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複業な私の「あの日の青ざめた失敗」

今のお仕事するようになってから早20年。振り返れば、色々な失敗が……。中でも忘れられないのが、グループ展搬入のための発送ミスです。思い出しただけでも、冷や汗がでる(^^;

10年以上前のこと。参加者を募ってポストカードブックを制作しており、出版記念イベントとして、グループ展を企画しました。当日、搬入に来られないイラストレーターさんの作品は我が家へ。まとめて、搬入日にギャラリーへ送り届ける予定となっていました。

当時、ちょっと忙しかったこともあり、毎朝、パソコン上のカレンダーで予定を確認していたにもかかわらず、作品の発送日を勘違い。前々日には発送しなければいけなかったのに、なんと手配を忘れたのです。

会社から帰宅した夫が搬入予定の荷物が部屋にあることに気づき「なんで、なんで、ここにあるの!?」と。そこで、ようやく自分のミスに気づいて、頭の中は真っ白になりました。自分の手では持っていけない数の荷物を前に血の気が引いたのを覚えています。

そこからは、失敗をどうカバーしていくかが大事。真っ先に浮かんだのが「赤帽」でした。前日の夜荷物を回収して、翌朝届けてくれるとわかり。即、Webから申し込みしました。配送料金は、当初の予定の2倍以上だったので痛い出費でしたが、そんなことは言っていられません。とにかく失敗をカバーすることだけを考えました。

搬入日、会場に来た作家さんたちを目の前に、何事もなかったような顔で届いた荷物を並べながら、本当に間に合って良かったと安堵。無事、グループ展を開催することができました。この失敗以降は、展示では余裕を持って作品を送る様にしています。

しかし、展示では想定外のトラブルも起こります。発送した荷物が届いていなかったり、発送を依頼した荷物が消えてしまったり(どちらもギャラリーの別室で発見)などなど。そんなときに役立つのが配送伝票です。配送会社に連絡すれば、伝票番号から荷物が今どこにあるかを調べてもらえるので、搬入時には、配送伝票を忘れずに持っていくことも大切です。


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