どうもオレンジです。

久しぶりの投稿になりました。先日のCL愛知はもちろん抽選落ちました。

が、

オンリーワン調整仲間と相談して持ち込んでもらったデッキが結果、

・CL愛知8-1の23位

その後環境に合わせてメンテしたデッキが

・シティリーグ準優勝

と結果残せたので、デッキ解説でもぶち込んでいこうと思います。

1.CL愛知について

というわけでデッキはこちら

＜CL愛知版＞

環境予想ですが、ありがたいことに最近はnoteやツイッターでいろんな方が考察を上げてくれているので、そちらを参考にしました。

オレンジが考えていたTierのようなものはこちら。

1.無視することができないタイプ
　これは少なからず当たる可能性がある対面であり、プランが必要なデッキタイプ。

2.当たる可能性があるものの、4.5～5.5部の勝率で割り切るタイプ
　いわゆる5部対面。全くいないわけではないものの、マッチング次第で対戦しないことが十分考えられる。デッキの安定感やパワーを落として対策するくらいならプレイでカバーするタイプ。

3.当たったら事故を祈るタイプ
　おそらく勝率３割以下。当たったら相手の事故をお祈りするタイプ。

それぞれ想定したのは以下。

1.無視することができないタイプ
　ミュウツー&ミュウGX+炎エネルギー（レッドパーフェクション）
　アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアン（3神ザシアン）
　連撃ウーラオス系統　
　ビクティニVMax+ミュウツー&ミュウGX

2.当たる可能性があるものの、4.5～5.5部の勝率で割り切るタイプ
　ムゲンダイナ　

3.当たったら事故を祈るタイプ
　ジュナイパー
　水ポケモン系統

4.その他
　ダークパーフェクションは存在は知っていましたが、
　未知数なので勝率把握まで勉強しませんでした。

デッキ選択に当たっては、チャンピオンズリーグという事を考慮に入れると、「安定している」デッキを選択したいと考えました。

ここで言う安定性とは、

・たねポケモン切れや、サポートを引けずただ番を返す、いわゆる「事故」確率が少ない
・どのデッキに対しても、一定の勝ち筋を追える
・わざを使うハードルが高くない

ということを意識していました。

ビクティニVMaxのわざ「ダイビクトリー」は溶接工を必ずしも要求しない「炎１＋無色１」エネルギーで相手がVポケモンであれば220点の打点が出る非常にコスパがいい技となっています。

ポケモンカードを続けるためには「エネルギー」と「ポケモン」の２種類が最も重要であるため、デッキ選択理由としては十分でした。

ここから、「無視できないタイプ」に対する勝ち筋を構築すると

ミュウツー&ミュウGX+炎エネルギー（レッドパーフェクション）
当初かなり勝率が悪かったです。「隠密フード」まで採用するレシピに当たったらしょうがないと思い、「ミミッキュ」を採用しました。これにより相手から１ターンもらえる可能性が増え、「リセットスタンプ」と組み合わせて、「レシラム&リザードンGX」で押し切る形を作れるようになりました。細かいプレイですが、「先にビクティニV」に「ダブルブレイズGX」を言ってもらえると、「ミラクルツインGX」のケアが不要となるので、サイドは先行されますが、その後の展開で捲っていくことができます。

アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアン（3神ザシアン）
先行2ターン目の「ダイビクトリー」で「ザシアンV」を取っていける。
後攻1ターン目の「ダブルブレイズGX」で確実にサイドを進ませる、あるいは3神を手負いにすることで有利をとることができます。「クチートGX」に対しては、「ツールスクラッパー」の採用率低下を見込んで「大きなお守り」でケアもできているため、デッキ構築次第ではありますが、5.1部くらいはあると考えました。（１手遅れるだけで負けてしまいますが・・・）

連撃ウーラオス系統　
「ミュウ」のプレイ次第だと考えました。一回は「キョダイレンゲキ」を受けてもよいので、そこからサイドレースの中でサイド４枚を取られるタイミングで「ミュウ」を置くことを意識します。先行の場合、「ダイビクトリー」を打ち続けて勝てるパターンも多いです。

ビクティニVMax+ミュウツー&ミュウGX
レッドパーフェクションと同じようなプランを取ります。ビクティニからエネルギーを張られる場合、こちらのビクティニには「ヒート炎エネルギー」と「大きなお守り」を合わせて貼れるタイミングまでは「レシラム&リザードンGX」にがんばってもらい、「ミミッキュ」と組み合わせてターンをもらっていきます。

＜カードの採用理由＞

ビクティニV-Vmaxライン
4-3です。4-4もあり、なんなら「メタモンV」まで採用して「5-4」までやってやるぜ！とも思いますが、枠の関係でこうなっております。引けずに負け、はそこまでないので妥協ライン。

レシラム&リザードンGX
強い、強すぎるよ・・・。使いたいので2枚採用。「ビクティニV」を見て出してきた「デデンネGX」を取りながら、「大きなお守り」や「ヒート炎エネルギー」で相手の攻撃を耐えて「フレアストライク」でさらにサイドを進めます。環境カードの中でも一番強い群に位置すると思う。いやほんとに。このデッキは２エネルギー加速の「溶接工」をそこまで打てないので、「巨大なカマド」が置けるかどうかがこのポケモンを使うにあたって非常に大きなポイントとなります。

ファイアローV
安定感を求めた結果の1枚。「ウッウV」は「スピットシュート」に回すエネルギーが貼れないケースが多かったので不採用。
・先手事故回避
・スタートして良いポケモン（CLなのでスタートを大事にしたかった）
・あなぬけの紐でそっと出せる
・デデンネGXが倒せる

デデンネGX・クロバットV・ワタシラガV
2枚・1枚・1枚。どれももっと入れたいけど限界まで絞ってここまで。

ミュウ
主に連撃ウーラオス対策ですが、「ミミッキュ」の採用と合わせて、また相手のHP220ラインのポケモンに対する「大きなお守り」に対して「サイコパワーが」めちゃ強く働く時があります。

ミミッキュ
「ミュウツー&ミュウGX」対策。ダメカンの乗せ方は、「攻撃してのせる」というボディーブロー作戦がメイン。

クイックボール・ポケモン通信・プレシャスボール
4枚・3枚・2枚。ボールは10枚以上いれろって婆ちゃんが言ってたけど、ごめんなさいしながら9枚に。これでも10回回したら事故あるので、婆ちゃんが言うことは正しい。

ポケギア3.0
「マリィいれるならポケギア4枚入れろ」と言われそうな3枚。4枚入れたかったけどカマド割られてエネルギー無しの状態で止まることが多すぎたため、1枚「マリィ」を採用。別に1枚入れたからって解決するのかって言われたら何も言えませんが、トラッシュから「ワタシラガV」で相手の大量のハンドを流すこともあり、結果3枚です。4入れたければ入れて。

あなぬけの紐
3枚。入れ替えと迷うところですが、相手のポケモンをどかすことを今回は重く見て3採用。

リセットスタンプ
2枚。打つとお祈りして「ひかないで！」っていう面白ゲームできるので採用。

おおきなお守り
2枚。3神が多いと睨み採用。デデンネ1体なら「ツールスクラッパー」がなければ耐えます。その他の対面でも雑につけても結構強い。

ふうせん
1枚。採用しているポケモンの逃げるエネルギーとの兼ね合いが良いので採用。雑に貼ってもまぁまぁ許されます。

溶接工・ボスの指令
最重要カードのため4枚採用。どんどんボスで裏呼びましょう。Vが3体とれるなら「マルヤクデVMax」「いちげきウーラオスVMax」以外のVmaxは無視していいです。

マリィ
1枚。事故る夢でうなされたため、お守りのように１枚採用。ほかのカードに変えたければ変えろぉ！

巨大なカマド
3枚。4入れたいけど結果3です。枠の都合上。手張りで済むので、何とかなります。

ヒート炎エネルギー
3枚。レシラム&リザードンGXにお守りと合わせてつけて暴れたり、ビクティニVmaxの打点計算を微妙にずらせたりできます。「クイックシューター」や「ガラルジグザグマ」等の調整から逃れることができるため、結構えらい。ミラーでは「ダブルブレイズGX」を耐えるケースもあります。

基本炎エネルギー
9枚。マジでエネルギー大事なんで「炎の結晶」がある時みたいにトラッシュしすぎないことが大事。大事に使うのよ。

＜不採用のカードについて＞
よく見るカードで不採用のカードは以下です。
・ヒードランGX：ボスの指令との噛み合い、2エネ溶接工打てない
・ウッウV：２エネ溶接工うてない、エネルギーがたりなくなる
・ミュウツー&ミュウGX：スタートして相手に3枚サイドあげたくない

＜当日のマッチアップ・結果＞

一戦目 先行 ⭕️草MM
二戦目 後攻 ⭕️ザシアンザマゼンタ
三戦目 先行 ⭕️三神ザシアン
四戦目 後攻 ⭕️ドラバルトウーラオス
五戦目 先行 ⭕️オーロンゲマニューラファイヤー
六戦目 先行 ❌️マルヤクデレシリザ
七戦目 後攻 ⭕️ビクティニVMM
八戦目 先行 ⭕️草MM
九戦目 先行 ⭕️悪MM

ミミッキュがかなり強く使えたようでした。

オポの関係でトーナメントには進出できませんでしたが、非常にうれしかったです。なお、オレンジは応援で愛知の会場でただただ座ってお祈りをささげていました。

2.シティーリーグアディショナルシーズン

TAGチームが復権した結果、ムゲンダイナが数を増やしていたり、「インテレオン」を使ってテクニカルにゲームを進める「ウーラオスV」が増えたりしている状況でした。

このデッキは「VMaxのデッキ全般」に有利をとれると考えていましたが、シティーリーグという環境においては１敗が致命的になると考え、運要素を入れ、多少デッキを尖らせてでも盤面で有利を取りたいと考えました。

様々なデッキタイプを試した結果、最も有効に働くカードは「クラッシュハンマー」だと考えて、メンテナンスを行いました。

というわけでデッキはこちら

＜シティリーグ版＞

「ファイアローV」、「大きなお守り」、「リセットスタンプ1枚」の枠をクラッシュハンマーに変えています。

また、「先に盤面を作りたい」という意識から、「リセットスタンプ」１枚を「ふうせん」に変えました。「あなぬけのひも」も1枚「ポケモン入れ替え」に変えていますが、これは万が一両方のカードが手札にある場合、選択できることが偉いと考えてそのようにしています。

基本的な動きとしては変わりませんが、「クラッシュハンマー」の採用により、以下が可能となりました。（表がでればね！！）

【以下の邪魔なエネルギーの破壊】
・ミラー先行の炎エネルギー
・ヒート炎エネルギー
・ムゲンダイナの何かしらのエネルギー
・3神ザシアンの水エネルギー
・パーフェクション系統のオーロラエネルギー
・連撃ウーラオスのストーン闘エネルギー
・草系統のウィークガードエネルギー

いかがでしょうか。表がでれば、という制約が常に付きまといますが、それなりに理に叶った採用だと考えて、クラハンを投入しています。

当日は「ウィークガードエネルギー」や「ストーン闘エネルギー」を破壊し勝利した試合があったため、悪くなかったかな～と。シティリーグだしね。

当日のマッチアップはこちら。

一戦目 後攻 ⭕️連撃ウーラオス&インテレオン
二戦目 後攻 ⭕️ムゲンダイナ
三戦目 後攻 ❌️ジュナイパー
～トーナメント～
一戦目 後攻 ⭕️ビクティニV/レシラム&リザードン
準決勝 先行 ⭕️草MM
決　勝 先行 ❌️ムゲンダイナ

三戦目のジュナイパーは完全に切っていたので諦め、決勝はデデチェンジで必要札引けば勝ち、で引けなかったんでしょうがないな～と。

とても面白かったです。

少し水ポケモンも増えそうなので、このまま使っていけるかどうかは怪しいですが、こんな形も結果残せて嬉しかったです。

以上、結構長文でしたがお付き合いいただきありがとうございました～

いつもネタのような投稿しかできず心苦しいGXだったので、少しでも参考になれば嬉しいな、と。

疑問点、感想等あれば
twitter: @orange_pokeka
までお寄せください。

また、愛知CL当日のマッチアップ、プレイについて詳しく知りたい方は、

握ってくれた上本氏（twitter:@depo_kai）までお願いします。

最後に、当日のスタッフ・ジャッジの皆様・対戦相手の皆様、ありがとうございました。

おわり​