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「ただしさに殺されないために〜声なき者への社会論」を読んで思い出したこと

「ただしさに殺されないために〜声なき者への社会論」を読みました。

なぜか昔花見の場所取りをしたことを思い出しました。


名所だったため早朝からでは間に合わないと判断し、
前日から場所取りをしました。メンバーは私を含めて男3人。

初春の夜は予想よりずっと寒く、持参した防寒着では到底足りません。
ゴザをかき集めて男3人文字通り身を寄せ合って寒さを凌ぎます。

一向に時間は過ぎません。雑談をする余力もなく無言。

止まない雨と明けない夜はないと言いますが、
あの日だけは信じることができませんでした。

日の出の時刻よりずっと前に東の空はうっすらと明るくなりました。

安堵。

皆が集まるころには疲労困憊。
温かいココアと肉巻きおにぎりが美味しかったです。

そんな思い出。

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