土曜も仕事　

キツいです
さて、現場で
顔を合わせるのが
70歳を超えているドクター
腰は低いが学歴はピカイチ
臨床スキルはわかりません

旧帝国大学卒業ですが
いかんせん年齢がもう70歳を超えて
ますのでバイト探しが大変
最寄り駅までも徒歩がつらい

人生なにがあるか
わかりません
以前はおカネ持ちでも
いろいろあつて今は賃貸で
独り暮らしでバイト
譲れないものはゆずれない

つまり不正はしたくない
当然ですよ
名義貸しも嫌だ

まったく当然です
そうなると常勤とか
スキルも昔といまは違いますし
ドイツ語でカルテ書かれても
事務は読めない

日本の現状は
高齢者がひとりで賃貸で
安心して暮らせる
環境ではないかもしれない
過去に成功してるひとほど
現実は難しい

だれも持ち上げてはくれません
過去の栄光は通用しません

誰しもの高齢になります
さて、その時
どうしますか？
　
70歳または
80歳しごと、してる
医師はいるんです
理由はわかりません
生活のためが多いというか
それしかないかもしれません
年金とか聞けません

独り暮らしはキツいです
シェアハウスも考えられても
独りのほうが楽ちんです

過去に戻れないのが
人生

それでも本人としては
あさ早起きして
食事を取り
シャワー浴びて服を整えて
靴を履いて電車にのつて
遠くまで出かけるのがキツい

関東だけではなく
全国回ってるそうです

『若いときのツケだね』

騙されたり、腹をたてたり
おカネ以外の人脈の預金も
してこなかつたから

生きてきただけ、
背負うものはあります
そのセンセもわたしと
共通点がひとつありました

『自分を愛してるの、
だから生きてゆけるの
ただ、それだけなの』

失敗も損得よりも
感情を優先したことも
後悔してない

『楽しみは身体の調子のよいときに
夕暮れをぼんやり眺めたり、陽が
落ちるまえ、ビールやワインだって
少しは呑むわよ』

出かけたりはしない
仕事以外はね
医師の老後は考えますよね
独りだと特にです
飛び跳ねる年代はいつまで
何でしよ

うーん
コンビニの買出しや
お茶の差入れはします

あつと言う間の
70何年
そうですかああ