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問題があるのは、その人の内側か。外側か。オレンジの椅子職人、松田薫。

病気は人の内側にある、外側にある生活に悪い影響を与える。だから、病気を治すことで、生活のしづらさを回復させるのだ。

と思い込みすぎているのかもしれない。

その人の持っている状況が、生活のしづらさに直結しているよう見えても

本当にその問題は、その人の内側にあるのか?と問うてみると

意外と、外側にあることも多いです。


呼吸状態の悪さから、気管切開を勧められていた子が

椅子を整えたら、呼吸状態が落ち着きました。

生まれつきの身体を受け入れながら育つキッズたちに必要なのは、最も身近な“環境”である椅子。椅子が整うと身体が動かせるようになったり、視線が広がったり、言葉が増えたり、やりたいことが増えたり、夢が膨らんだりする。それが、その後の人生をも変える、ことがある。


問題は、内側にあるのか、外側にあるのか。


オレンジが椅子屋さんをグループに持っているのは、それについて悩み続けたい、という想いからです。


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