こんなCMやってますね。

自分の学生時代を振り返ると、特別なことが何かあったかって言ったらそうでもない。中学・高校のときは勉強して、部活がんばって。大学生になったら勉強して、バイトして、留学して、就職に向けて勉強して。そんな生活。でも、その何でもない日々が青春だったと言えるのかもなぁって、今となっては思える。その時その時にいろんなことはあったけれど、仲間には恵まれてたくさんの人に助けられて、今の自分があるなって思います。

一番の後悔は、キラキラした恋愛をしたかったなーってことくらい。テレビやマンガで見るようなドキドキするようなことしたかったなーって。でも当時の自分を振り返れば、自分に全く自信がなくて、ただただ自分の思いは胸に秘めているだけだった。好きな人、憧れる人はいたけれど、それだけで精一杯だった。この先、一生恋人なんてできないんじゃないかとかって本当に思っていたし、それも仕方ないって思っていた。

だけど今となってはそれはそれでよかったというか。自信がないなりに、その時の自分にできることをそれなりに一生懸命やってきたおかげで、夢見ていた仕事に就けて今がある。学生時代にいろいろ積み重ねてきて、仕事でもそれなりの経験を積んで、自分なりの考えとかやり方とかいろんなことが定まってきた。そんな自分に少しは自信を持てるようになっているし、他の人に比べたら遅かったけれど大人になってから素敵な出会いがあって、自分の存在を受け止めてくれる人に出会うことができたから、私の人生それだけでもう十分だなって思います。

青春は、もう戻らないらしい。学生時代の自分と同じようにキラキラすることはできないのかもしれない。でも、今生きているこの時代を一生懸命生きて、必死になって流している汗が光っているくらいが、ちょうどいいのかもしれない。