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20180218

前日、音楽を聴いている時に突然シャットダウンしてしまったMacBookが、とうとう動かなくなってしまった。電源のボタンを押してもウンともスンとも言わず、今までも突然シャットダウンする事があっても、暫くして電源を入れると立ち上がってくれたので、今回もそうだろうと暫くの間様子を見ていた。

色々とパソコンを使わなくても、あれやこれやと試行錯誤を繰り返していた午前中から、きっと何も予定が無ければ、午後からはパソコンにつきっきりになってしまって「一体今日は何をしてたのだろうか?」という事を回避出来たのは良かった。

頼まれた買い物、ハイボール用の炭酸水の安売りをしていたので、駅近くのスーパーまで買い物に行って、持って帰ってから出掛けようと一旦家を出た。スーパーに到着してソフトドリンクのコーナーに行くと、残一本だった。一本だけ買って、そのまま出掛けても良かったのだけれど、段取りをして家を出発した訳では無いので一旦家に戻るより他選択肢は無く、ちょっと肩を落として家に戻った。

次こそは!と意気込んで、ひょっとするとスーパーで欠品になった炭酸水が補充されているかも知れないと、家を出発してスーパーに立ち寄る事にした。すると炭酸水が補充されようとしている瞬間で、躊躇わずまとめ買い。

炭酸水は自転車のカゴに入れたまま、駐輪場に預ける事にした。で、駅前でさて財布をと思い、ポケットにいつも収納しているところに手を伸ばすと、財布が無いのに気が付いて、カローラⅡのオザケンが頭の中で流れはじめたのは良いけど、そのままドライブに向かう訳では無いので、万事休す。仕方無く、一旦自宅に戻って炭酸水を置いて、駅の近所まで3往復。

きっとこんな日は慌てない方が良いと思い、ならば開演時間が迫ってから入場しようと京都に向かった。

最近の京都は平日、休日問わず人でいっぱいと印象で、日曜日だからといって特段人が多いとも思わなくなった。やはり賑やかな京都。

阪急電車で、いつもなら磔磔に向かうには烏丸下車のところ、今日は河原町。

何かそんな気分だった。

磔磔に到着すると既に椅子は人で埋まっていて、あー、これ、今日は立ち見かな?それならそれで仕方無いなー、と思っていたら、お店の人に普段はお座敷として使われている所に設けられた、いちばん後ろの椅子なら空いていると、案内してもらって着席。

いちばん後ろの席も満更じゃ無いなと思ったのは、ステージも見渡せて、なんか週末。というか休日の程よい賑わいを目の当たりにしているような気分になれて、自分自身が感じたのは、人通りの多い駅でのコンコースの喫茶店だか居酒屋とかで通りを眺めているような気分に近かったのかも?と。

後ろを気にしないで寛げる状態もなかなか、と思った。ただ、出演者が階段から降りてくる場面を目撃出来ないのは残念だったのだけれど、それを除けば本当に、ステージ全体を眺めているとどーんと視界の真ん中に居座る柱も磔磔だなと思った。

テーブルが無い席で、瓶ビールにグラスは不要。少し酔いがまわった後に開演。あぁ、あの階段が見たかった、と思うも、その光景はお客さんのざわついている様子を見て想像力で補った。

照明が落ちてテレビドラマで聴いた事あるSEが流れ始めて登場したのが台風クラブ。

チラッとwebで音源を聴いたことがあって、イキの良いパンクバンドなのかな?という印象だったのだけれど、チラッと聴いただけで判断してはいけないなと、改めて思った。拝見してスリーピースの若いブルーズロックバンドと云う印象を受ける。スリーピースの割には音が厚かったのはきっとそれぞれのパートが上手く絡みあってるのだろう。自分自身が若い頃にこんな風にバンドが出来てたらなー、と思ったのだけれど、人見知りの激しさからバンドは無理だな、といつの間にか思っているな、という事も思い出した。3月の闇鍋音楽祭でも聴けるので、それがまた楽しみとなった。

から転換を挟んでの吉田省念バンド、1度リクオさんのホーボーコネクションで拝見して以来。その時にチャボさんだったか?ギターソロの掛け合いとなった時に、凄いギターを弾く人だな、と改めて思って、機会があればまたどこかで聴いてみたいなとずっと思っていて、それがボタニカルハウスで。省念さんのバンドスタイルを拝見するのは初。初めてでも省念さんのスタイルがバンドも含めて、確立されているように見えた。最後のインストの曲が印象的で、機会があれば音源をどうにかしようと思った。

そして、「うたのありか」以外でポツリポツリと「うたのありか」のリクオさんとソウルフラワー中川さんが拝見出来るのは嬉しい。しかもチケット代もリーズナブル!11月に拝見した「うたのありか」とは若干ニュアンスが違ったのと、いつもはもう少し前で拝見しているのだけれど、今日は後ろの方で拝見していると、会場の盛り上がりなんかも目に入ってきて、これまたボタニカルハウスという感じで拝見出来たのは、気持ち的に大きかった。ボタニカルハウスを楽しみ方をちょっと発見してしまった感じ。

最後のデイドリームビリーバーでのピアノ、アコギ2本とエレクトリックギターの醸し出す音が良かった。これを、こんなイベントを2000円って安すぎない?毎号欠かさず買うと、何かが出来上がるような、雑誌とも何とも言えない月刊の何か。のように、初回だけこんな値段なのかな?とチラッと冗談でも頭の中に過ぎってしまった事は内緒にしておきます。

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