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α7Ⅲ用(Eマウント)の広角ズームレンズまとめ

さてSONY Eマウントの広角ズームレンズ、F2.8通しとなると今までは純正のお高いG MASTERしかありませんでしたが、ここにきて選択肢が増えてきましたね。

そこで各レンズについて個人的な見解を書いて、考えを整理しようと思います。

各社コンセプトが明確なので、目的に合わせて選べば悩まないはずなんですけどね、SIGMA Art初のフルサイズミラーレス専用設計なんて言われるととても惹かれる反面、利便性の面で幸せになれるのはTAMRONなんだろうなぁといろいろと悩んでます。

ではさっそく。

SONY SEL1635GM

〜 G MASTERのブランド力と純正の安心感 〜

なんと言っても純正ならではの安心感があります。
デジタル一眼のレンズってただ付ければ使えるといった部品ではなくて、電子接点を備えた電子機器なんです。AFや絞り、レンズ情報などをボディとやり取りしています。
SONYは規格の基本仕様をライセンス契約したメーカーに対しての無償開示しているので、サードパーティのレンズメーカーと比較的相性がいいのですが、例えばCanonでSIGMAのレンズを使うとAFが合わないという声をたまに聞いたりします。
SONYから出ているレンズならAFの速度から精度、今後の対応など、安心して使う事ができます。

2017年7月28日発売

フォーカス:AF/MF
焦点距離:16〜35mm
開放F値:F2.8
最小絞り:F22
レンズ構成:13群16枚
絞り羽根枚数:11枚
最短撮影距離:0.28m
最大撮影倍率:0.19
最大径x長さ:88.5mm×121.6mm
フィルター径:82mm
重量:680g
*✻:: レビュー・作例 ::✻*
PHOTO YODOBASHI
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SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

〜 描写重視で本体の質感も高い 〜

型名の“DG DN”の“DN”はミラーレスカメラ専用に開発したことを意味します。
(DGはフルサイズを意味します)
今までSIGMAは一眼レフ用の“DG HSM”をミラーレスに流用していました。
一眼レフとミラーレスではフランジバックが異なり、無駄に長くなる上にミラーレスの利点を活かしていないことになりますが、ここにきてようやくミラーレスに最適化した新設計のレンズが出てきました。

何より描写重視でただでさえ大きく重いSIGMAなので、ショートフランジバックの特性を活かし、(これでも)軽く小さくなったのは嬉しいところ。
なお、出玉なのでフィルターは付けられません。

2019年8月23日発売

フォーカス:AF/MF
焦点距離:14〜24mm
開放F値:F2.8
最小絞り:F22
レンズ構成:13群18枚
絞り羽根枚数:11枚
最短撮影距離:0.28m
最大撮影倍率:1:7.3
最大径x長さ:85mm×131mm
フィルター径:--
重量:795g
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TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)

〜 利便性重視で価格控えめ 〜

軽量小型で価格控えめ、それでいて写りがいいと、標準ズームでも人気があったTAMRON。
標準ズームに続いてこれもコスパ最強との呼び名が高いですね。
これ、利便性のための割り切り方がいいんです。
あえて無理をせず17-28mmとズームのレンジを狭め、素材にも積極的にプラスチックを使うことで軽量小型を実現。
さらに寄れます。テーブルショットなんかにも良さそうですね。
テレ端の28mmというとiPhone5〜Xと同じ、スマホで馴染んだ画角ですね。ギリ標準レンズとしても使え、ほんと使い勝手をよく考えてます。

2019年7月25日発売

フォーカス:AF/MF
焦点距離:17〜28mm
開放F値:F2.8
最小絞り:F22
レンズ構成:11群13枚
絞り羽根枚数:9枚
最短撮影距離:0.19m
最大撮影倍率:1:5.2
最大径x長さ:73mm×99mm
フィルター径:67mm
重量:420g
*✻:: レビュー・作例 ::✻*
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