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MaiR 2ndALUBUM paint the STAR  全曲レポート

11月20日。ついにMaiRの2ndアルバム 
paint the STARがリリースされた。
このアルバムは、
「みんなと作る!MaiRセカンドワンマンライブ&セカンドアルバム」のクラウドファンディングが実施され、制作・リリースへと至った。
11月13日には、リリースに先駆けクロスフェードが公開されている。
先ずは是非こちらを聴いていただきたい。

豪華な制作陣による私だけのロック

2ndアルバムは、”私だけのロック” をテーマに
MaiRとしてさらに進化したパワフルでソウルフルな歌声を余すこと無く堪能できる1枚だ。
コンポーザーについても、今までの繋がりだけでなく憧れの方々による楽曲もあり、成長と絆の両方を感じさせる面々となっている。
早速私自身も全曲聴き、その素晴らしさに心打たれたので誠に勝手ではあるがレポートしたい。

01. DRiVE ME CRaZY

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FKBCご本人もお気に入りの激カッコいいイントロからスタート!
タイトルのaとiだけ小文字にしているこだわりも好き。
テーマ通りの「私だけのロックンロール」の歌詞が、
オープニング・トラックに相応しい事を物語っている。
MaiR/FKBC楽曲には、ライブで皆が楽しめるコーレス曲が多くある。
ルーツの一つには、彼女の憧れでもある「LiSA」楽曲の影響もあると思う。
彼女の名盤 LANDSPACEにある"コズミックジェットコースター"のような高揚感や疾走感が節々に感じられる。

今回もライブでの披露を見据えた「皆が楽しめる楽曲」がまた一つ増えたことが嬉しいし,全力で会場で叫べる日が待ち遠しくもある。

02. ナミダアステリズム

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先ず何より先に飛び込んできた「草野華余子」の文字。
ご存じ”紅蓮華”や”シルシ””ADAMAS”等、数多くのLiSA楽曲を手掛けてきた
MaiRちゃんも憧れのコンポーザーだ。 
これは夢・・・!?
頬をつねったが痛い。夢じゃぁ無い! 
しかもアレンジがANCHORさんとは・・・!
楽曲については、今回のアルバムでの星楽曲(勝手に読んでいる)である。
アステリズム=星群。だが、夢や希望・願いの集合体のように思える。
曲前半は夢への絶望や挫折を歌っているが、
後半はそれらの不安やナミダをかき消しながら、
何度転んでも希望・夢(アステリズム)に向かって飛び込んでゆく勇敢な夢追い人の歌のようである。
サビがとにかくパワフルでノリが良い。
MaiRちゃんが日ごろ話している「アニソンになる」を体現する曲だ。

03.絶対!愛のハートビート

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みんな大好きぷくてんてー楽曲。
MaiRちゃん楽曲においてはバチバチにカッコいい楽曲多めだっただけに
キュートでポップなロックは完全に意表を突かれた。
楽曲のいたるところに👏👏が散りばめられていて、
12月に控えている2ndワンマンライブで👏👏を合わせたくなる。

声の出せない中でも非常に盛り上がりそうな1曲。ニクイね!
ハートビート&アップデートや、ノックアウト&全部BETなど韻を小気味良く踏む歌詞が又たまらない。
また、何度針が回っても解けなかったものが、
ラスサビでは解"か"ない になっているところがとても興味深い。

04. 聲

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この曲を聴くと、めあちゃんが壁にぶつかり
めあめいとが心配する声や、周りが差し伸べる手を受け入れられず、
休み期間に焦りや悔しさで暴走してしまった
2020年中下旬の出来事を思い出す。
瑠璃姉さんやふくぶちょーをはじめとした周りの人たちの暖かさに気付き、頼れるように変わったことは、今思えばMaiRちゃんが考え方を変える大きなきっかけの一つであったのかもしれない。
また、それを歌として描けるのはずっと見守ってきたmampuku先生だからこそだと思う。最後は周りの"声"に”耳”を傾け、与えられる存在になって
終わるのが最高にエモ。

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05. Shout My Life

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ご存じ最強音楽集団Q-MHz提供。
MaiRのハジマリの曲。
前曲の聲とは異なる「叫び声」を表現しており、
比較して楽しむことができる。
今度はMaiRちゃんのVsingerとして命を燃やす心の叫びが皆に波及していく、最強の楽曲である。
”本気で”前へと進むよ! に決意のすべてが感じられる。
MVも非常に素晴らしいので必見である。
↓良いと思った方、今年のVtuber楽曲大賞へ投票してください。是非。↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScSQnPsBmAHh7JYWs6dsaJgGTLs7zUGu1RFQfSRCBRj5ws1QQ/viewform

06.Transgression

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地獄から来たバーチャルJK
虎落ブエさんのデスボコーラスが、
楽曲名にもある「倫理の違反」をビシビシ感じることができる。
ここまでダークな曲をアダルトに歌い上げるのは、
今までのMaiR楽曲からイメージできた方はなかなか居ないのではないか。
表現の幅の広がりを感じるとともに、
新たなワールドを叩きつけられた。
今回のアルバムで一番衝撃を受けた楽曲となった。
会場では(迷惑にならない程度に)ヘドバンしたい曲である。
作詞も担当されたブエさんは、Twitterで次のように語っている。

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07.B!A!N!G!

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イエティ吉澤さん楽曲。これぞMaiRサウンドと思わせてくれる楽曲。
pay attention!!やた・た・た をはじめとした
曲のいろんなところにLiSAリスペクトも感じられる。
ライブではBANG!で打ち抜かれているところが想像に易い。
歌詞ではyeah になっているところも行け!に聴こえるのは敢えて?そこも含めてイケイケGOGOな楽曲。

08.暴想INVENTION feat.コーサカ(MonsterZ MATE)

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田中オーギュメントとも呼ばれる独特の浮遊感を持つコードを使用しており、
それがコーサカ兄貴のリリック×MaiRちゃんの歌声を
更に一段階高みへと押し上げている全てにおいて素晴らしい楽曲。
Cメロからラスサビにかけての躍動感はたまらない。

また、オリジナル楽曲の中でも再生数がTOPレベルで、
沢山のめあめいとやVsingerファンに視聴されている楽曲の一つだ。
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09. ...Letter...

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安心安全の難波サウンド。
その楽曲のどれもが独特の透明感を持っていて、
自分が目指すスーパースターを自分色に染め上げる旅も終盤。
前半のMaiRちゃんに欠けていた"皆への本当の信頼"を得た無敵ソング。
そのエピローグへとつながる不思議なグランドエンディング感がある。

最後の歌詞も「流星」をイメージさせ、星が流れて終わるオシャレさ!

10. 約束

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MaiRちゃんの作詞 FKBC作曲の最高楽曲である。
めあふくの本当の始まりからの曲に聴こえ、
ある意味SSS以上に昔からの回想録的な意味合いもありそうである。
リリース記念においても多くのめあめいとが注目する楽曲であった。
Youtubeという世界に飛び込んで、いろいろなことを共に経験して・・
そして今数えきれない幸せがこの手にある。

副部長  
-出会った時からずっと、ナンバーワンだと思ってる。-

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11.スーパースター

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そしてこの約束からのスーパースター。
流石。ぽきさん天才。フカヒレにして食べるのやめます!
こちらは前曲の"約束"と対になっている曲だと思う。
10万人記念ライブなどで成長したMaiRちゃんが口にした
「自分の夢を叶えるだけじゃなく、みんなの夢になりたい」が、
歌詞の
「大丈夫だよ、この叫びで全て照らす。それがスーパースター」
とシンクロしてとても泣ける。
今までの曲で紆余曲折しながら歩んできたMaiRちゃんが
迷いなく羽ばたこうとしている「新たなハジマリの歌」の様に思う。


まとめ

今回の楽曲の多くから、先の見えない不安や葛藤。
挫折・悲しみに直面しながらも
勇敢に前へと突き進みスーパースターの道へ駆けていくMaiRちゃんの姿

が様々な楽曲から伝わってきた。
1stの時に見えたいろいろな選択肢、希望だけではない、
"苦難から垣間見えるVシンガーのリアル"&これから待つ”輝きが成長”が
伝わる楽曲たちだった。

これからもいろんな難しい事や苦しい事。
そしてそれ以上のサプライズや楽しい事が待っているはずである。
MaiRちゃん、副部長、そしてALIVE MUSIXの皆が目指す景色を信じて
自分なりにこれからも応援していきたいと思う。みんなえらい!!!

最後に

12/11日にこれらの楽曲をひっさげたライブが開催される。
ここまで読んでくれた稀有な方は是非、
その目でMaiRの雄姿を見届けてほしい。
          ↓ ↓ ↓ ↓

https://virtual.spwn.jp/_events/21121118-mair2nd

おわり

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