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セルライトとは何か?医学的な内容を簡単にわかりやすく解説します

太ももや二の腕などにいつの間にかできてしまったセルライト。見た目が良くないので、なんとかしてこのセルライトを消したいという人も多いでしょう。

肌にボコボコと現れるセルライトとは一体何なのでしょうか?これ以上セルライトを増やさないために、なぜできてしまうのかを知りたい、さらにセルライトを目立たなくする対策があれば試してみたいという人へセルライトに関する情報をお伝えしていきます。

またセルライトで検索すると医学的な内容が出てくることが多いですが、ここでは噛み砕いた言葉でわかりやすく解説していきますね。

セルライトとは何か?

一度ついてしまうとなかなか落とせないしつこいセルライトに悩んでいる女性は多いと思います。ではセルライトとは何なのでしょうか?

セルライトとは肥大した脂肪細胞と何らかの原因で代謝が悪くなり排出されなかった老廃物が一緒に凝り固まったもののことです。

初めのうちは脂肪を押したりすると分かる程度ですが、そのまま放っておくと、見た目でわかるくらいデコボコの状態になってしまいます。

まずはセルライトができる仕組みを説明しましょう。

体内の脂肪細胞の数は10代の頃にほぼ決まり、その後は減少しません。

つまり太るというのは脂肪細胞が大きくなることです。

脂肪細胞が大きくなると細胞の周りの毛細血管が圧迫されて血流がとどこおってしまいます。

そしてその周りに老廃物や余分な水分など体内に不要な分泌物が蓄積します。

するとさらに血流やリンパの流れが阻害されて、ますます老廃物が脂肪細胞の中に溜まって膨張していくという悪循環に陥ってしまい、セルライトになっていきます。

この状態をしばらくそのままにしてしまうと表皮が老廃物と混じって大きくなった脂肪細胞に押されるようになります。

皮膚と脂肪細胞をつなぐコラーゲン繊維がひっぱられた結果、皮膚がみかんの皮のようにデコボコになってくるのです。

皮膚をつまんだりしなくも皮膚表面がデコボコになった状態は「オレンジピールスキン」と呼ばれています。

代謝の低下により酸素や栄養が不足してコラーゲン細胞も衰えるため、皮膚表面のハリやツヤが失われていきます。

セルライトができやすい箇所は普段の生活ではあまり動かさないので、特に脂肪がつきやすく代謝もとどこおりがちな太ももや腰回り、二の腕などです。

セルライト=脂肪細胞には体温調節の役割もあります。

ですからセルライトは健康上も悪影響はないとされています。

しかしセルライトで肌がデコボコした状態は見た目に良くないので、どうしても気になってしまうものですね。

セルライトができる原因は?

セルライトができる原因は大きく分けて以下のようなパターンがあります。

肥満
老廃物の蓄積
むくみ
遺伝的要因
ではセルライトができる原因を詳しく見ていきましよう。

肥満

まず肥満はセルライトができてしまう原因の一つです。

特に運動不足の場合は脂肪が増えると同時に筋肉量が減るので代謝も悪くなり、セルライトができてしまいます。

運動不足の人はリンパの流れや血行が悪くなっています。

脂肪燃焼効率も下がって脂肪に老廃物が溜まりやすくなり、セルライトとなっていきます。

また高カロリーな食事、糖質のとり過ぎなど体脂肪がつきやすい偏った食生活を送っているとセルライトができやすいです。

揚げ物などの油っぽいものや砂糖を大量に使用したお菓子など甘いものを多く食べる人は摂取したカロリーが適切にエネルギーに変換されず脂肪になってしまい、セルライトができやすくなります。

過剰なアルコール摂取も代謝の低下につながり、セルライトができてしまう原因となります。

老廃物の蓄積

加齢にともなう代謝の低下や冷え性などで新陳代謝が落ちていると老廃物が体に蓄積されやすくなります。

老廃物がうまく排出されずに体内に残ってしまうと脂肪細胞と結びついてセルライトができやすくなります。

むくみ

むくみがある人もセルライトができやすいと言えます。

むくみはリンパの流れや血行が悪いと起こりやすいです。

このとき体は老廃物や余分な水分を体に溜め込みやすくなっています。

代謝が低下しているので脂肪が燃焼されにくくなり、脂肪細胞に水分や老廃物が蓄積してセルライトになります。

遺伝的要因

遺伝や体質で太りやすい人も脂肪が増えて血行が悪くなると、老廃物の排出がうまくできなくなってしまいます。

その結果セルライトができやすくなります。

いずれにしろ、血行が悪くなり体内の余分な水分や老廃物がうまく排出されない状態が続くと、それらが肥大化した脂肪細胞と結合してセルライトができる要因になると言えます。

セルライトを潰すのはやばい

ブログやSNSでセルライトは潰したほうが良いと書いてあるのをよく目にします。

でもそれは間違った知識です。

なぜならセルライトはただの脂肪ではなく、脂肪と老廃物とがしっかりと結びついてしまったものなので、単にマッサージをするだけでは効果を得られないのです。

むしろマッサージを力まかせに無理に行うと内出血を起こして、あざになってしまうこともあります。

マッサージを行うなら、事前にエステマシンなどで脂肪を分解してからマッサージすることをおすすめします。

エステの場合、セルライトの部分にマッサージをする際は、その前に脂肪を溶かす効果のあるキャビテーションなどの専用マシンで脂肪を溶かして、マッサージの効果を高めています。

セルライトを除去する方法

セルライトがどんな風にできるのか、セルライトができてしまう原因はわかっていただけたでしょうか?

続いてどうやったらセルライトをなくすことができるのかを確認していきましょう。

セルライトを除去するには主に以下のような方法があります。

運動不足解消(筋トレ+有酸素運動)

運動不足はセルライトを増やす原因の一つです。

まずは脂肪が燃焼されやすい体を作るために筋トレなどを行って筋肉量を増やしましょう。

さらには水泳やジョギングなどの有酸素運動で体温を上げることで、代謝を良くして老廃物や余分な水分を体外に排出するのも効果的です。

食生活改善(糖質と脂質を制限)

脂質と糖質のとりすぎは肥満につながります。

肥満体質になると、どんどん脂肪細胞が大きくなり、皮膚と脂肪細胞をつないでいるコラーゲン繊維もひっぱられます。

すると、その分ボコボコも大きくなりセルライトが目立ちやすくなってしまいます。

脂質と糖質のとり過ぎに注意して栄養バランスの整った食事を心がけましょう。

入浴+セルフマッサージで身体を温める

入浴で体を温めてあげると運動したときと同じように新陳代謝を良くすることができます。

代謝を上げるには全身の血流を良くするのが大切です。

湯船につかる、出る、を繰り返し行って、20分程度時間をかけて入浴しましょう。

さらに湯船の中で気になる部分をマッサージするのも代謝アップにおすすめです。

ゆっくり湯船につかるには熱すぎるお湯は良くありません。お湯の温度は40℃前後に設定しましょう。

痩身エステで専用マシンとハンドマッサージによる施術を受ける

痩身エステにはセルライトに効果を発揮するメニューがあります。

例えばキャビテーションという脂肪細胞自体を減らす効果のある施術を行えば、セルライトを目立たなくすることができます。

キャビテーションとは専用のマシンから出る超音波によって体内の脂肪細胞に直接アプローチする痩身エステのメニューです。

キャビテーションの超音波はセルライトになってしまった脂肪細胞を破壊して溶かすことで、周りに蓄積された老廃物と一緒に体の外に排出されやすい状態にします。

通常のダイエットでは脂肪細胞のサイズは小さくなりますが、脂肪細胞の数自体が減ることはありません。

しかし、キャビテーションは普通のダイエットでは減らせない脂肪細胞を破壊し、減らすことができます。

またキャビテーションの超音波は当てた部分の脂肪だけに作用するので、太ももやお尻などセルライトの気になる部分だけを集中的にケアするのにおすすめです。

痩身エステではキャビテーションの後にハンドマッサージなどを合わせて行うことが多いです。

キャビテーションでやわらかくなった脂肪細胞を老廃物とともに、マッサージで効率良く体外に排出させるためです。

痩身エステではセルライトを形成している脂肪と老廃物の両方にアプローチするので、しつこいセルライトにも効果が期待できます。

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