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みんなコートを着た変態

私は「変態」だ。

実は、みんな「変態」だ。




真っ裸にコート、昭和生まれなら共通の教養として刻み込まれているだろうあの「変態」のことだ。

(こういうコートだ。いや、こちらはバーバリーだが)



ちなみに、ここでは
実際に露出狂になるのではなく

自分という存在を明らかにして
他人の目を氣にせず
自分の人生をおっぴろげで生きることを言う。

または、変態的に
自分の好きなことを追究すること。




私は、自分を生きると決めた時
真っ先にコートを脱いだ。


つまりフルチンだ。

(あ、チンはついてないw)





普通の人は、
頑なにコートは脱がない。



本当は、その下にある
''大事なモノ''を見せたいのに
モジモジしている。


ちょろっと見せては
すぐにコートを閉じる。

わざと見せたくせに
「見られたかな」と不安がる。




なぜかというと、
大事なモノが「小さい」からだ。


小さくて
ひょろひょろで
弱っちくて

恥ずかしい。




笑われるんじゃないか?
バカにされるんじゃないか?


そう思っている。






その氣持ちも痛いほど分かるし、
私も何度となく

コートを脱ぐことをためらった。



しかし、
一度脱いでしまうと



なんと風通しのいいこと!!


ムレない!!笑






つまり、
「本当の私は小さくて、弱くて、ひょろひょろだけど、これが私なんです」

と、今まで隠していた
大事なモノを見せたとき

「実は私も...」
と共感してくれる人が
たくさん周りに現れ始めた。


(変態同士がおっぴろげるのは想像すると悩ましいが、それはそれで風流だ。)




そういう変態たちに
出会えたことで
これまで
本当の自分を隠して
モヤモヤして
ムレていた心に風が吹いた。



フルチンって、きもちいい!!
(あ、チンついてないや)




そして、
コート全開の先輩変態たちから
「よくやった!」
「変態の世界へようこそ!」
「これから楽しもう!」

と祝福を受けた。




ここで氣づいた。




みんな、私のモノが
「小さい」って
バカにしない。


むしろ、

共感とか
全開への羨望とか

思ってもみない反応ばかりだった。


バカにされることを
氣にしていたのは
自分だけだった。




脱ぎたいのに脱げない
という葛藤を超えて

そのままの自分を生きている人から見たら

ついているモノが「小さい」かなんて

どうでもいいことだった。



それよりも、
おっぴろげることの勇氣を
讃えたいと

素直にそう思ってくれる。


そういう人たちと
私は語り合いたかった。

私はずっと、
変態になりたかったんだ。



こんなにも
人間は

優しくて
強くて
弱くて
クソで
滑稽で
可笑しくて
可愛くて

愛すべきだったんだと
おっぴろげて初めてわかった。




もし、あなたが
他人の目ばかり氣にしているなら
noteでもどこでもいいから
全開・変態になれる場所を
作ってほしい。


必ずどんどん
脱ぎたくなるから。



この世は、脱いだもんがち。

さっぱり爽やか
フルチンで踊れば
何も怖くない。



さぁ、ご一緒に (;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ


こんな私をサポートするなんて、そんな変態な人がいるのですかっ?!