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『パラダイス』感想だけ

前回考察ばかりで感想書いてなかったので
隆平さんに届きますように~🙏🏻と思いながら
感想だけ綴ってみようと思う。

何て言えば良いかわかりません。

(おい)

観たことのない丸山さんを観られる!と
マーニャにワックワック♪()
していたのに

え、丸山さんいないじゃん・・・
誰・・・・
腕時計左腕につけてるし・・・
梶浩一って誰・・・・

と冒頭から丸山さんの鱗片探し。

ヘドウィグ(マルウィグ)の時は
「みんなの知ってる丸ちゃんらしさ」が
いっぱい散りばめられていたから
今回は余計にそう感じたんだと思う。

まぁ、そう思ったのなんて一瞬で
あっという間に赤堀ワールドに引き込まれたんですが。


それにしても梶って男はよく分からん。

地に足付けないでずっとフワフワしてる。

この世のどこにも
自分の居場所はないですよ~って
自ら発信してるみたいな。

でもやっぱり探してる。

まだ終わってない!(…ニャー)
なんて言って希望持っちゃってる。

そんで破綻する。



梶くん、人間くさい。(分からんとは)



完璧なものより欠点があるほうが惹かれる
みたいな感覚ってあるじゃないですか。相補性。
辺見は多分それで。
成果上げようとする野心さとか。
寿司食って泣いちゃうピュアさとか。
(過る18祭…)
今は忘れた青臭さとか。
いつまでも持ってる梶がシンプルに
好きだったんだと思う。

あとは自分が出来なかったことを
子供にやらせようとする親心みたいなのも。

裏稼業やってる人って青木みたく
人間であるために必要な部分が
ぶっ飛んじゃってると思うんですよ

やっぱりそういう人しか
周りに居なかったのかな、辺見さん。

だから裏稼業やってる割には
人間らしく生きようとしてる梶くんが
魅力的で人が付いてくるんだろうなぁ。

辺見とか、真鍋とか、道子とか、
辺見とか辺見とか辺見とか()

(観劇1回目の私の考察は
梶くん大好き辺見さん
なのでそういう視点ばかりです。今回は。)


お芝居で好きだったところ


なんか考察まがいのことしてるので
焦点絞ってちゃんと感想書きます。

これはツイッターにも書いたんですが
嘘をつく演技が巧妙なんですよ!!!!!

明快なコメディとかってサルでも分かるような
大げさな動揺とかするじゃないですか。

この現場における嘘は
どれだけ相手役者に悟られないか

観客に伝わるように
が求められていると思うんです。

まあ集中して観ていれば話の流れと
声色で分かっちゃうんですけど…
ちょっとそれは置いといて。


梶くん、嘘ついたあとに鼻を一瞬掻くんです。



最近、今更ながら韓国ドラマの
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を観ていて
第5話に心理学の話が出てきたんですよ。

そこで
「人は噓をつく時、カテコールアミンが分泌されて
鼻の内部組織が膨張する。
血圧も上がって末梢神経が刺激されて痒くなる
という解説が出てきたんです。

すなわち
噓つきは鼻を搔いてしまうんですよ!!!!!
それを取り入れる巧妙さよ。
これはト書きの可能性が高いから
アドリブじゃないかもしれないけど

それを昇華できる
丸ちゃんの能力マジですごい。


「間」の使い方、あっぱれでした。




それから考察でも冒頭に書いた
水澤紳吾さん
初めて水澤さんを認識した作品が
『怒り』で、その後『羊の木』を経てからは
通ったことない
タイプの俳優さんダ…(恐)
と思い惹かれていました。

実際観たら度肝抜かれた。

もう自分の中で「水澤さんといえば」って
固定概念が完成されてしまった。
水澤さんが居れば破天荒に
場を掻きまわして面白くしてくれる
という絶対的安心感さえも感じたし…。
役柄はとんでもねぇ~けどかなり好きです。


東京初日、自分的初日を迎えた感想は
ひとまずここまで。


なんでこの記事公開してなかったんだ〜!!!!!(2023.02.06の私)

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