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複業な私が思う、どの仕事にも共通すること。

長期の案件が終わり、今はちょっと緩やかな時期。7月の個展の準備と毎月の担当しているメルマガの制作、また、経理業務にも手をつけたいなあと思っています。

ここからが今回の本題。イラスト、デザイン、原稿などのお仕事の共通点についてです。実際の作業をスタートする前に確認しておきたいのが、目的、その情報を届けたいターゲット、具体的な内容の3点。その上で、さらに細かく色々なことを決めていくこととなります。この3点は、販売や商品開発、その他、様々なプロジェクトにも共通していえることです。具体的に見ていくと……。

◎年賀状制作の場合(イラスト制作、デザイン制作)
・目的:来年用の年賀状デザイン
・ターゲット:20代〜30代のファミリー層向け
・具体的な内容:干支イラストをいれた年賀状、写真を1点配置するレイアウト

その先に、賀詞はどうするのか、挨拶文を配置するのか、住所欄を設けるのかなど、細かなルール決めがあります。

◎月に1回配信しているメルマガの場合
・目的:新商品とセールの紹介
・ターゲット:40代〜60代の男女
・具体的な内容:新商品の告知、今月のお買い得、豆知識
メルマガの場合には、具体的に伝えたいこと=項目立てとなります。

◎イベントの告知(デザイン制作、原稿制作など)
・目的:住宅展示場の見学会
・ターゲット:新築を考えているファミリー層など。
・具体的な内容:住宅展示場の見所、当日のイベント内容

イベントや展示会の告知では、日時や会場、問い合わせ先、URLなどの情報も必須素材となります。メルマガやTwitterなど文字ベースならば、基本の3項目から原稿を作成して日時などの情報を項目ごとに記載します。

チラシやポスターをデザインする場合には、親しみやすさを強調するのか、高級感を演出するのかなど全体のイメージ決めを経て、キャッチーコピーやイラスト、写真などを手配をして、仕上げていきます。

基本の3点を曖昧なまま進めてしまうと、ある程度形になってきたところで、デザインや原稿、イラストなどのドンデン返しが起こったり、スケジュールに大幅な遅れが生じたりすることも少なくありません。

複業で仕事をしていると、全体の制作を受けたり、部分的に受けたりもします。また、発注側になったり、発注を受ける側になったりと、立場もクルクルと変わります。発注側になるときには、何を伝えれば目的に合うものが仕上がってくるのか、発注を受ける側になるときには、抑えるべきことは確認できているかなどを意識しています。



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