見出し画像

駄文11 - 非V/GSの活路を探る

ガラル痴呆!オレンジです。

前回、環境に関する考察をしていましたが、ちょうど大規模なオンライン大会(PJNO)が開催されたようなので、参考にさせてもらおうと。

オレンジは参加しておりませんが、こういった大会を開いていただける主催者の方々や共感してスタッフとして参加する方々は本当に素晴らしいですね。ポケモンカードに関わる人の徳の高さすごい・・・。

各デッキの割合は以下のようでした。

画像1

【引用元URL】ラッシュメディア byカードラッシュ より
https://cardrush-media.com/pokemon-wrhara-200602/


オレンジが予想していた環境予想はこれ。

画像2

そこまで大きくずれてはいなかったと思いますが、一点考察から外していたデッキがありました。

「LO(ライブラリアウト)系統」

ですね。


ライブラリアウトは上級者が使用するととにかく強いデッキです。

理由は簡単で、上級者が使うからです。

上級者というのは、 ​

・環境予想をしっかりする
・環境予想の中で利用者の割合が多いデッキに有利なデッキを使う
・予想される対面のデッキに対して勝ち筋をしっかりもっている
・試合中プレイング(ポケモンの出し方、エネルギーの付け方、サポートの選択、グッズの利用タイミング、デッキの圧縮、サイドプランの構築、サイドプランの遂行)を誤らない

このようなことをしっかりする方々なんですね。もうほんとすごい

つまり、このような方々があえて「LOを選択する」ということは、LOは普通にサイドをとるデッキよりも強いと考えた、ということですね。

なので、逆説的な考え方にはなってしまいますが、上級者がLOを利用する以上、結果を残すのはある程度必然でございました。

で、LOに関しては今後もガチな大会前は意識していくべきだとは思うのですが、LOを意識したデッキはどうしても構築が歪んでしまうケースが多い気がしているので、まずは普通にサイドをとりあってサイドを取りきれるデッキを考えたい所存であります。

ということで、今回はLOは一旦無視して、LO以外に有利をとれるデッキは何なのか?考えたいと思います。

さらに、オレンジはプレイが下手なので、サイドを3枚もとられて取り返しのつかなくなるVMaxやTAGではなく、非GX/Vポケモンにフォーカスを当てたい所存であります。


1.非GX/Vポケモンのデッキの天敵

はいこの方。

図1

は~、もうね、「オルタージェネシスGX」とかいう技ね、もうほんとにもうあれですね、あれです。あれですから。バグじゃろ?

非GX/Vポケモンの基本的ポケ権がなくなってしまっています。


非GX/Vを使うのであれば、「オルタージェネシスGX」に対する対策をしないわけにはいきません。

対策・・・

①耐える
アルティメットレイを1回耐えましょう。目安HP190。最近はアルティメットレイ耐えてても裏で[ザシアンV]にエネルギーがついてたりしますが・・・
②オルタージェネシスGXを使わせない
後手を選択して後1で「クリアビジョンGX」を使う以外確実性がありません。後手・・・
③[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]を1パンする
取られる前に取りきるんだ!!!
④[ジラーチ◇]を使う
サイドを1枚多くとることにより、必要攻撃ターン数を1ターン圧縮することができます。[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]と[ザシアンV]を倒して勝利です。

どうでしょうか。状態異常やハンデス、LOについても対抗手段として検討できそうですが、今回はプレイハードルの低い「殴りかつ!!!!」を目標としておりますので、割愛します。


①アルティメットレイを耐える

「アルティメットレイ」を耐えることで、

先に[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]を倒してサイドを先行し、

そのまま[ザシアンV]も一撃で撃破、

何かを撃破

と言った形でサイドを取りきっていきます。

必要な条件

HP190への到達
✔攻撃2回(後攻では3回)で[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]を気絶させられる
✔ザシアンVを一撃で気絶させられる
 ※ここで使うポケモンはVGXは可能。(サイド3枚取られるのはOK)

ですね。

ただここまでやっても負ける時はあり、「オルタージェネシスGX」後の[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]が逃げて、[メタルソーサー]から[ザシアンV]で攻撃をされた場合、なんと270で耐久をしなくてはいけません・・・厳しい・・・あまりにも厳しい・・・

昨今、[博士の研究][デデンネGX]に加えて[クロバットV]と言う加速装置を手に入れた3神ザシアンのデッキは、容易にそのハードルをクリアしてしまいます。

やはり「HP190以上で耐久」と言うのは、積極的に取りたい手段ではありません。というかポケモンのどうぐに頼らない素の数値ではそもそも候補が全然いません。

なので、こちらのプランは一旦あきらめましょう。(ここまできて)


②オルタージェネシスGXを使わせない

はい。後攻を選択して、[ラティオスGX]の「クリアビジョンGX」を使っていく構築です。手段としてはアリですが、エネルギーを1枚[ラティオスGX]に使ってしまうことが結構弱くて微妙ですね。

その後の役割も逃げるエネルギー0のポケモン、くらいの用途しかありません・・・ベンチも圧迫。

うん、なし!


③[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]を1パンする

そうだよ!小ズガだよ!!

図2

小ズガデッキについてはもはやあまり語ることはありません。過去に考察もしました。とっても強いです。[クワガノンV]さえ対策できればまだまだ現役でしょう!

小ズガは結構好きなので、最近回してるなんの参考にもならない痴呆レシピ置いときますね。

画像5

基本いつもの1パンです。大量ドロー&ビーストリング強いです。最後は「バーストGX」にするか、サイドをずらされたら[バイウールーV]+[タフネスマント]で頑張りましょう。(ボスで終ることがおおすぎるけど)

マリィかリセットスタンプ、1枚いれられるといいですね。

[クワガノンV]に対しては[バイウールーV]で対抗します。最も「パラライズボルト」に対して強いポケモンです。


④[ジラーチ◇]を使う

どうでしょう。結構可能性ありそう。[ジラーチ◇]をうまく使う条件として、

✔ベンチ管理ができる(回収ネット)
✔ポケモンのサーチ手段が多い(ボール、サポート)

というのがあげられると思います。

進化ポケモンは、ボールのスペースを減らしてしまうので、少し厳しいですね。タネポケモンで考えましょう。

[アルセウス&ディアルガ&パルキア]を2回の攻撃で気絶させられる
✔[ザシアンV]を1回の攻撃で気絶させられる

これを5ターン以内(可能なら4ターン以内)に遂行する必要があります。

しかし、HP220の[ザシアンV]を一撃で倒す・・・なんとハードルが高いことよ・・・何か、何かないかと思い探していたのですが、素晴らしいカードありました。


図1

溶接工やカプ・コケコ◇、カラマネロ、ターボパッチでもいいよ

そうです、ポケモンカードと言えば、「弱点システム」。弱点2倍という任天堂味(というかポケモン味)溢れる設定により、炎ポケモンであれば110出せればいいのです。この[エンテイ]のわざ「まきかえす」は要求される炎エネルギーも1枚・・・!

昨今ちょくちょく見かける[ザマゼンタV]も倒せますし、なんなら[チルタリス][ジュナイパー][ズガドーン]も一応倒せます。あまり最終盤面以外では登場しないでしょうが、[ワタシラガV]も倒せます。鋼と草の弱点を付けるので、以外と活用シーンは無くもない。

これだ・・・!

えーしからずんばですね、

なんとかしてサイドを4枚取られる前に[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]を倒す
なんやかんやでジラーチ◇をサイドに埋めて、出てきた[ザシアンV]を[エンテイ]の「まきかえす」で倒す。
③勝ち

これでいきましょう!いきましょう!

ジラ―チ◇はベンチ管理がシビアなので、回収ネットは4枚入るデッキがいいです。

[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]を倒すに際しては、[ザシアンV]をおびき寄せるためにも、Vポケモンを使うことも許容しましょう。ビンタ60点で倒されるのとか嫌だし。

確実に弱点をつくために、[ツールスクラッパー]は入れましょう。[ウィークガードエネルギー]対策要否については諸説ありますが、環境次第で[ギラティナ(じげんのかぎづめ)]の採用もアリでしょう。

ただ、相手は[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX][ザシアンV]だけではありません。VMax諸々やまだまだTAGTEAMGXも健在です。[ジラーチ◇]を採用している分、相手のポケモンを倒す回数は少なくて済みますが、ある程度の火力を用意する必要があります。

今回は、小回りが利くポケモンを採用することにしました。

ということで、これ!

画像8


おかしい・・・非GX/Vデッキを考えていたはずなのにコケコデッキに・・・


画像8

あれれ?

まぁ、このデッキの肝は「エンテイで3神ザシアンを思い知らせる」ということで許されますかね?

さて、各対面ですが、

対Vmax/TagTeam
コケコ+エレキパワー+ジグザグマで打点を調整しながら戦います。[エンテイ]がいるので、200+エレキパワー+120でVMaxを倒せます。ジラーチ◇を絡めて4(3+1)-2プラン、3-3(2+1)を狙いましょう。3神ザシアンについては、エンテイで弱点をついてサイドを取り切りましょう。
対V主体のデッキ
コケコ+エレキパワーをうまく使いましょう。加速が難しいデッキなので、やはりジラーチ◇をうまく使いながらサイドを取りきらなくてはなりません。3(2+1)-3(2+1)や3(2+1)-1-2を目指しましょう。「ビーストゲームGX」をうまく使えると、3(2+1)-3(2+1)も可能です。
対非GX
[クワガノンV]のパラライズボルト、ジラーチ◇、「ビーストゲームGX」を組み合わせてじりじりと差をつけて勝ちます。


というわけで、非GX/Vの考察をしようと思っていたらコケコVのデッキができあがりました

長文となりお時間いただいてありがとうございます。ここまでお読みいただいた方には大変な感謝を。


感想等あれば
twitter: @orange_pokeka
までお寄せください。


おわり



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?