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自転車特訓

今日は誕生日だし、母の日も近いので母に一番感謝している事を書こうと思います。

私は小学四〜五年あたりまで自転車に乗れませんでした。友達にもしかして自転車乗れないの?と聞かれてもヘルメットかぶらなきゃいけないからと、無理矢理な理由でごまかしていました。

小ニより前に買ってもらっていただろう赤い自転車。補助輪ついたまま置きっぱなしだった記憶も残っています。
私は怖い思いをするくらいなら、このまま乗らなくてもいいと全くあせっていませんでした。

それを見かねた母から夜に自転車特訓しようという話になりました。

場所は自宅から離れた住宅街。
まっすぐで住民以外は入らないような道路で始まりました。
私は運動神経がいいわけでも勘いいわけでもなかったので、すぐに乗れるようにはなりませんでした。何回も練習しました。

乗れた期間にどれくらいかかったのか。
母に聞いておけばよかったのですが、忘れています。とりあえず2週間くらいにしときます。

最初に乗れた感覚も忘れてしまったのですが、
乗れた嬉しさと、母が喜んでくれた顔は覚えています。

自転車に乗れるようになってからは
友達と遠出できるようになりました。
でかいドブに落ちたり、店の駐車場から
歩道へバックしてきた車にひかれたりもしました。

高校生の時は自転車じゃなければ通えなかったので本当に乗れてよかったと思います。

大人になってからも近所の買い物、
入院中の母へのお見舞いにも自転車で行けました。

こう振り返ってみると人生の半分以上で自転車に乗っており、母に改めて感謝だなと思いました。
今住んでいるところは職場も地下鉄も近いですが、これからも自転車は乗り続けます。

先日、兄嫁から姪が自転車乗れるようになったと
動画付きで教えてもらいました。
3日で乗れるようになったそうです。
はえ。

おしまい。

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