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エリザベート 8.3 ソワレ

前回7.21マチネの記事はこちら

さてさて!今日は!ソワレ!エリザベートはプリンシパルがダブルorトリプルキャストだったりするのです。今回の出演者の方はこちら。

エリザベート以外全員違う!とはいえ、前回は双眼鏡無しでずっと引きの絵を見てる感じだったのに対して、今回は双眼鏡あり。そしてルドルフ役の三浦涼介さんの板の上での顔が大好きという理由もあり、今回は今回、前回は前回でミシュランなら星を5つ認定したいくらい堪能したわけです。(星を2つ追加したくなるレベル)

今回はいつもより叫び多めかもしれません、そしてネタバレ、きっと誤字もあるでしょう。校閲がないんだからあるに決まってるでしょうが!訂正しないで!人名、および間違っては行けない漢字以外はな!!

枕が長いな!とりあえず始めましょう

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本日の座席:2階席やや後ろのセンター
たびたびセンターで歌ってくれるルキーニと目が合ってるんじゃないかと錯覚するくらいど真ん中。ゆかにばみり、赤色のセンターラインがひかれてるのに気づいた

装備:双眼鏡(5倍)、速攻ブルーベリーアイ
周囲の環境:隣の隣の人が拍手する事に感想を話しちゃう系だったけど持ち前の集中力で意識から消す

一幕
ルキーニ!成河さん!成河ルキーニ101回目の公演!(マチネが100回目らしい)初めて拝見したのだけれど、育三郎さんのルキーニと比べると荒涼とした感じというか、やさぐれ感が強くてうらぶれてていい(全部褒めています)

二階席だったのもあって、声量にばんばん頬を叩かれてるんじゃないか鼓膜にダイレクトアタック☆と思うほどの迫力。ルキーニは1人だけ歌のテイストが違うような気がしてるんだけど、歌の種類にそもそも詳しくないからわからない。

ルキーニが「なぜエリザベートを殺したのだ」と問続けられて100年。証人としてハプスブルク家やその他の人々が蘇り、踊る。

このシーン!!双眼鏡があって初めてわかったんだけど、ルドルフがいるじゃないか!!私の視力の馬鹿!!!

わたしは「ロミオ&ジュリエット」を見て以来、三浦涼介さんのお顔が好き(あさステ!もたまに見てる だって有料会員だもの)なんだけども、演じてる時の顔が特に好き。存在に感謝。今ファンクラブに入ろうかめちゃめちゃに悩んでいるところだけど4000円払えばファンクラブ入れるってつまり実質無料ということでいいでしょうか。

そして蘇るエリザベート。輝きが!!!吐息にダイヤモンドの粒子が含まれてると言われても私は納得するよ!!!愛希れいか様!!

虚ろな表情で登場、少女時代からの話が始まる。ルキーニに銃を手渡されたところから瞳に光が宿り、無邪気にお父さんと語らう。

ちょっと埒が明かないのでキャストごとに感想を書きます

トート閣下:井上芳雄さん

今回は双眼鏡で表情が詳しく見られたからというのが理由かもしれないけど、よりいっそう「エリザベートを愛してしまったトート閣下の恋が成就するまでの過程」を描いているように感じた。

歌声が羽衣みたい...軽やかで甘くてしっとりしてる感じ...シシィを見初めたときの釘付けな瞳、素肌には触れずに、触れるか触れないかのギリギリの距離で手を添わせるあの感じ、恋かー!!!という野暮なツッコミをしたくなる、しかもこの恋かなり拗れてるぞ!!!!!!(常に褒めてます)

自我が芽生えたエリザベートに拒まれるシーン、手を振り払われて「マジか」って感じのショックを受けているところ、体操室で倒れたエリザベートを医者に扮して診察する時、壊れ物を振れるように脈を測り、首元のスカーフを解き、ベルト?コルセット?を外すところとか...筆舌尽くしがたい。その直後、期待に満ちた目で「自由=死=トート閣下との口付け」に誘うけれど、強く拒まれ、退室を命じられ、悔しさ滲ませるトート様!!!!!!!

小さいルドルフのものを訪れて、階段に座って話を聞くところで、「昨日猫を殺した」というルドルフ少年を「まじか」という目で見る表情...!!!!!!ルドルフ少年が階段を駆け下りて言って話しているところを、遠くから拳銃で狙うトート様!!!!!!!

あー!!トート閣下だけコマ送りで見して貰えませんか??目が2個しかないし脳は1個しかないし処理が追いつかなくてしかも脳に外付けハードディスクがついてなくて困ってるんですけど強めのお薬出しときますね。

古川トート閣下は「この人に近づいたら惚れてしまう!!!」みたいな感じがあったんだけど、井上トート閣下は「エリザベートのこと大好きなんだな!!!!!!!!」という感じが強かった。あと、人間じゃない感じ。そりゃそうよね、黄泉の帝王なんだからさ!!

私はミュージカルを見てる時にフィクションとノンフィクションの区別ができない!!!

トートいたもん!!(メイちゃんのテンションで)

素晴らしいミュージカルを見た時はだいたいテンションがおかしい。言っておくが!!100%主観でお届けしている!!

トート閣下の衣装もいいよね。シーンごとにマントも服も違う。

エリザベート:愛希れいかさん
少女から大人、そして死ぬまで歳をとっていく過程が3時間の中にある。語弊があるかもしれないんだけど、例えば朝ドラってヒロインがだんだん歳をとっていくじゃないですか。高校生→大人→老年って感じの変化が3時間の中に無理なく表現されていて、見ている方もそれだけの時間が経ったつもりになってる。

シシィと呼ばれている時の、無邪気で木登りが好きで乗馬がしたい、パパみたいになりたい女の子。

結婚してから、自由を求めて自我が芽生えたエリザベート。

自分の美しさに気づき、それを利用して自分のいいようにしていくエリザベート。もう、木登りだって乗馬だって望めばできるのに、エリザベートにはそんなこともうしたいことじゃないんだ。美しさを武器に生きていく女性。

エリザベートの言う、自由ってなんなんだろうなってずっと考えてる。ルドルフをゾフィの手から奪っても、自分が教育するでもないし、全部が「自分の思い通りにしようとした時、それが叶う状態であること」を求めてる感じなんだろうか。

トート閣下に会う時の反応が変わっていく、初めはあやつり人形のように動いていたのに、だんだんとそうじゃなくなってく。

「私だけに」を歌うシーン、坂を登っていくけれど途中で足が止まり、ズルズルと落ちていく。あのシーン見てるとハラハラするけどとても美しい(見てる人にしかわからないだろうけど、つまり見て)

エリザベートの舞台装置、すごくはらはらする作りというか、落ちてもおかしくないような幅で作られてたりするから、演者さんたちすごいなぁと思う。

ルドルフに「僕達は鏡」と縋られる時の心が閉じた感じ。

宝塚版のエリザベートのノベライズを読んだんですけど、それではここの心情は「輝かしい未来が開かれているルドルフが私なんかと一緒なわけない」という心境だったと描かれてるんだけど、こちらの場合はどうなんだろう。

一幕の終わりのドレスが本当に素敵。

ゾフィ:涼風真世さん
若い時のゾフィはお肌にハリがあって凛として強い女性という感じ。その後やや歳をとった時の場面で、ほほをたるませるような感じの表情作りをされている気がした。死のシーンでは髪も真っ白になっていて、周りで舞うトートダンサーに抱えられ灯火が消えるように死んでしまう。

威厳、権力、威圧感。それが強すぎて「美」という感想が浮かぶのに時間がかかるんだけどとても美しくて素敵。軍服のようなドレスが好き。

少年ルドルフ:陣慶昭くん
かわいい!!!高音も低音も透き通るエンゼルボイス。カーテンコールで前に出てきて、そのあと後ろに下がる時に手と足が一緒になっちゃってて可愛さのバブル期が来てた。

ルドルフ:三浦涼介さん
どうしたらいいの!!!!!!神話??そのお顔立ちは神話になってますか??なってますね??何を食べたらそんなに麗しくなるの???

はい。取り乱しましたので落ち着きましょう。あと「三浦涼介」で画像検索とかするといいと思う。生きるルーブル美術館。

ルドルフとして登場するまでに別の役でちょこちょこ出ていて、全部見つけきれていない気がする。りょんりょんが出てる時はりょんりょんのことしか見てなかったけど、ちゃんと全体像も記憶した上でりょんりょんを見てるからノープロブレムです。ミルクのシーンで深めに帽子をかぶって踊ってたり。

成長したルドルフとして登場するのは二幕。父と対立しているシーンから。赤い本を片手に持ち、父に反論するルドルフの「分かってもらえない」閉ざされた感じ。思春期のガラス細工みたいなもろさ、儚さ、視野が狭い一途な感じ、、、

ルドルフガトーと閣下と歌う「闇が広がる」、拳銃自殺、

あ、すみません。語彙力が無くなったのでもう書けない。だって素晴らしさを語る言葉って語りたい現象の多種多様さに対して少なすぎじゃない???(逆ギレ)

とにかく三浦涼介さんのファンクラブ入るかな...

双眼鏡が使えたことで、視線とかもよく見られるようになって。結婚から一夜明けたシシィがゾフィに責められるシーンで、ゾフィの侍女達がシシィの横を通る時にめちゃくちゃにガンを飛ばしてたりとか。

トート閣下がエリザベートを見る時の「期待」(体操室のシーン)、怒り(ルドルフの棺のシーン)などなど

こりゃ2回見ただけじゃ足りないわ。昆虫みたいな数の目で行かないと無理だし。何回でも見る。しかし今季はこれがラスト!!

帝劇が大阪に出来たらいいのになぁ。そういうわけで今回のレポは多分短め、感情をたたきつけるスタイルでした。お読みいただきありがとうございました。

#エリザベート #ミュージカル #帝劇 #観劇

追記☆
ルドルフが跪くシーンが何度かあるんですけど、想像してみてください。普通、前に出してる方の足が90度になって、後ろにぺったりくっついてる方もそんな感じじゃないですか。でもね!三浦さんは120度くらいなの!足を持て余してるがゆえの角度!!!!

あと、ファンクラブ入りました。魅力に屈しそうな時は早く屈した方がいいんだよ!!そしたら長く屈していられるからね!






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山口絵美菜

1994.5.4生まれ 宮崎県出身 女流棋士 2017年京都大学文学部卒 エッセイ、観戦記(毎日新聞)、イベントレポート、書評。2019年前期桃山学院大学ビジネスデザイン学科講師。10月25日にカメラを買ってから毎日撮影&カメラ日記更新中!

ミュージカル初心者の語彙力が溶けた観劇録

4月に「ロミオ&ジュリエット」を見たことをきっかけに、あっという間にミュージカル沼にはまった私の観劇録です。擬音、感嘆多め。あくまでも己の記憶頼りの個人の感想です。好きなのは矢崎広さん。
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