怒りを忘れる方法

今日、私は怒っていました。

何かを判断する仕事をしていると、目についてくるのは「世の中にとってためになるか」ではなく「自分の立場が脅かされるから」「自分が考えていることと被っているから」というような理由で、誰かがゼロから考えたプランを却下する人がいるということ。そういう人がちょっとでも判断権を持っている組織は結構やばい。何かを生み出す職業の人は余計な労力を費やす前に遠ざかった方がいい。

タクシー業界や印鑑業界のニュースを見て思うことは、自分達を上回る何かが生まれてきたら、それをさらに上回る何かを作れば良い。隣のお店にお客さんを取られたら、隣のお店より行きたくなるように努力すれば良い。ただそれだけの話なのに、利権にしがみつく人がいると未来がよくなる可能性が失われてしまう。

今日はその縮図のようなシーンを目にしてしまって、怒っていたのです。

こういう後味の悪い日の夜に必ず行うことは「新しいことを考える」こと。怒りが良いスパイスにもなって、面白そうな企画が生まれる場合もあり。思いつければつけるほど癒されてきます。過去の怒りを持続させても良いことはないので、怒りを未来の為に利用させてもらおうという魂胆です。

企画の時間に癒され、さらに文章にすることで、完璧に穏やかな心を取り戻しました。たぶん、自分の判断に自信がなくなってくると、自分の為に判断してしまう人が増えてくるのだと思うので、もしそういう時が自分にやってきてしまった場合に立ち戻れるように、今日の怒りは記録しておこうと思います。

予想通り半年以上放っておいてしまったこのページ。「下書き保存」というタイトルに甘え、ちょっと気楽に日々を記していけると良いな。希望的観測を込めて、さよなら。



ありがとうございます。面白い体験を作ることに還元していきたいと思います。