くりぃむしちゅー上田さん

明日(月)の予約状況
まだまだ取れます(笑)

明後日(火)の予約状況
これまたまだまだ取れます(笑)

予想どおり連休前の土日は混みました(*^^*)
来てくださったお客様ありがとうございます!

さて、今オシャレイズム観てます

私は美容師としてクリームシチューの上田さんをお手本にしてます(笑)

美容師がお笑いの上田晋也さんをお手本??

私が思うに彼はゲストからの些細なコメントを拾い大きく膨らませることのできるプロだと思ってます

上田さんはトークの時、必ず相手が出来るだけ答えに迷いや苦労をしないように配慮した質問をするんですね

更にその答えを彼なりに膨らませてそれをトークに交えながら次の質問を考えてたりします

彼のすごい所はもうひとつあってゲストの回答が何言ってるかよくわからない時でも、それを視聴者に解りやすく伝える為に彼なりの解釈を大衆向けに解りやすく噛み砕いたコメントをしつつゲストに対して「◯◯◯ってことでしょ?!」と言い換えたりします

すなわち、ゲストがうまくトーク出来るように絶妙なアシストをしてくれるんですね

これによりゲストが口下手さんでも画面の向こうの視聴者にいろいろ伝わる&口下手でも軽快なトークをあたかもしているように写り栄えするカラクリなんですね(・ω・)

それが美容師とどう結び付くのか

口下手なお客様が、なりたい髪型を伝えたいけどどう伝えて良いかわからないとき、最小限の回答から答えを膨らませてカウンセリングして彼のように「◯◯◯ってことでしょ?!」と聞き返すことが出来ます

すなわち美容師として彼から学ぶものは一般的なトーク術ではなく、美容師とお客様との間で最初に交わされる髪型を決めるためのカンウセリングで使えるトーク術と言えるでしょう(*^^*)

上手い美容師ってなんですか?
技術がある人ですか?
私に技術があっても耳栓してたらお客様がどんな髪型にしたいのかディスカッション出来ず、技術を披露することさえ出来ません

まずお客様と髪型に対してのディスカッションにて「なるほど、こんな髪型にしたいと希望しているってことですね!」と理解出来て初めて技術を披露する場面になるわけです

すなわちハサミ技能の前にお客様が何を訴えているかを察知しなければ次の段階にすら進めないのです

そこで参考になるのが上田さんのトークなんですね(*^^*)

トークが苦手な人ってのは以下のようになりがちです
「何かスポーツとかしますか?」
「野球が好きですね」
「へー…野球好きなんですねー」
「…」
「…」
「…」

もーね、間が持たない(笑)

前述を上田方式に変えると
「何かスポーツとかしますか?」
「野球が好きですね」
「へー!それは昔少年野球とかやってたんですか?!それとも特定の好きな選手がいるとかあるんですか??」
「◯◯選手が好きで野球好きになりました」
「野球から入ったんではなくて選手から入ったんですか?!へー!何がきっかけで◯◯選手を好きになったんですか?!」
「昔友達が持っていた雑誌の表紙に◯◯選手が……

このように上田さんは口下手の相手がスムーズに尚且つ自己発信でありながらオートマチック的に長く話をしてくれるところまで持ってきます
(もちろん前述の例えはテレビ用であってリアルだとただのしつこい人になりかねませんが(笑))

これを美容師もカウンセリング時に真似するべきだと思うんですね

どんなに口下手なお客様だとしても、そのお客様が上手くスムーズにやりたい事をオートマチック的に話してくれるように方向付けしてあげることが大事だと思うんです

美容師は技能もさることながら
お客様がぼんやりと考えている髪型を察知して消去法でまとを絞り、絞った答えを膨らませて本人が何をしたかったかを明確にさせてあげること

明確になった髪型を再現するのに必要なのが技能です

すなわち上手な美容師とは技能の前に、まずお客様が何をしたいかを引き出すこと、その後引き出した答えをいかに膨らませることが出来るかということだと思うんです

どんなに技能があってもディスカッションする力がなければ技能を披露することなく全然話が噛み合わず希望と違う髪型になってしまいますからね(笑)

以上私の考える上手な美容師像の実態と上田さんへの尊敬を記す記事でした(笑)

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