母親という仕事

 母親の仕事を年収換算するといくらになるのだろう。以前見た話題のテレビドラマでは主婦の仕事は300万円位と言ってたっけ。ネットで検索してみると1200万円という試算が出てきた。

 1200万円という試算は、私としては予想通りの高額だった。ただ、子育て中の男女にアンケートをとるとどちらも平均200万円台という結果だったらしい。0円と答える人もいるくらい、子育ては仕事じゃないと思っている人は男女共に多い。

 この試算は主に労働時間にベビーシッターの時給を掛けて計算されている。つまりミルクを与えた場合の年収のはずだ。では、おっぱいを与える場合の試算はいくらになるだろうか。

 「乳母 年収」と検索してみたが、乳母という言葉は現在ベビーシッターという意味で使われており、昔のように代わりにおっぱいを飲ませるという話は見つからなかった。

 先に書いたが、母乳をもし購入できたとしても一日一万円以上かかる。代わりにおっぱいを飲ませてくれる人に対しては年収最低でも365万円はプラスすべきだと思う。

 つまりおっぱいを与える母親の仕事を年収換算すると1500万円以上になる。「食わせてやってる」なんて1500万円以下の年収の男性は本当は言えるはずがない。超高収入の男性だって、実際はお金をどんなに払ったって代わりに母親になれる人なんていない。年収1500万円以上の働きを無償で提供している唯一無二の存在。そんな妻に逃げられたくなければ、もっともっと敬うべきだ。

ご支援頂いた額の2割ははおっぱい募金→おっぱいや育児で困っている人の支援に。残りは私のおっぱい周りのケアに使わせて頂きます!