【お手軽シリーズ】3分で読める、地名は体を表す

 みなさんこんにちは、地理が大好きおーぞれ真理奈です。今日は地名の変更によって伝わる情報量が変わるということに気が付いたのでそのことについてお伝えします。

 今日もお手軽シリーズなのでだいたい3分で読めます。


 1.イントロ

 地名に動物の名前が入ってることってありませんか?蛇窪信号場の蛇とか、牛田駅の牛とか、三鷹の鷹とか。

 こういった地名に動物の名前が使われている場合、その土地で起こったことや起こりやすいことを伝えている場合があります。


2.災害編

 たとえば「蛇」という漢字は水に関係することを示すことがあり(日本神話とか好きな人はご存じのあれ)、川が氾濫しやすいとか、川が蛇行しているとか、そういった水害の歴史を伝えてくれている場合があります。

 また「牛」は「憂し」に通じて、土地の不安定さを示すことがあり、こちらも氾濫や地滑りが起こりやすいことを伝えてくれたりもします。


3.歴史編

 ではすべての動物の漢字が災害を伝えているのかというと、もちろんそういうわけではありません。

 たとえば三鷹に使われる「鷹」の字は、「滝」に通じて急傾斜地や地滑りの起こりやすさを伝えることがあります。

 しかし三鷹という地名の由来は、10の村が合併して三鷹となった時に、それぞれの村が「三つ」の領地にまたがる徳川家の「鷹場」であったため、という三領説が主流です。

 このように動物の漢字が入っている地名がすべて災害について伝えているわけではありません。そのため、地名に動物が入っていても災害のある土地だと決めつけずに、地名の由来を調べることが大切です。


4.まとめ

いかがでしたか。今回は動物の漢字を取り上げましたが、他にも地名にはたくさんの意味や想いが込められているので、身近な地名を調べてみるのも面白いのではないでしょうか。

 土地の開発や時代の流れによって失われた旧地名に多く存在するので、今の地名だけでなく旧地名も調べてみると、より一層理解が深まると思います。

 それでは!


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