軽井沢2日目の夜。
それは突然起こった。

10月26日〜28日に家族と、私の姉の5人で軽井沢へ2泊3日の旅をしました。

2日目は、軽井沢おもちゃ王国で、しこたま遊んで子どもたちも大満足😊

そんな中、夫から話がありました。
「星野リゾートの施設が近いみたい。買い物がてら寄ろうか？」

私が買い物やカフェが好きなことを知っているので、喜ぶと思ったのでしょう。
しかも、高級感のあるステキな空間が大好きなので、余計に！

よく分かってらっしゃる！

嬉しい気持ちを放出しながら向かう道中で、どんどん外が暗くなってきました。10月下旬は17時過ぎになると、あっという間に日が暮れます。

軽井沢の山道には街灯が最低限しかないので、夜の闇が迫ってくるよう。

星野リゾートでぶらぶら娘と姉と買い物していると、ポツリポツリ雨が降ってきました。

山の天気は変わりやすい。

買い物を終えて、みんなで車に乗り込み、宿泊先へ向かうことに。

突然のゲリラ豪雨

山道を夫が運転すると、突然ピカッと視界が白くなる。

車？
違う……。

気のせいかな？
と思ったら、またもや光る。

そう、季節外れの雷です。

私の息子は大の雷嫌い。

雷が鳴り出すと、誰かにしがみついてフリーズして離れません。稲妻も雷鳴も苦手で、車の座席に置いてあった毛布を頭までスッポリかぶって、横に座る私の姉にしがみついてます。

その様子の最中も、ビカビカと次から次へと光が止まらない。周りに建物がないから、稲妻がやけに明るい。夜の闇に不似合いなほど真っ白く、辺り一面を照らしていく。

と思ったら、急にバケツをひっくり返したような土砂降り。夏によくあるゲリラ豪雨だ。

前が見えなくて、夫はゆっくりと運転する。
前方にも、後方にも車はおらず、車のライト頼りで、のろのろと進む。最速のワイパーの音と爆音の雷鳴が車中に響く。
さらに突風も吹き出して、道路の葉っぱを舞い上げて、車に容赦なく叩きつける。

距離にしたら短かかったのかもしれない。
けれども、永遠に続くような山道の中で、怖さとちょっとしたワクワクを感じながら、ホテルにようやく到着。

今度は、あんなに降り注いでいた雨が嘘のように、あがった。

屋根のあるエントランスの下に車が停車し、みんながホッと一息ついて降りたとき。

「バンッ！」

と、音がした、、気がした。

実際の音の有無は正確には分からないが、ホテルが暗くなり、いくつかの電灯がまばらについているばかり。

入り口の自動ドアは、開いたまま。
軽井沢の冷たい空気が容赦なく、ホテルの中に入り込んでいく。

非日常の空間にループしたような、見たことのない世界。お伽話の世界を想像させる場所。

時が止まったように佇んでいると、エントランスの電話が鳴り響く。
「はい、どうやら停電のようで……。」

来たタイミングで停電？！
なんだか熱烈に歓迎されているようで、嬉しくなる。

そう、私はずっと龍神の気配を感じていた。

龍神との繋がりが深くなった昨今

始まりは小網神社だった。

東京にある最強のパワースポット。
ゲッターズ飯田さんも推薦していたし、ライター仲間が参拝してから、仕事が劇的に増えたと仰っていたので、私も行きたい！と強烈に思い、行ってみた。

あれから、いろんなご縁が深まり、なんだか不思議な現象が起こっている。

自分がやりたいと思ったことを実行すると、想定以上にお喜びの声をいただいたり、反応をいただけたりする。
また、ご縁をいただくことも増えた。

小網神社の龍神のおかげのような気がして、空に龍の形をした雲を見つけたら手を合わせたり。

やたらとドラゴングッズに惹かれて、購入したり。

車で出かけて迷っていたら、たまたま九頭龍神社があったり。

私の生活に、龍神が鎮座するようになったのです。

星野リゾートのお店でも、すごくかわいい龍神の木彫りが売っていて、迷わず購入したところだった。

だから、姿を現したのでは？などと思っている。

龍神が近づくと突風やにわか雨が起こる

誰も龍を見たことがないから確証はないけど、龍が近づくといろんな現象が起こるらしい。

• 突風

• にわか雨

• 虹

ただの偶然と言われればそれまで。
でも、こんな偶然ってあるのかな？

私は龍神が近くまで来てくれたようで、温かい気持ちになった。

なんか変なやつ。
怖い。
オカルト。
スピ系か。

そう思われても構わない。

私はありがたくご加護をいただき、手を合わせて感謝を伝えることで龍神とWin-Winの関係を築く。

龍神からの強い愛と凛々しさに、尊敬の念と感謝を抱いた。

帰りの道中での再会

軽井沢から東京へ戻る、高速道路のこと。

いつもだったら、車に乗ると条件反射のように寝てしまう私だが、その日は珍しく起きていた。

子どもたちは寝ていたので、大人3人で話していた。

時間は午後4時すぎだっただろうか。
突然、前方に何か見えた。

「虹だ！」

時間にしたら、20秒くらいだっただろう。
カーブを曲がったら、すぐに見えなくなった。
たまたま見た角度だけ見えるみたいだ。

龍神は虹を見せることで、あなたを守ってるよと伝えるそうです。「自分の歩む道に自信を持って！」とエールを送るのだとか。

やっぱり！

龍神に祝福されてることが分かり、すっかり満たされた私。

風邪をひいて体調不良だった私以外の4人とは打って変わり、私だけはパワー満タンで軽井沢を後にしたのでした。