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2人のZoom通話をこっそり覗き見?「のぞきみカフェ」YouTube支店をオープンします!

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のぞきみカフェとは?

他人の人生を、ちょっとだけ覗き見出来ちゃうカフェです。さらに、覗き見して得た情報や、聞こえたワードを検索して得た情報を、対象者に教えてあげる、という行為も出来ます。はじめてオープンしたのは2019年の5月。神出鬼没の空間です。

YouTube支店では何ができるの?

こちらに訪れるのは、何やら秘密を抱えていそうな女性と、少しおっちょこちょいな男性。いまは、実際のカフェで顔を合わせることは出来ないので、Zoomを使っての会話をしているようです。皆様は、その会話を覗き見することが出来ます。

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左▶︎かおり 都内のイベント会社に勤める会社員。最近はずっと自宅にてリモートワーク中。根っからのアナログ人間だったのでパソコンなどを必死で勉強している。本心をなかなか表に出せない性格。何やら悩みを抱えていそうだが…?
左▶︎笹本 昨年会社を辞め、小説家を目指して執筆活動を続けている32歳。以前はかおりと同じ会社に勤めていた。小説家として芽が出ない将来に不安を感じているが、今日は何か特別な日のようで、ずっとソワソワしている。

なんと皆様は、2人の会話を覗き見するだけでなく、自分が思ったことや気が付いたこと、検索をして知った情報を、家にいながらにして2人に伝える、ということも出来ます。そう、人生にちょっぴり「介入」出来るんです。

知らない人に何かを伝えるって勇気が必要ですよね。だけど、もし喫茶店で隣で悪い商売に巻き込まれそうになっている人を見つけたら…。街中で、自分が知っている場所の地図を開いたまま迷っている人を見つけたら…。勇気を出して話しかけてみると、良い方向に進んでいくということって、ありそうじゃないですか?そんな「勇気」を持っていると、もう一歩覗き見を楽しめるかもしれません。

もちろん、何もせずに覗き見して楽しむ、というのも大歓迎ですよ!

のぞきみ推奨環境は?

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一番覗き見がしやすいのは、動画はPCで見る、気になったことはスマホなどで調べる、という方法です。動画を見る際は画面を一番明るくして、通信に影響がなければ画質は高めで見ていただくことをオススメします。もちろんYouTubeが見れる環境であれば、動画を見ることは可能です。

そして、昨日テスト配信をしてみた際に多かったのが「チャットやライン、通話などで友達とワイワイ見るのが面白かった」という言葉です。ドラマとかって数人で実況しながら見るのが楽しかったりしますよね、そんな感じ。もしよければ、この機会に「#のぞきみZOOM 一緒に見ない?」とWEBやLINEで誰かを誘ってみてください。(twitterでネタバレ実況しても良いかは、迷ってます!当日アナウンスしますね)

そして、アーカイブはネタバレを考慮して数日しか残さない予定でいます。リアルタイム性が重要なコンテンツになりますので、お時間があればリアルタイム視聴をおすすめします。

イベント概要

日時:4月10日(金)20時~※1時間程度

持ち物:動画視聴やインターネットが出来る環境。楽しむ心。実験的な放送を見守る寛大な心。(お客さんがZOOMを使うシーンはありませんが、事前に触ってみると面白いかもしれません)

集合場所(配信URL)※「こんばんは!SCRAPです」内で放送します。

出演者:梅田脩平、佐藤みつよ、きださおり

最後に

これをやりたいなと思ったのは、3月29日。オープンしてからはじめて、東京ミステリーサーカスを土日に休館することにして、緊急生放送の「こんばんは!SCRAPです。」に出演していた時です。本来なら遊びに来れていたであろう、全国の沢山の方が見てくださっていました。それはとても励みになったのですが、実際に遊びに来ていただけなかった申し訳なさや悔しさは残り、もし今後もお店を閉じる判断をしなければならなくなった時に、皆さんとお家にいながらわいわい出来るような遊びを作りたいなと「のぞきみカフェ」のグループラインにこんなことを送っていました。


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その後、東京ミステリーサーカスを含むSCRAPの店舗12店舗を5月6日まで臨時休業とすること、イベントの延期や中止などをお知らせしなければならなくなり

個人的に力を入れていた『銀座・有賀写真館物語』や『泊まれる演劇』も延期となりました。

そんな中、やっぱり『自分が世界に介入出来る』『自分の頑張りが未来を変えられる可能性がある』という体験をなくしたくないと思い、急ピッチですがこの「のぞきみカフェ YouTube支店 #のぞきみZOOM 」をオープンすることにしました。リアルな体験に勝てているかはわからない、何千人もで楽しめるかもわからない、そもそも元からあったシナリオでやろうと思ってテストをした結果、変えた方が面白い場所だらけでほぼ新作になっちゃったやないか!!!などなど、不安要素が山積みです。けれど、参加型イベントやイマーシブシアターを愛するものとして、WEBでの参加型を探ることを今後も考えていきたいと思っています。その第一歩の大実験、どうか見守る…ではなく、思う存分覗き見していただけると、嬉しいです!




ありがとうございます。面白い体験を作ることに還元していきたいと思います。