2019ねん6月の月記

とても唐突かつ仮だが、日記ではなく「月記」というものをやってみる。

知ったのは株式会社LIGのこのコラムだ。

正直、日記みたいに毎日書くことがとても苦手なので、淡々とつぶやきみたいに積み重なるとおもしろいなあと思ったのが理由である。日記じゃないので、思いついた時にこのノートを編集して増やしていく。月が終わった頃にはなにかしらコンテンツが増えてる(はず)。じゃあツイッターでいいじゃんと言われるかもしれないが、そうではないやりかたをnoteでためしたいと思ったからだ。なんでもかんでも、思った瞬間にその思いを忘れてしまうじぶんにとっては好都合だろう。

会社の先輩とレイトショーで「アベンジャーズ:エンドゲーム」を観てきた。
アベンジャーズについてはミリ知らだったので、はからずしも終わりからはじまったのだけれど、何も知らなくても映画って面白いようになっているなあと思った。ワクワクしたし、悲しくなったし、ハッピーになった。たぶん、アベンジャーズというコンテンツ自体が強いんだろうね。それにしても、ヒーローってこんなにいるんだね。みんなつよくてまっすぐで、かっこよかった。
えーっと、とりあえずアベンジャーズを手っ取り早く知るためにまず何から観ればいいですか。やっぱりアイアンマンですかね。

ちゃんと鏡をみて化粧をしたはずなんだけど、後頭部の寝癖が大爆発していた。
いま電車の中なんだけど、はやくなおしたい。直すって言っても、髪の毛を水で濡らして手ぐしでぐわってする術しかもってないんだけど。うう、恥ずかしい。

6月14日/2つ下の後輩女子3人とランチ。
会社から徒歩2分の距離。メイン・サラダ・スープ・ドリンク・デザートがついて900円。やすい。わたしはカレーをチョイス。

この歳になると年の差とかほんとに関係ないなって思う。先輩はわたしだけだったんだけど、ほんとに気兼ねなく話せて、友達みたいな、同期みたいな距離感で話せる後輩を持ったことを心から嬉しく思う。ぎゃいぎゃい笑ってたら1時間あっという間だった。またご飯行きたいなあ。

2ヶ月ぶりに美容院にいった。
半年前から通っている美容院で、東京に行ってしまった友達の紹介で行き始めたのだけれど、担当してくれるスタイリストさんの雰囲気が適当でいい。春にいった時は花粉症が辛そうだったけど、今回きたら冷房が寒いと文句を言っていた。「こばやしさん、冷房あたって寒いよね?席空いたら変えてもらお〜」と言って席を途中で移動したのだが、正直言うとそこまで寒くなかったので、スタイリストさんが寒かったのかなと思った。
で、前髪を一年ぶりに復活させた。視界、良好!清潔感、マシマシ!夏がやってきたぜ!ってなったから前髪は最高。しかも前髪を作っただけで心なしか若返ったので最高。人間は必ず老いるもので、そう考えると今の私がいつだって一番かわいいはずなので、私は過去にすがることをあきらめて今を生きるよ。

「生理ちゃん」と「#NoBagForMe」の差はなんだ?
#NoBagForMeが炎上しているらしい 。わたしはShe isを日夜読み漁っている人間なので、リリース前からilluminateのことを知っていたし、このプロジェクトのことも知っていた。すべてのひとに選択肢を。それは生理用品だけを言っているのではなく、また女性にだけフォーカスしているのでないことは火を見るより明らか。わたしはこのプロジェクトには大いに賛成だし、もっとやれってめっちゃ思っている。というか純粋にかわいいパッケージデザインがすきなのだ。
もちろん「紙袋は必要だ」ってひとを、プロジェクトが、ましてやハヤカワ五味さんが否定しているわけでもない。だから不思議だ。この試みに、みんながタブーだと思っている生理や女性のからだについて、避難するひとはどんなひとなんだろう?
それでいて、同じように生理を扱う漫画「ツキイチ!生理ちゃん」には共感と賞賛の声が上がっている。プロダクトとコンテンツには違いがあるかもしれないけど、根本的にあつかっているテーマは同じはずだ。まさかとは思うが、主語が違う、話者がちがうだけで周りの反応が違うのだとしたら?そうなるととうとう意味がわからないな。
なんか消化しきれないモヤモヤが残ったのでここに書いた。考えていることは人それぞれ、はい、そうですよね。わかってます。わたしの考えはここに記しておきますので。これに反論するのもしないのも自由です。
でもさ。こんなにも多様化が叫ばれている時代なのだし、どんなリリースに対しても並行であってくれよ、日本。

気になる本。「82年生まれ、キム・ジヨン」
本屋で平積みされてて、これは、と思ったけどなんとなく素通りしてしまった。この記事を読んで、ああ、読みたい、読みたいという気持ちがむくむくと。

昔から疑問に思っていたことが、さいきんようやく取り上げられているな、と感じる。性について、女と男について、差別について、格差について。日本だけでなく世界的に問題視されてるハラスメントについて。いままで声を大きくしなかった、また、できなかったのは、それに相応する拡声器が必要だったし、その場で共感し、ともに声を上げる人間がみえなかったからだと思う。そう思うとSNSは素晴らしいよな。

話はかわるが、今日、セクハラしてきた人間が夢に出てきた。夢の中でなんどもやめろと言った。嫌な夢だった。けれど、現実世界のわたしは、ハラスメント行為をされたときに、やめてと声を荒げることができなかった。ただ恐怖の前に屈し、ふるえていただけだった。だから、あんなにも恐ろしい行為をされながら、涙を流しながら、やめろと言った夢の中のわたしは勇敢ですばらしく、うつくしいと感じる。いまなら、ふるえて呼吸もままならない自分を、わたしは抱きしめることができる。
いまに見てろよ、わたしは、ぜったいにしあわせになってみせる。
わたしの人生を、お前みたいなやつに支配されてたまるか。

むれない下着がほしい。
かわいい下着、ぜったいむれる。汗かく。かぜひく。

夜の散歩、最強説。
すきな人の家に泊まるみちの途中、すこし遠回りしてコンビニに寄る。チョコミントのアイスを買って歩きながら食べる、夜風が涼しい。BGMはもちろん、きのこ帝国の「クロノスタシス」。
もう夏だね、夜は涼しくていいね、とか。あのひと、さいきん恋してるね、みたいな噂話に花を咲かせたりとか。お笑い芸人のモノマネをいちいちひろって返すこととか。そういうのひとつひとつがつめこまれてて、ああ、なんかいいな。
夜景の見えるディナーよりも、高級なプレゼントよりも、こういった日常を構築していくこと、それがわたしのしあわせにつながるんだろうなあ、と改めて。夏の夜の散歩+アイス+好きな人=最強。

感情の浮き沈みがはげしい。
よろこんだと思ったら、すぐに急降下する。爆笑したつぎの瞬間には泣いている。わたしの感情はどうなっているのか、それを見極めることすらじぶんでは困難で、詩も写真も没頭できない、これは甘えなのかもしれないけれど。ずっと胸がもやもやざわざわしてる。映画「おおかみこどもの雨と雪」みたいに、「たこやきみっつ、たこみっつ」と胸をとんとん叩くと、いくらか落ち着く。これは効果的だ。
きょうの夢も、ひたすらに大きな声で叫び続ける夢をみた。起きたら喉がカラカラだった、眠りながら叫んでいたのか?ありえない。
パソコンで調べてみてもよくわからない。双極性障害だとか、パーソナリティ障害とか、名前が多すぎて自分の属するものがわからない。
月曜日、メンタルクリニックに行った、一ヶ月ぶりだった。安定の5分診察。薬は6種類から3種類に減った。睡眠導入剤は飲まなくて良くなったし、抗精神薬も4分の1の分量になった。薬はいきなりやめるのも負担がかかるらしい。
最近、わたしの病気はいつからはじまったのだろうと思う。うまくこの性格と付き合っていかなきゃならない。わたしの人生をつくるのはわたししかいないのだから。

朝起きてツイッターをみたら、炎上してた。
制作のアカウントではなく、精神疾患についてのアカウントで、質問箱とよばれるサービスから匿名で誹謗中傷された。あなたはHSPかどうか違和感を覚える、トラウマを抱えたただの神経質なひとでは?とか、遠回しにあなたの思考は傲慢でおそろしいものですよとか。すごく落ち込んだ。じぶんの呟きでこんなにもひとを不快にしてしまったことに自責の念を感じていた。それでもおなじ界隈のフォロワーがやさしくて、あなたは止める必要がない、つぶやきは自由なのだからと諭してくれた。心底救いだった。
SNSにしても、メールや電話にしても対面にしても、発言は気をつけようとも思った。他人を嫌な気持ちにさせるだけでなく、じぶんじしんが傷つくから。
それにしても、うるせえな、である。

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