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つながりをデザインし、つながる冒険をする

専門学校で「つなぐ」話のリレーセッションをしました。

1回目は私(小林利恵子)が「人との繋がりをデザインする」を話し、1カ月おいた2回目は「人と繋がる冒険」(MOF 代表 前田利恵子)について語りました。

出だしに私が話したのは「多くの人とつながるには、「広げよう」という意図をもって行動することが必要」ということ。

学生の時は、家族と学校がコミュニティのメインでした。社会に入ると数年は、学生時代の友人と仕事関係の人と同じくらいの比率で交流します。しかしやがて、多くの時間を会社関係の人と過ごすようになります。

実はそこでコミュニティが広がらない社会人は多いのです。自分の所属する組織の人とだけと会う。これは業種関係ありません。マスコミの人も、学校の先生も、議員さんも。一見、たくさんの人に会っているように見える仕事も、腹を割って話せる、定期的に会っていろいろな相談ができる、ちょこっと飲みに誘いたい、と思う人とのつながりは、意外に少ないのです。この自分と違う分野の人との緩い紐帯は、新たなものを生み出す、オープンイノベーションにも一役買います。

変人コレクターとして、いろいろな面白い人とのつながりを広げてきました。もともと人脈が欲しい! という理由ではなく、「人」というコンテンツが私にとっては一番ツボにはまったからです。特にエッジのたった人、何かにはまった人の話は深い。そんな人と出会うためにいろいろな集まりに顔をだしました。習い事に行く、セミナーに行く、飲み会に行く。なんでもいいんです。

でも結構面倒なんですよね。最初は面白そうなテーマだと思っても、当日仕事がたてこんでいると、さぼりたくなる。そんな時は、深く考えない。とにかく行く。行ってしまうと案外楽しくて、新たな出会いが生まれます。

そして出会った人と「しっかりつながる」。

臨床心理カウンセラー 前田利恵子はつながることを「冒険」だと表現します。第一印象と付き合ってみた後で、イメージが変わる人、いますよね。印象の悪い人が、あとから案外気が合ったということもあります。だから印象が悪い、ということだけで、関係を終わらせてしまうのはもったいない。たまたまその人は、直前に嫌なことがあって機嫌が悪かったかもしれません。

嫌な人かもしれない、怖い人かもしれない、逆にすごくいい人かもしれない、どんな人でも少し近づいてみると新たな発見があるかもしれません。心底悪い人なんていないのです。

「悪い赤ちゃんっていないじゃない?」
と言う前田利恵子。

ちなみに「利恵子」という名前だけで、打ち解けて、仲良くなって、お互いいいやつだ、と思いこめる単純な二人なので、それほど信ぴょう性はない話かもしれません。

(オプンラボ 代表/近未来ハイスクール スクール長 小林利恵子)


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