こんにちは
第８話に興味を示していただいてありがとうございます。

では、第7話の続きを始めていきます。ここからはイメージを膨らませてくださいね。
難しく頭を使わなくていいです。想像の世界です。

第3話の【絶対儲かる大家の心得】の４つ目

《入居者同士、気持ちよく住んでもらいましょう》

　これは成功している物件に多いです。

　《入居者さん同士が気持ちよく暮らせる空間》と《そうでない空間》
想像してみてください。

私が思い浮かぶ《入居者さん同士が気持ちよく暮らせる空間》のイメージは例えばこんな感じです。
　入居者さんが笑顔、ニコニコ　ご近所さんと顔を合わせたら笑顔でこんにちは
　たまには、世間話なんかをしてしまうくらい。
　何か、不安なことがあっても少し相談できるくらいの良い関係
　もしも、住居設備で故障や不具合が出ても、ガミガミせず、ゆとりある状態

それは普段から気持ちよく暮らせているから、お互いの状況立場が理解できていれば、
たとえば、騒音トラブルも気をつけようとも思えますし、我慢できやすいという経験は無いでしょうか。
　
人は優しい相手には優しく、厳しい相手には厳しく対応する傾向があるようです。

逆の《入居者さん同士が気持ちよく暮らせていない空間》
お隣さんと顔を合わせても、目を逸らしてしまう。（酷ければ挨拶しても無視をする）
　どんな人が隣に住んでいるか少しもわからないのは不安ですよね。
　ちょっとした騒音でもトラブル多発
　ビクビクしてしまいます。早く引っ越ししたいと思います。
　普段からいろいろな不満が多いから住居設備で故障や不具合が出たらここぞとばかりに
　ガミガミ電話。
集合ポスト周辺に不要なチラシが落ちていても、なぜ自分が拾う必要があるの？他人のものだし、関係ない。とそのまま放置。

他にもいろいろ想像してみてください。

結果、安心して気持ちよく住める環境では永く住みたい。
逆に、不安で不満だらけの環境では早く抜け出したい。引っ越ししたい。になります。

【長期で住んでもらえるか】　に大きく関わってきます。
また【丁寧に住もう】にも繋がります。

たくさんの賃貸物件を見てきてよく思うことがあります。
綺麗な物件は集合ポストにチラシがほとんど落ちていません。
いつ行ってもほとんど落ちていません。
綺麗でない物件はいつもチラシが散らかっている事がほとんどです。

管理清掃に費用の掛け方も大いに関係しているとは思いますが、それだけではなく、
入居者さん自身皆さんが心掛けている部分があると思います。

そろそろ、話をまとめますね。

入居者さん同士が気持ち良く住んでもらえていると

①長期で住んでもらうことに繋がりやすく早期退去を減らせられる【捻出】
②入居者さん同士のトラブルが減るので大家さんとしては気苦労が減る
③管理会社の苦労も減り、管理料の減額交渉も可能になる【収入の捻出】

私は過去にある企業でマネージャーという職に就いていた経歴があります。
その時の私の重要な役割のひとつは従業員さんに働きやすい環境を提供する事でした。
働きやすい環境では不満は減少し、退職者は少なくなる事を学びました。

賃貸経営でも同じ事が言えると実感しています。
大家さんもマネージャーとして安心して住みやすい環境を提供する事が非常に大切だと思います。

次回、第９話で【絶対儲かる大家の心得】の続きをお話しします。読んで頂いてありがとうございます。

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