見出し画像

彼女の背中はいつも。

彼女はいつも笑っていた。
彼女はいつも完璧に見えた。
彼女はいつも真剣だった。

こんな人になりたいと思った。
こんな人にはなれないと思った。
じぶんと比べるまでもない、彼女の強さをただ知りたいと思った。
でもわたしは臆病だったから、自分から彼女に近づけなかった。

彼女は確かにいつも笑っていた。
彼女は知れば知るほど完璧だと思った。
彼女の芯の強さは、
真剣に面白がるところからきていると思った。

けれど、
彼女の背中はいつも、少しだけさみしかった。

**

昨日、2019年6月6日で、くりこさんは30歳になった。
くりこさんは、一緒に共同マガジン「ペチカ」を運営している女性で、
ほぼ日の塾で出会ったお友だちの1人だ。

来たる本日、くりこさん生誕祭が行われるみたいなので、
くりこさん好き同盟の方々は、ぜひお越しください。
わたしはいけないけれど、魂はそっちに行くよ。へへ。
くりこみくじ、やりたい。
詳しい情報はこちらよりどうぞ。

くりこさんとはじめて話したのは、2回目の課題の講評の日だったかな。
その前にも課題でくりこさんのことを知っていたし、
実はSNSでちらりと見かけていて、
わたしと同じようにコピーライターの人もほぼ日の塾にいるんだって思った。
SNSは便利すぎて、TLを覗くだけでくりこさんを知ったように感じていた。
だけど、実際に会ってくりこさんとお話した時の衝撃ったらない。
なんだろうね。あんまり、言葉でうまく言えないんだけど。

いつだって、ほんとうのことや、
ぐわっときたときの思いとかは言葉で伝えられない。
それが悔しいけど、じぶんの中で正しい気もしている。

30歳。あと5年後。わたしはどうなっているかな。
あと5年後、くりこさんはどんな人になっているだろう。
いつだってまっすぐなくりこさん、
たまには、だらけちゃってもいいんだよって、
くりこさんのお家でティッシュ使い放題って言われてホッとしたみたいに、わたしもくりこさんに少しでもホッとしてもらえる「場」をつくってあげたいなって、今できるのは、ペチカなのかなって、そう思ったよ。
うーん。
なんかトンチンカンなことばかり書いているけど、許してね。

くりこさん、お誕生日おめでとうね。
あなたの背中はいつもさみしくて、いつもあたたかい。



あ〜、東京行きたくなってきたな、会いたいなあ。

サポートの意味があまりわかっていませんが、もしサポートしていただいたら、詩集をだすためにつかったり、写真のフィルム代にとんでゆきます。