまかせではなく意外と当てはまるかなー、と感じています。
でも、3年間は最低働きなさい、というのとは違くて、嫌なら数ヶ月でもすぐ辞めてもいいと思います。
ただ、3年後経った視点からみたら、その時に辞めようと決心したことは、なんてちっちゃなものだったのか、と思うこともしばしば。

今が不安、つらいってことも、なんとかなるんじゃない精神でやっていければ。
みなさん、頑張っていきましょう。

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