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俺は変われるのか【番外編・喉頭浮腫】①

4月の初旬、急激な喉の痛みに襲われた。

高熱を伴っており、またいつもの扁桃腺の腫れだと思っていた。

翌朝になってもなかなか熱と喉の痛みが収まらないので喉を伺った。

扁桃腺はさっぱり腫れていなかった。

この日は仕事だったが、体温が39℃では仕事にならず、大好物の有給を取った。

休みの連絡を入れてから30分程して職場から電話が入る。

満足にしゃべれないのによ…

「あ、Tっす。お疲れっす。所長がPCR検査を受けろって言ってまして。受けれそうですか?」

「なんだよそれ。高熱で喉が苦しいのに検査かよ。…わかりました。受けると伝えておいて下さい。」

ただでさえ舌が半分で満足に喋れないのに、喉がパンパンに腫れて更に喋れない。しかも高熱。それなのにPCR検査を受けろって…

久々にキレそうになった。

ギシギシする身体を無理矢理動かし身支度。

這うように、どうにか病院(職場)へ辿り着いた。

所長から病院へ予め連絡をしていたようで、PCR検査はすんなり受けれた。

2時間後、陰性の連絡を受けた。

看護師「PCR検査は陰性ですが、症状から別の病気が疑われます。念の為、耳鼻咽喉科へ受診の予約をいたしましょうか?」

「まぁはい。」

乗る気では無かったが、段々と息が苦しくなってきたので受診する事にした。

耳鼻咽喉科の医師に診てもらう。

医師が鼻からファイバースコープを挿入し…

「喉が腫れてますね。喉頭浮腫です。緊急入院ですね。」

!!!!!!!!

「入院って、そんなに大事なんですか?」

「そうです。酷くなると窒息しちゃうから。今すぐ入院して。」

「どのくらいですか?」

「順調なら一週間かな。」

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