他人は自分の思うようには動いてくれない。こうしてくれるんじゃないかと期待するから、そうしてもらえなかったときにがっかりすることになる。人に多くを求めすぎないようにしたほうがいい。

こんな言葉をどこかで読んだことがある。

確かに、その通りだ。私は期待しすぎていて、それを満たしてもらえないからイライラしたのかもしれない。初めから期待せずに全部自分一人でやればよかったのかもしれない。中途半端に任せたから、向こうも中途半端に引き受けて、ミスが発生したし、私もそれには今日まで気が付かなかった。正直なところ、自分が一人で作業してチェックしていたら起こっていなかったようなものだった。これは、任せた私のミスだ。

でも。やっぱり人を信じない生き方は嫌だと思う自分がいる。性善説を100％信じているわけではないけれど。せっかく縁があって一緒に仕事や活動をすることになったのだから、やっつけ仕事でとりあえず終わらせるのではなくて、一緒に少しでもよいものにしようと取り組めるのが理想だ。その間には信頼関係があって、相手の期待に応えたいとお互いに思える関係でありたいと願う。甘いと言われるかもしれないけれど、私と組んだことで相手もそう思ってくれるようにまたがんばろう。