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日本人の《自己肯定感の低さ》にゾッとした話

みなさんは、「自分自身に満足」していますか?



これは、内閣府が2019年6月に発表した
「令和元年度 子供・若者白書(全体版)」


【自分自身に満足しているか?】
という問に対しての結果。

※国名:『そう思う』+『どちらかと言えばそう思う』=合計

• 日本:10.4%+34.7%=45.1%
• 韓国:36.3%+37.2%=73.5%
• アメリカ:57.9%+29.1%=87%
• イギリス:42.8%+38.1%=80.9%
• ドイツ:33%+48.8%=81.8%
• フランス:42.3%+43.5%=85.8%
• スウェーデン:30.8%+43.3%=74.1%

【前回(平成25年度)調査(日本のみ)】
7.5%+38.3%=45.8%


対象は満13歳から満29歳までの日本を含む諸外国7カ国の男女で、調査期間は2018年11~12月にかけて実施されたものです。

日本、ダントツの低さ(._. )



この内容から、いまの日本の若者は
自己肯定感が低い傾向にあることが分かります。

日本の若者は諸外国と比べ、
自分に満足している傾向が低く、
またその傾向はここ数年変わっていません。


この結果に対して、
ある意味「納得」しているのは
私だけではないはずです。


だって私自身も、
『私で満足』と心から思えたのはごく最近だから。


原因としてはひとつではなく、
いろいろあると思うけれど
私が感じていることを書こうと思います。


ひとつは、宗教。

まず、日本に伝わってきた儒教や仏教は
特に親や年配者を大切にして
自己犠牲を美徳とする教えです。

そのために、
1番身近な親や他人を
''絶対的に大切にしなければいけない''と小さな頃から教わってきました。


「親のいうことを聞かないといけない」


「親は絶対」
「親は正しい」


これを私たちの親の親の親のまだまだ上の世代、
もっともっと上の世代から信じてきました。

《親の考え=子供の考え》でなければいけない

この方程式を徹底的にDNAレベルで(笑)
叩き込まれています。


ということは、
「親の考え」とは違う考え方を子供が持つと

親からの否定が入るという可能性が高い
ということです。


私も覚えがあります。笑
皆さんもあるでしょう?


じゃあ、韓国も儒教をベースにしているんだから
同じじゃないの?と思うかもしれませんが

今回の統計を見ると

• 日本:10.4%+34.7%=45.1%
• 韓国:36.3%+37.2%=73.5%

ぜんっぜん違う!!!


これはね、私的に
不安遺伝子が関係していると思うのですよ...


日本は世界一不安になりやすい国です。
それは、「幸せの運び屋」といわれるセロトニントランスポーターが少ない''S型遺伝子''が日本人の80%であるということ。
(アメリカ・ヨーロッパでは45%を切る)


人類発祥のアフリカから遠く離れ、
争いから逃れて生き残るために
アジア大陸とは違う島国にきた私たち。


また災害大国である日本では、
地震や台風などから農作物を守るなど不安遺伝子を活用することで繁栄をした事実もあります。



生き延びていくために
知識と知恵のある''親''のいうことを聞き、
親に従い

転ばないように注意しながら生きていくことは
自分を守ることでもあったはずです。

それはそれで、日本にとって
素晴らしい財産となりました。


ですが、少しずつ時代は変わってきました。


日本は、農業国から産業国へ
どんどん豊かになり
生きる残るためから
繁栄するためにシフトしてきました。


狭い国土の中で
繁栄を意識した日本人は
《隣の芝生》を氣にするようになります。


あの人は自分よりお金をもっている

あの人は自分より豊かだ

あの人は自分より幸せだ


不安遺伝子を持ったまま、
隣の芝生を羨ましがることで
比較が生まれ自己否定感に繋がります。


かつては、全体として
生き延びることを目指していたものが

今は個としての繁栄を目指す。


その中で比較をし、
勝ち負けを感じ
自己否定感を感じる。

自己否定感を感じたまま、
その子供が親になり

自分の子供にはそうさせまいと
他人との競争に勝たせようとする。


「みんなより勉強しなさい」

「あの子はこんなことも出来るのよ、なぜあなたは出来ないの!」


子供個人の成長ではなく、
他人との比較の中で
勝たせようとする。


そこで、親に反抗しようものなら
「親を大切にしないなんて!」
「親のいうことを聞きなさい!」

親の考え=子供の考え

が発動する。



敏感な子供からすれば、
自分を見てくれているというより
他人より優れていれば認めてくれる、
優れていなければ愛されないと感じてしまう。

そんな自己否定感から
何事にも自信がなくなっていく。

悪循環ですね~




特に、これからの時代は
「なんだかわからないけど、やってみたい!」が実を結ぶことも多い時代。


世の中の常識ではなく、
なんか楽しそう!が時代を作る時代。



今の子供たちの
自己肯定感を高めることが
もちろん大切。


それには、まず
すでに親となってしまった
《私たち》の自己肯定感を高めることも大切だと思うんです。


だって、不安遺伝子をもともと持っている日本の子供たちは

必ず親を見て育ちますから。


だからこそ、
《親》の自己肯定感を高めなければいけないのです。



自己肯定感を高めるには



《小さなことを褒めること》

これは子供にも、
親にも言えることです。


「よくやってるね」

「よく頑張ったね」

これを子供だけでなく、

親世代である私たちが
自分に言い続けることができれば

自己肯定感は上がっていくはずです。



完璧を目指さずに
少しの成長・頑張りを褒めること


日本人は褒めベタだといわれるので、
クセ付けが必要ですね。


少しずつ
1歩ずつ


やっていきましょう。




自分のために
子供のために。







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