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20181117

二日酔い。そこに甘美な響きは無い。何もかもがイヤになって、というより何もかもが面倒になるのか昨日は1軒目で帰っておけば良かった、とか、暴言を吐かなかったか?、不本意に人が傷付く言葉を言わなかなったか?とか全く記憶に在らず、ちょっと困る。

そんな朝をやり過ごして、面倒だけれど年末調整のあれやこれやの記入を経て、昼寝。

散髪やら郵便局を回って、今日は京都は磔磔にて、うたのありか2018を拝見する予定になっている。

いつも阪急かJRかで迷うのだけれど、今日はJR。コンビニでウコンが云々という飲料を買って、駐輪場に自転車を停めて、駅まで徒歩。

信号が青に変わるのを待っていると、交番からおじいさんが出てきて、交番には誰も居らず、道も尋ねられずのおじいさん。

道がわからないので教えて欲しいとの事。

おじいさんの持っている住所を見てみると、地名に見覚えはあるのだけれど、ここだと確信が持てない、近所でもあまり馴染みの無い住所だった。急いでも無かったし、時間に余裕もあったので、大方の場所だけ説明出来れば、と思うも、場所の見当がぼんやりし過ぎて説明しようにも・・・。と、いうような状況に陥いる。こんな時にまさか携帯電話が役に立つとは思わなかった。

スマートフォンの地図アプリを立ち上げて、おおよその住所を入力して調べてみると、だいたいの場所が分かったのだけれど、またそれが説明するには難しい場所。

おじいさんから、自分の携帯電話に写真を撮ってくれとお願いされたのだけれど、おじいさんの携帯電話、カメラの機能は付いていたのだけれど、立ち上げても何も映らず、何だろうと携帯電話を見てみると、買った時のシールがそのまま貼られていて、それが携帯電話のカメラを塞いでいた。

シールを剥がして、おじいさんの携帯電話の写真に、地図を収めようかとも思ったのだけれど、地図のアプリでは駅の表示も無く、撮った所できっと場所は判らないだろうと、結局大まかな道案内だけで、また行った先で道を尋ねてくれ、と伝えるとおじいさんは、案内した方に去っていった。おじいさんは無事、目的地に到着しただろうか?

それから、隣の駅で散髪を済ませて、京都駅まで新快速。

駅前の郵便局が土曜日でも営業していたので、そこで郵便物の重量を計ってもらって投函。

で、四条までは京都の風景を楽しもうと思い、バスに乗りたかったのだけど、どこもかしこも人がいっぱいで、バスに乗るのは断念。

地下鉄で四条まで。地下鉄の路線図を見てみると、烏丸御池で京津線に向かう東西線が交差していて、烏丸御池まで、と思っていたら、降りる駅は四条だった。そう、東西線と阪急の交差を勘違いしてしまっていた事に気付いた。

危うく烏丸御池まで行ってしまう所だった、気を取直して四条で地下鉄を無事降車。地上に上がると、最近、京都に行った時には必ず書いている気がする「人がいっぱい」。もう、所定でそんな状況なんだな、と。

裏通りに入ると人は少ないのか?と思うも、やはりそれなりに人が居て、それがどうも人混みを避けた、という風な人にも見える。

で、そんな通りを抜けて磔磔へと。普段と違う行き方だと、道に迷う確率が高くなる。

今日もそうで、危うくひとつ筋を間違えるところだった。そうして辿り着いた磔磔はちょうど開場前のタイミング。番号を呼ばれるまでの待ち時間も少しで済んだ。

中に入って、取り敢えずビール。ピザも頼んで、焼き上がりを待つ間に1本空けて、ピザがテーブルに運ばれてくるだろうタイミングを見計らって、もう1本注文。タイミングが難しいな、と思いながら。

会場のSEにはリクオさんと中川さんの曲が交互に流れる、うたのありか2018。

開演が近付くにつれて酔いも、いい塩梅になって来た時にスピーカーから中川さんがアルバム「にじむ残響、バザールの夢」でカンザスシティバンドのカヴァー「新しい町」が流れてくると、まさかの涙腺決壊。

開演前というのに、グッと来てしまったのは、きっと災害後に何度か伺った真備町でのあれやこれやを思い出してしまったからで、きっと今の真備町もそんな感じなんだろうと。

不意に曲が流れて持って行かれて、流石、うたのありかここにあり、と開演前からそんな事を。

で、うたのありか2018。出囃子からうたのありか感が伝わって来て、ここ数年、恒例となった感があっても、飽きる事は無いなー、と思いながら。

リクオさん、中川さん2人がステージでお互いの曲を何曲か演奏。

毎年、飽きの来ないセットリストで、何曲か終わった後に、グルーヴァーズの藤井さんが呼び込まれて、ソロタイム。

磔磔で藤井さんを拝見するのは2度目。何年か前はグレッチ1本の姿が印象的で、どちらかといえば繊細な印象を持ったのは、くるりのTAKUTAKU DE KUTAKUTAの時だった。

前回、その声を拝聴する事が出来なかったので、ソロの藤井さんってどんな感じなのだろう?と思いながら拝見。

藤井さん、思っていたよりも骨太とというか、ロックというか。失礼ながらそんな印象を受ける。マーヴィンのカヴァー、what’s going onのカヴァーでリクオさんのTシャツの意味が分かった(様な気がしました。)

藤井さん、よく指があんなに動くもんだなー、と。うたのありかゲスト編のいちばんの醍醐味は、やはりセッションのコーナーで、在り来たりな言い方であるが、1+1+1は無限大。

うたのありか2018、ロックな夜だったなと。愛、平和と相互理解が響いた夜でした。

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