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妻の起業のおはなし2

居宅介護支援事業所、立ち上げ後
1ヶ月後

さて、開業して1ヶ月経ちました。
前回のおはなしはこちら

ゼロベースからのスタートでは無かったので、
利用者の契約事とか、
ケアプランを全員分、
作成し直さなければならなかったので
妻は今月はかなり忙しそうにしてました。
又、電話等の対応もひっきりなしだったようです。
請求業務がまだ残っているので
来週には少し落ち着くと思います。

1.数字

ここで課題も見えてきました。
まず、妻は請求(利用者)する人数を把握していないのです。
この業界が長いので、今までは給料という形でもらってきたので
把握しなくても良かったのでしょうが、
経営者は必ず数字を把握する必要があります。
何ヶ月後にいくら入金があるのか?
それで給料は、いくら払わなければならないのか?
資金は、大丈夫か?

あるコンサルタントのユーチューブなどの動画を見ると、
事業相談に来た人に、必ず聞いています。
1ヶ月単位で、新規何件獲得したのか?
リピート率は、どれくらいなのか?

これって非常に大事です。
結構、答えられない人多いんですよね。
経営者は、
必ずこの数字を把握しなければなりません。
この数字を把握することによって、
どの様に今後の広告をするのか、
3ヶ月後の資金の状況はというのを見れないと、
曖昧な経営になってしまいます。

実は当社は、元々数字に弱い妻なので、実務は妻、
資金、経営、運営は私と分けてます。
経営と実務を分離してます。
因みに役員報酬は、私は一切もらってません。
会社勤めをしている事もあり、
経営の勉強だと思ってやっています。
なぜなら経験が役に立つからです。
私は、
1企業を経営する経験が勉強になると思っています。

2.配偶者の反対

でもどうでしょうか?
通常のご家庭ですと難しい場合もありますよね。
ご主人が非協力的とか、
又、逆にご主人が独立する時、 
妻が安定を求めて今の会社辞めないでとか。

私は妻が、独立したいと言った時、
1度は一人分の稼ぎしかできないので難しいんじじゃないと感じてました。

でも少し時間経って、この年齢になってくると、
社会にアウトプットする必要があるのではないかと思い
妻と一緒に起業して今に至ります。

多分、妻1人だったら立ち上げれなかったのかもしれません。

配偶者の独立問題ってどこにでもあるよなぁ、
と最近思ってます。

もし、あなたの夫、
妻が独立したいと言ったらどうしますか?

これは今後の見通し、
事業計画を現実的に話して相手に納得してもらう必要があります。
その為には、
必ず数字を把握をしなければなりません。
きっちりした事業計画を作って、 
相手を安心させる必要があります。
相談されて、 
即NG出すのはいかがなものかと思います。
少なくともお話しを聞いてあげましょう。

3.リスクヘッジ

こちらも大事です。
もし失敗して撤退する事もあるかもしれません。
もし、
利益が出なくて生活が成り立たない様な事があれば、
撤退する事もあります。
その時のことも少し考える必要があります。

起業する時はならべく、スモールスタートとその業種の経験が必要です。
妻の場合、
利用者を獲得しなければならないのですが、
介護の利用者の獲得には、
包括支援センターに営業が必要なのですが、
元々、そこの出身で人脈がある事が強みになっています。
テナントも借りず、自宅開業、当然車も自家用車、費用としてかかるのは事務用品とガソリン代だけです。

もし立ち行かなくなっても、
会社を畳んでサラリーに戻ることも可能です。

なるべく、
損失と生活苦にならないようにリスクヘッジしています。
創業融資を何百万も借りてません。
リスクを減らす事も大事です。
大きな賭けに出て、
失敗した経営者も見てきました。
経営に見栄は入りません。
いい車も、スーツも必要ないと思っています。
見栄で経営している訳では無いので。
如何に世の中に社会貢献、価値をアウトプットするのが重要です。
車や物にお金を使うくらいなら、事業に投資した方がいいと思っています。

最後に、もし配偶者が独立したいと相談してきたら、話しを聞いてあげましょう。
即NGは、ダメです。
なぜなら、会社勤めが安定しているとは言えない時代になってきたからです。
終身雇用の考えは既に崩壊しているし、その人が自分らしく生きていけるような生活が可能になってきたのかもしれません。

それでも、話し合いにならないなら、
第3者に相談するのもありです。

その様な相談事は、ぜひご相談してください。
ご相談に乗ります。

社会、経営を知らない妻が独立したいとか
独立したいけど、
妻に反対されたなど
この様な問題は、
どの家庭にも起こる問題、
課題では無いかと思っています。

この様な問題が起きたなら、是非是非、
お気軽にご相談ください。
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それでは、
皆様方のそれぞれの人生にハッピーを!

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