2018/2/10 整体の先生

行きつけの整体に行った。

半年ほど前に突然辞められた、とても腕の立つ先生が、今は地元で鍼灸士をしていることを知った。

彼と4年程同僚だったというM先生曰く、彼は子どものような人で、マイペース、そして誰よりも地元を愛しているとのこと。それだけなら良いのだが、地元県以外が地元県よりも優れていることが許せないらしく、患者さんに対してであっても「(山梨の人に対して)絶対●県の桃のほうが美味しい」「(青森の人に対して)●県のりんごのほうが味がいい。青森のりんごは家畜用のものだから、生産量は多くても味でいうと●県だ」というようなことを言うらしい。あと、絶対にそばは地元のもの以外は食べないらしい。富士そばなんてもってのほかだそうだ。

鍼灸士と患者という立場で会話している限り、彼は大変優秀な鍼灸士で、よく気がついて、素晴らしい先生だったという記憶しかないのだが、同僚からみると「あいつは●県にしばりつけておくのがいい(笑)。もうそれ以外の県に出てはいけない(笑)」という見方になるらしい。

彼の趣味として知っていたツーリングも、東京に来てから(ここ3,4年)免許を取り、毎週のようにツーリングしたり釣りにいったりしていたということらしい。もともと、●県ではスノボのインストラクター資格をとって講師をしていたこともあったとか。趣味人である。

正直、いつかまた行きつけの医院に戻ってきてくれるのではと思っていたが、彼の地元での活躍を心から願いたい。

ちなみに、新しく入った先生の熱狂的なファン(サ●チーのような・・)がいて、混雑する店内であれこれdemandingな主張をしていた。普段笑顔を絶やさない先生方の顔がこわばっていた。私は絡まれないようにしていたが、お会計のときに私の名前をリストからなかなか発見できない先生(ファンが気に入っている男性)に対して「ここにありますよ」「あはは、本当だ!」みたいなやりとりをしたら、後ろから「そうやってまだいじって(怒)」みたいに無駄絡みされた・・謎。ああいうお店も大変だな・・・

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