将棋用語を絵で学ぼう!

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ノート

「一手一手の寄り」とは?

終盤ででてくる言葉「一手一手の寄り」

「投了図以下は一手一手の寄りですね」とか「こうなってしまうと一手一手の寄りなので、何かいい手をささないといけませんね」みたいな感じで使われます。

要は「もうおしまい」ということ。一手受けても、さらに一手追撃されて、また受けて、また攻められて...と続き、最終的には受ける手がなくなってしまう。そんな感じ。

例えばこんな図

つぎは▲2一竜(または金)で

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将棋用語「0手」

解説でたまに耳にする「ゼロ手で指せたので~」、何がゼロ手なのか!

例えばこんな図

ここで

▲3四歩と垂らす と後手の番になります。これは「一手」使って指した場合。

では「ゼロ手」で指すなら、先程のこの図から

まずは先手をとって ▲3三歩と打ちます。

後手は取ります

さらに先手を取って▲3四歩と打つ

それに対して後手が逃げる

ここで先手の番です。

先程の「

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将棋用語「睨む」

実際の生活で「睨む」といえば、じろりと相手のことを見て、けん制したり威嚇したりすること。あまりいい意味ではありません。

将棋用語で「睨む」はハンターが獲物から目をそらさない、みたいな、射程圏内に入れておくイメージ。

例えば

これは角で相手の玉を睨んでます。睨まれているので、後手は7三にいる歩が動けません。

「睨む」は角に対して使われる言葉です。マス目が遠く離れていても、遠くからレーザー

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将棋用語「こびん」

「こびん」は「駒の斜め上」をさします。

飛車は斜め上に動けないので、こびんは弱点。
例えば

こんな時に

と金でこびん攻められてます。

玉の小瓶を攻めるのは

例えば美濃囲い。角のラインを玉のこびんにあわせて

7四に歩や桂を打って攻めます。

今日のまとめ
こびんは駒の斜め上!

#将棋 #定期更新

「玉は包むように」寄せよう!

将棋は相手より先に玉を追い詰めて、詰ませれば勝ちのゲームです。

玉を「どう寄せるか」を考えるのは難しいもの。

そんな時大事なのが「玉は包むように寄せよう」ということです。

例えばこの図

※後手の持ち駒はないものと思ってください

この玉に「王手」をかけて「追いかけてしまう」のは

王手!

逃げる

王手!

逃げる

となって、「王手」で玉を追い詰めようとしているのに、むしろ「追

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将棋用語「垂らす」

歩は盤上で一番数が多い駒です。

攻めにも守りにも、使い方はバリエーションに富んでいます。

その使い方のひとつが「垂らす」

次に成れる位置に歩を打つこと。その歩のことを「垂れ歩」といいます。

例えばこんな部分図、2筋の歩も、3筋の歩も「垂れ歩」です。

「垂れ歩」は「次に成ること」や、「攻めの足場になること」を目的にしています。攻めの手ですね!

すぐに駒に取りをかけたりできない時、将来投資

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将棋用語「謝る」って何?

普段使う「謝る」は「ごめんなさい、あなたの言い分が正しかったです」とか、「ごめん、僕が悪かった」という意味ですよね。

将棋用語での「謝る」も同じで、「相手の攻めがいい攻めであることを認めて、受けに回ること」をいいます。

例えばこんな感じ

美濃囲いの端を攻められた局面。ここで「手抜き」をして、飛車で香をとりました。

後手は端を攻めたいので、

歩を取り込んできます。ここで「謝る」一手

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「手抜き」って何?

普段の生活で「手抜き」というと、必要な工程をさぼって楽をすること、という感じです。

将棋用語で「手抜き」は「相手の攻めに対して受けたりせず、自分の指したい攻めの手を指すこと」、例えるなら「既読スルー」です

重要な連絡ならすぐ返事をするけれど、どうでもいい連絡は後回し、もしくは返事をしない。

相手の手を「返事をする価値がない手」と思っての行動です。例えばこんな感じ

後手が△3七歩成と、飛

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「先手をとる」

「先手をとる」というのは、主導権を握ること。

「先手を取られる」=「後手に回る」は、主導権を握られること。

例えばこの図

△6九飛に対して、▲5八銀と打った局面。

これは「飛車取りの先手」で、つまり「飛車取りをかけることで先手を取っている」手です。

「先手を取られた」後手は、大事な飛車を取られるわけには行きません。後手は一手を使って飛車を逃げ、指すターンは再び先手に回ってきます。これ

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「詰めろ」と「必至」

将棋用語で一番よく耳にするトップ10入りしてるであろう「詰めろ」そして「必至」

この違いは分かりにくいものです。

まずは上の絵を読んでみてください。

「詰めろ」は「次に玉が詰む」状態。「詰めろをかける」とは「次に玉が詰む状態を作ること」です。

例えば上図は▲5二金の頭金までの詰めろ。

「必至」は「詰めろ」の一種で、「次に玉が詰む状態で、なおかつそれを受ける手段がない」ことをいいます。

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