ロミオ&ジュリエット

今日はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』に行ってきたんですが、その感想をまとめたいのにタイトルが思い浮かばない!!

だって『ロミオ&ジュリエット』を見て、ってタイトルじゃめちゃくちゃに読書感想文じゃないですか。だからこの暫定的タイトルで納得してくださいな!

初めに断っておきますが、たぶんネタバレを含みます。そして「そんなことも知らんかったんか」と言いたくなる箇所が多々あるでしょう。そこらへんは自己責任で読み進めてください。そして原作にも本作品にも限りないリスペクトをもって書いていますが、思ったことも率直に書くので、ん?と思うこともあるかもしれないことをご了承!!!

ロミオとジュリエットでいまさらネタバレもなにもないでしょう!って思ったそこのあなた!考えてることめっちゃわかるよ!でもね、私も見始めてから知ったんだけども、今回の『ロミオ&ジュリエット』は現代版にリメイクされてるやつなの!そうなるとさ、あれじゃん。

私のよくわからないロミジュリポイント、「ほうれんそうの失敗が招いた悲劇」つまりね、なんで仮死状態になる薬だよっていう情報がうまくロミオサイドに伝わってないの???っていう、その謎が現代版だとどうなるんだ???というのが気になりながら見てました。

それでは私はこれから書きたいことを書くから、読みたい人だけ読んでね!

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さかのぼること半年くらい前、イープラスのお知らせで「ロミオ&ジュリエットのチケット抽選始まったよ!」メールが来て。乃木坂の生田絵梨花さん(いくちゃん)がジュリエット役、前半はロミオも含めトリプル・ダブルキャストでの上演!!というね、それで私は抽選だっていう気軽さ(当たってから考えようみたいな)も相まって、あんまり調べずにとりあえず申し込みました。

しばらくしたら抽選結果が出て、なんとあたったのはS席・・・!セレブリティじゃないのに私が行っていいのか?ドレス着なきゃいけないのか?第三希望まで出したけど当たったのはS席なんだもん。とりあえず合法的にミュージカルが見られるぞ!

チケット申し込んでしばらくして気づいたんですけど、私が申し込んだ回はジュリエット役がいくちゃんじゃなかった!

そして近づく公演日。とりあえず「観劇 服装」で調べるじゃないですか。だって一人で行くし、大人になってからミュージカルに行くの初めてだし怖いじゃないですか。周りの迷惑にならないようにふるまいたいじゃない?

小さい頃は両親がミュージカルとか劇とかに連れて行ってくれてたので、もともと劇は好きなんですよね。「かんづめぼうや コンラート」とか、「ハムレット」(人形劇だった)、「西遊記」が記憶にあって。

でもミュージカルって、、、映画「サウンドオブミュージック」「雨に唄えば」あと最近だと「ラ・ラ・ランド」。いきなり歌いだすじゃないですか。だからどうしてもノるまで時差があるというか、違和感を乗り越えられるかは心配・・・

話がそれたけどとりあえず「観劇 服装」でググった結果、「照明を反射するようなキラキラを身に着けない」「荷物はコンパクトに」「締め付けない服(体がつらくなる)」「上下左右に飛び出ない髪型(周りの視野の邪魔)」「ある程度の華やかな服装、ただし丈は短すぎない」という結論になりました。当日はブラウスにひざ下丈のスカートで小さなハンドバックで行きました。

長い枕だな!!ようやく劇の感想に行きます!!書いてあるのは観劇中の私の心の声です

まずね、会場は梅田芸術劇場のメインホール。入る前になってやっとチケットを確認したけども、一階5列目!開幕15分前くらいには入ってたけど、かなりの人混み。

ちなみに梅田芸術劇場の女子トイレが貴族の家のやつ(行ったことないけど)みたいな雰囲気&キャパがすごかった。

いざ会場に入ってみると、5列目って書いてるのに実質2列目でした!2列目の右端らへん。1~3列目はどこに行ったの?目に見えないVIP席があるの?舞台袖?

開幕まで、降りた幕に投影された「ロミオ&ジュリエット」の文字。そして13時半、ふっと会場の明かりが落ちて、そこから徐々に明るくなって・・・

え!!!舞台の真ん中に人がいる!!全く気配なかったし、さっきまで明るかったからこの数秒で・・・?

そこにいたのは「死」(宮尾俊太郎さん)で、もう私この役大好き。「死」の役って何・・・??(私は恥ずかしながら原作を読んでいないので、原作に出てくるか気になる・だけど自分で読むのでだれも教えなくていいです)と思ってたんだけど、もうね、

「死の影が忍び寄る」とか「不運の陰り」みたいなものが、この「死」によってほんとに感覚的に伝わってくるんですよね。今調べたからわかったんだけど、宮尾さんは大阪公演だけの出演みたい、Kバレエカンパニーのプリンシパルなんですって・・・見てるときは「絶対この人バレエの人!!!」って思ってた。一言も発しないのに圧倒的存在感。入ってくる気配はないのに、気づけばそこにいる恐怖。絶対に素早く動かないんですよ!すごいスローモーション、人体の限界が更新されてる感じがした。

そしてすべての幕が開くと、そこには両サイドに分かれて「キャピュレット」「モンタギュー」の人々。現代版だからだと思うんだけど、モンタギュー家は「ジーンズ地」を限りなくドレッシーにした感じ、キャピュレット家は「深紅」

観る前の懸念はどこへやら、すでに「歌ってるのが普通」と思うくらいに自然にのめりこみましたね。たぶん魔法がかかるってこんな感じやと思うわ。

めちゃくちゃ踊ってる・・・!きらびやか・・・!女性がそれぞれ乱舞する様子がすごいキラキラしてる・・・!

そんな中で、めちゃくちゃかっこいい人いるーーーー!!!!!(まだセリフがないので何役かわからない)っていう人がいて、それが後の(?)ベンヴォ―リオ(三浦涼介さん)でした。おおむねベンヴォ―リオのことをみていた。ちなみにベンヴォ―リオはロミオの親友です。

ハムレット観た時もそうだったんですけど、私が好きになる役は絶対死なないんですよね。この能力は今後とても生きると思う。

まだまだロミオは出てこないまま、ティボルト(渡辺大輔さん)のオーラがすごい・・・何も知らないで見たら主役だと思うと思う。二列目だといろんなものが見えるんですけど、歌っているとき、息継ぎをするとおなかの部分がぺこっとへこむんですよ!!腹式呼吸だ!!!!!!!

あと衣装がすごい。衣装デザインするの楽しそう、布地も細かい柄が入ってるし、役によっては三回くらい衣装チェンジするんですよ。モンタギュー夫人(すごいなで肩で華奢、体が薄い)の服が欲しいです。

モンタギューとキャピュレットの対立が示されながら、まだロミオは出てこない。

いまさら?って感じですが、ミュージカルって歌詞がセリフ(日本語がへたくそだけどあなたの読解力を信頼している)なのでずっと集中力が途切れないんですよね。たまにミュージカル見るときに歌のところ飛ばしてたりしたんだけど今後やめよう。(筋書だけわかれば満足するタイプだったから)

降り注ぐスポットライト、ここが劇場じゃなかったら天に召される合図なんじゃないかばりに尊い光が客席に・・・・ロミオ(大野拓郎さん)が・・・!!!!二列目くらいにロミオがたってたんですけど、私がいるのの逆側だったんですね。うっかり通路に面した席とかだったら息ができなかったと思うから本当に危なかったと思うよ。圧倒的主役感。

なんだかんだでキャピュレット家で仮面舞踏会が催されて、ロミオwithフレンズが仮面をつけて(服も赤系に着替えて)忍び込む。ダンスシーンの迫力たるやーーー!!!そして出逢う二人・・・ライトアップされた橋に立ちすくむ二人・・・恋だー!!!!!きらきらしてる。それまで恋に恋するって感じだった二人が、その熱量をお互いに注いでる・・・!!!!

可動式のセットが縦横無尽に姿を変えるのとか、セットも工事現場の骨組みみたいな感じなので、外側からのぼったり、二階から飛び降りたり、橋を渡ったり、すごい良くできたつくりだ。

現代版ではあるものの、スマホと衣装以外は現代調じゃないのがうっすら違和感だったけど、それを忘れちゃう歌。ねぇ!!!ほんとにもうね!!

25分休憩をはさんで(ロビーで売られてるパンが2個で400円だった)後半。

ジュリエットの乳母がシルビア・クラブさん。途中「この人裏切るんじゃない??」と思ったりしたけどすごくいい人(現実と創作物の区別がついていないコメント)で、ロミオに会いに行くシーンも歌もすごく素敵で、自分の乳母みたいな気持ちになったよ。乳母いないけど。乳母に対する理解の引き出しが古典で出てきた乳母(めのと)しかないので、それを引っ張り出してみてた。

ロミオ、町の外に追放されちゃうんですよ。なんだかんだあってね。それでジュリエットはパリス伯爵と明日結婚させられちゃう・・・パリス伯爵役は姜暢雄さん。好きな人だー!!イケパラとかTRICKとか!!ここでお会いできるとはー!!!(下調べをしないで行ったのがすごい明らかになっちゃうけどその分感情のふり幅がすごいので後悔はしていない)

薬と仮死と二人の死をめぐる当たりの話はやっぱり触れるべきじゃないというか、私の文章から知るのはもったいないから劇場で見るのが一番だよ!と思うから割愛するね!

だから代わりにキャストの感想を書きます

ロミオ:大野拓郎さん ひたすら優しいほほえみ・・・声の出し方がソフトタッチ・・・どこから出すのこの声!しゅるしゅると二階に上ったりする身軽さ、ジュリエットを見つめるまなざしに引力を感じるー!!

ジュリエット:木下晴香さん 生まれながらのお姫様ですよね・・・華奢!安定感ある歌声、バラを持ってる指が細かに震えてて遺伝子レベルで守りたくなる感じが出てて輝かしさが一等星。地上の星じゃないですか?そうだとおもう!指先まで感情があふれていて素敵

ベンヴォ―リオ:三浦涼介さん 好き。すぐにTwitterを調べた。ここだけの話ブロマイドを買いました。コミカルなシーンも感情的なシーンもがらっと空気が変わって、でもずっとずっとロミオの親友としての筋が通っていて、アフタートークとのギャップがすごい。三浦さんの演技をもっと見られるようにいろんな情報に敏感になろうと心に決めた(そして軍資金も稼ぐぞ)

マーキューシオ 黒羽麻璃央さん 仮面舞踏会の時「仮面付けたらわかんねえよ!」っていうシーンであなたは髪形が独特すぎるから無理だと思うよって素で突っ込んでしまったけど、そう思うくらい実在感が強くて 裏のない明るさ、みたいなものがにじみ出てた

ティボルト 渡辺大輔さん ティボルトとしての外見にすごく既視感があって、途中で気づいたけど映画『翔んで埼玉』の埼玉デュークだ。圧倒的存在感・・・!!この衣装を着ても負けない存在感・・・むしろ相乗効果・・・!アフタートークでも気さくで面白くて、私もこんな風に堂々と生きようと思った。とりあえず胸を張ってね。

死 宮尾俊太郎さん もし自分がどれかの役をやるなら乳母か死がいい。衣装が何度か変わるんだけど、その一つ一つに込められた意味が知りたい。ラストシーンがほんとにすごい(すごいとしか言いようがないことをわかってほしい)

キャピュレット夫人 春野寿美礼さん セリフのないシーンでもあふれる色気、乳母が子育てをしたからこの色気あり、という感じがあって(まやもや劇中と実際の区別がつかなくなっています)、立ち振る舞い、しぐさのすべてが夫人感。

乳母 シルビア・クラブさん 乳母の衣装考えた人天才でしょう???衣装考えてる人から愛されてるキャラクターな気がした。歌唱シーンも、失敗が許されない(物を投げるとか)シーンも、キュートで好き。

ロレンス神父 岸祐二さん 低音の響きが癒し。現代版だからか、机の上にApple製品?禁断のリンゴでしょうか、役柄に一番現代版リメイクの影響を受けてた。

モンタギュー夫婦 宮川浩さん・秋園美緒さん 席の都合で、私はキャピュレット家のおうちが立ってる側だったのであんまり細かく見られなかったんだけど、夫人の衣装がキャピュレット夫人のと全く違う性格(賢き妻的な雰囲気)で、控えめな母感を感じた。

パリス 姜暢雄さん プレゼントにハート型のバラの花束(の中にネックレスが入ってる)を持ってくるんですけど、あれどんなつくりになってるの?普段は三枚目の役柄を拝見することが多いけど、今回は鼻につく役柄で、目がキラキラしててすごかった(語彙力爆散)

全員には触れられなかったんですが、とにかく本当に素敵な劇でした。大丈夫かな私、初めて見たのがこんなに最高で・・・

帰り道、いつもならすぐイヤホンつけて音楽聞いちゃうんだけど、もう心に鳴り響く余韻の音だけでおなかいっぱいだったよ・・・!!!完全に目覚めたのですぐ別のミュージカルのチケットを探して申し込んだもんね!!!

だけど私のミュージカルへの興味は芽生えた(というより新星誕生レベルのインパクト)ばかりなので、何も言わず見守ってください。というのはとても勝手だね!

文章を書けば書くほど、どう読まれるかとか、それによって何を言われるか気にしてしまうものなんだけど、好きなライターさんが「文章を発表するということはチラシを配るようなもの。どう読まれるかは読む人に任せている」っておっしゃってて、だから私もどう読まれるかは気にしないよ!

趣味の欄を「観劇」に更新できる日がくればいいな!!

ここまで長い文章に付き合ってくれてありがとうございました!

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どうする?みたらす?
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山口絵美菜

ミュージカル初心者の語彙力が溶けた観劇録

4月に「ロミオ&ジュリエット」を見たことをきっかけに、あっという間にミュージカル沼にはまった私の観劇録です。擬音、感嘆多め。あくまでも己の記憶頼りの個人の感想です。好きなのは矢崎広さん。
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