他者の行為の意図について考える①

他者の行為に関して、どのような意図があり、その行為を及んでいるか、考えたことはあるだろうか?

僕自身に関して言えば、今現在、他者の意図を汲み取ることについて葛藤している。

僕自身の話を少ししよう。
僕の小さい頃からの夢は幼稚園の先生だ。このことを念頭に置いておいてほしい。
さて、話に戻るが、僕は大学の学部生時代は日本の文学を学び、(文学と言っても「艶」という字の歴史的変遷をただ研究していただけだが)それと並行して教職課程を受講し、中高の国語の免許を取得した。
人生をなるように過ごせばそのまま中学校あるいは高校の国語の先生になっていただろう。
しかし、なぜか、僕は今大学院に進学し、幼児教育を学んでいる。研究テーマは「子どもの貧困」だ。

大学院に進学する動機と、研究テーマが「子どもの貧困」であることの動機は一致している。

幼稚園のボランティアでの出来事だ。
今幼稚園の行事ごとにボランティアとして参加させていただき子どもたちとの関わりをもっている、もう今年で6年目になる。
その中で、子どもたちと初めて出会った時の、子どもたちの純粋無垢な姿であったり、見知らぬおじさんと遊ぼうとしてくれる姿、自分自身の発言を受け入れ、それを元に行動する姿に幼児教育の重要性というものを感じたからである。つまり、幼児期に関わる大人によって子どもたちの将来にどのような影響が及ぶのだろうか、幼児期の経験について、興味を持つようになった。
そこから“貧困であることにより、子どもたちに様々なネガティブな影響が及ぶ”ということを文献を読み進めることで知った。
研究テーマが「子どもの貧困」になったのは、この瞬間と言っても過言ではないだろう。

長くなったので今回はこの辺で…終わっておこうか。
今回は導入という位置付け、つまりは僕自身のことを少し知ってもらうということを目的として読んでもらえると幸いだ。

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