狂猿

連休中の日曜
まったりは出来なくて仕事
台風がウソのように穏やかな
天候
話は代わつて
葛西純
プロレスラー
ドキュメンタリー映画
見ました
昭和の時代ならば
陽の当たらない
レスラー
馬場と猪木
国際プロレス
やはり
下から上の時代
ヒリヒリではなく
ザクザクしたプロレス
でもB級ではなくて
超A級
葛西純

大仁田厚でもなく
間違いなく葛西純
後楽園ホールが似合う
ハードコアなロック
デスマッチの狂猿
職業 デスマッチファイター
いないですよ
中々こういうちよつとよく
わかないパンクなレスラー
葛西純
ただひとり

出身は
帯広
北海道
上京してから
ガードマンしながら
身体の下地をつくつて
大日本のデスマッチで
ブレイク
心のなかまで
ザクザクになる感じの
ロックなプロレスラー
葛西純の二番煎じはいらない

どこにでもいそうで
絶対にいない
プロレス界のダウンタウン
過去の業界の前列にこだわらない
何でもあり
痛いプロレスは
身体だけではなくて
こころに響くから
面白いんだぜ

ヒーローじやないけど
オレツちは葛西純

誰にも真似できない
クリスマスなんていらない
デスマッチで装飾してやる
淋しい奴等にメリークリスマス
そんなレスラーいなかつた

プロレスラーつぽくない
ゴツくて190を超える大柄でもないけれど
心のなかまで沁みる試合を
やつてのけるのが
葛西純


『やりたい事がみつかれば
明日にでもプロレスやめる』

その言葉がなぜかジーンです
高校でてからの
19才20才21才
ヒリヒリしたような
感じでみんな男女とも
世の中を睥睨しながら
どーしようかなあ
何をしようかなあ

みんな同じです
その感覚がいい
その生き様がいい

成功してなくても
サクセスストーリーでなくても

リングでメインイベント
を務めあげられる
葛西純 

まったく既存概念を
覆すリズムを持ち込んで
きたのが葛西純


狂猿
最高でした

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