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重症な子こそ、地域へ

重症な子こそ、地域へ
 ー光真坊浩史(ケアラボ立ち上げの時のアドバイザー)

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誰にでも生活に困る状態になるコトがあります、やってきます。朝は頭痛がして調子出ない、雪かきしんどい、旅行先で道に迷った、高校が遠くてさらに早起きしないといけなくなった、足腰痛むようになった、目がかすむ、近所の人とうまくやれない、一人暮らしになっちゃって心細い、避難場所が寒くて寝られない…などなど。

『ぼけたら施設入らなあかん』『家事ができんようになったら家にいる意味ない』…なんていう人に時々出会います。
ぼけたらダメ、できんようになったらダメ、…線を引くと、はみだす人が出ます。はみだす時が来ます。

ずっとはみださなくていい地域は作れませんか?それは誰もはみださなくていい…ってこと。

アウトリーチの重要性。『困った人は病院に来るだろう』という考えでは見えないものがある。現場に行くことで見えてくる。
医療が生活の中にやって来た。
それが在宅医療、保健室、つながる外来。
医療は謙虚に、でもニーズには確実に応えて生活を支えたい。

光真坊さんがオレンジでの勉強会でいつも仰っていること。それは『重症な子こそ地域へ』。
それは線を引くなら一番あっちに線を引けば全員こっち側に入るぞ…という発想ですね。

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写真は、ケアラボの立ち上げるまでに何度も。そして立ち上げてからも一歩一歩を踏みしめるように開催してきた、光真坊さんのレクチャー。

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