おっぱいは買えるのか?

 おっパブと呼ばれるお店の相場は40分6000円。おっぱい触り放題で飲み放題も付いてくる。延長さえしなければ「おっぱい」は1万円でお釣りがくる。飲み放題はもちろんアルコールだ。では『おっぱい』を飲むにはいくら払えばいいのだろうか?つまり母乳は買えるのだろうか?法的に問題さえなければ、需要も供給もありそうだ。



 まずは需要。「飲んでみたい」という変態はさておき、母乳で育てたいと考える母親は多いはず。母子手帳にも母乳が推奨されているし、代用するミルクには「おっぱいに限りなく近い」ことがPRされている。しかし、母乳が一番と言われる一方で、母乳が出ないことに悩みミルクを選択せざるを得ない母親も多い。可愛いわが子の為なら、いくらお金を出してでも母乳が欲しいと思う人はきっといるはずだ。



 次に供給。『おっぱい』を売るなんて・・・と抵抗がある人は多いとは思うが、『おっぱい』が出すぎる人は絞って捨てなければいけない。そうしないと詰まって炎症を起こしたりもする。「どうせ捨てるものを買ってくれるなら・・・」と思う母親がいてもおかしくない。また、子育て中は働くのが難しい。母乳が高く売れるのなら、経済的に困った母親は売るのではないだろうか。



 試しにネットで調べてみると、2015年に話題になった母乳販売サイトの記事が多数ヒットした。母乳を買い取り販売するらしい。価格は50mlで800円~1200円。1万円だと500ml位買えるのか。赤ちゃんが飲む母乳の量は生後2週間で一日500mlを超え、ピーク時には1リットルを超える。『おっぱい』は1万円じゃ1日分も買えない。



 サイトにアクセスしてみると現在そのサイトは存在しなかった。つまり、現在『おっぱい』は買えない。たとえ買えたとしても1万円じゃ足りない。「おっぱい」を安くみるな。

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